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[マテウスの視線にも、微笑を浮かべた表情は変わらない。
ただ、朱色の眸は何かを求めるように危険な光を浮かべている]
こんな嘘、危険すぎてついたりなんかしませんよ。
[伸ばされた手に笑みを深めて、握手をするようにマテウスの手に水晶を乗せた]
それ、私が作った道具なんです。
此れと対になってまして、離れてても会話ができるんですよ。
[手を放したあと、懐から銀の鎖がついた同じ形の水晶を見せる]
―大祭会場・出店付近―
先程知り合った。
[エーリッヒやナタルにベッティを紹介しようとしたが、しっかり発音できるか怪しかったので目を向けるだけ]
そちらは?
[ナタルの影に隠れた少女や、ベッティと親しげな少女をそれぞれ見遣る。
矢張り相手の見た目が幼い為か、動揺は見えない]
[声を掛け降りてくるベッティにニコニコと笑みを浮かべ]
やぁ、ベッティ。さっき振り(にこにこ
いや、ナタルさん以外は今知り合ったばかりだね
あ、こっちのこっちの女っぽいのがナタルさんな(にこにこ
[そう言いつつ、顔は変わらず満面の笑み]
……さて、ベッティ
氷柱を作る作業に戻ろうか
[変わらず満面の笑みで、ベッティの肩に手を置く
逃げようとすれば襟首掴むことだろう]
ふふ、そういってもらえると嬉しいですね。
私は物に力を吹き込むのが好きですから……
[だから秘宝が気になるのだと、暗に告げて。
同じように水晶を懐へと戻す。
水晶の力は壊れるまで途切れることはない。
距離もなにも関係なく、伝えたい言葉をきちんと相手に伝えてくれる道具だった。
とはいえ口に出さない思いは伝わることはない]
お姉さん、ありがとう。
エーリッヒちゃん、これ、もらうね。
[自分の分の代金をナタルが支払ってくれたのを見てから、果物の蜂蜜漬けに手を伸ばし。
自分なりの儀式の解釈をナタルに肯定してもらうと、そうなんだ、と楽しみにしていることを隠すこともなくにこにことした。
黒江がこちらに視線を向けたのに気付くと、ナタルの影に隠れたまま顔だけおそるおそる見せた。]
え、と。えと…私、ビーチェ。
─大祭会場・出店前─
おっすでっけーわんこだな!ん?
………や、気のせいか。
[あたいは喋る犬に近づいてみたんだけど、何となくー嫌な感じを覚えて微妙な顔して首をかしげたのさ。んでも別にこいつは火炎じゃねぇんだし、きっと”きゆう”だか”むしのしらせ”って奴だろうと思って気にしない事にした。
どっかで見たことあっても、サイズが違ってて気づきゃしねぇのさ。]
あたいはベッティだ。氷片の妖精なんだぜ。
宜しくなエーリッヒ!
[もふもふしてるのは嫌いじゃねぇから、あたいはひやりとした手でもふっと撫でてみたのさ。]
んあ、始めましてだな、多分!
[記憶にねぇから始めましてだと思ったあたいは、知らない金髪の奴>>32にも手を振ってまとめて挨拶したのさ。]
以前、一度だけ大祭に参じたことがある。
だが、その時とは、妖精界も変わったな。
[ゼルギウスの言葉に、目を細めて]
そういえば、以前は秘宝を直接目にすることが敵わず残念な思いをしたのだが、ゼルギウス殿は、見たことがおありか?
/*
秘宝の力、か。ほむほむ。
じゃあ狂信者COがあるとしても、早くて一日目後半、遅かったらいつになるかわからない、と。
ち、ちが…わるいとか、そーゆーのじゃ、なくて…
私のまわり、お姉ちゃんしか、いないから、その…
あ、あの、ごめん、なさい…
[あまり接したことがない為男の人自体が苦手ということが上手く説明できず、おろおろとナタルと黒江を見て。
こんな態度じゃ黒江に失礼だと言う事はわかっているのでおそるおそる謝った。]
─大祭会場・出店付近─
……ああ、リディの知り合いなのか。
ぼくは、ナタル。極光の地の舞手。
どうぞよろしく、ベッティ。
[リディとベッティ、それぞれの言葉から初対面、と理解して、名乗りを返す。
氷破の気は、住まう土地柄親しくもあり。
その感触に、僅かに紫は細められた]
ああ、前にいらっしゃったことがあるのですね。
おや、そんなに変わりましたか?
[あまり変化が無いように感じられる妖精界だと思っているから、マテウス>>41に不思議そうに首をかしげ]
私は、前回の祭で目にすることができましたよ。
たしかにあれは秘宝と呼ぶにふさわしいと思いましたねえ……
マテウスさんも、今回の祭で秘宝が見れるといいですね。
[にこにこと笑みを浮かべたまま、思い出すように言葉を返し]
まあ、せっかくの大祭にいらしたのですから、精一杯楽しんでくださいね。
あとしばらくしたら月の玉座で儀式が始まるようですし。
見逃したらもったいないですよ。
それじゃあ、私はそろそろ行きますね。
また後でお会いしましょう。
[少しばかり話し込んでしまって、立ち話につき合わせたことを軽く謝りながらひらりと手を振って別れを告げた]
─大祭会場・出店前─
[もう一人、ちまいのが居たけどもう一人の影に隠れたもんだから、あたいはもふりつつじーっと気になって見ていたりしたのだけど。
リッキーがいい笑顔だったんで、あたいもやふーといい笑顔になったのさ。]
おう、さっきぶりだな!
ふんふん、そっちの奴がナタル、なんだな。
[紹介してくれたんで、あたいはふんふん頷いて女っぽい奴も見てたんだけど、リッキーの笑顔がどっかで見たことある気がして、ぎぎぎともう一回リッキーを振り返ったのさ。]
リッキー、その笑いっぷりはあたいどっかで見たことあるんだぞ。
………はっ。
[それがついちょっと前、ゼラニウムがしてた笑顔と同じ物だと気づくのと、氷柱云々リッキーが言って、”りすとら”宜しく肩叩かれたのは同じくらいだったと思う。]
わっ、すれって、たっ!!
[逃げようと回れ右したけれど、襟首はしっかり掴まれたのさ。]
いやぁあああ!はーなーせー!!おじひをー!!
べってぃ…?
[あまりにおろおろし過ぎていて、リディとベッティの会話は聞こえておらず。
ナタルがベッティに挨拶するのを聞いてようやく空から降りたもう一人の女の人の名を知って。]
ベッティお姉さん。
リディお姉さんの、お友達なの?
私ね、ビーチェって、いうの。
[まだナタルの影に隠れたまま、ベッティににこっと微笑んだ。]
─大祭会場・出店前─
うんー、食べて食べてー。
[蜂蜜漬けをベアトリーチェ>>39に渡して、にこにことその様子を見遣った]
わふっ?
ベッティだねぇ。
よろしくだよー。
[首を傾げたベッティ>>40と同じ方向に首をこてりと傾げる。
気のせいと言うようなのでそれ以降は気にしないことに。
名乗られたなら確認するように繰り返して、しぱたと渦巻き尻尾を振った]
ひゃー、つめたぁい。
[ひんやりとした手はもふもふには心地よいくらいで。
わふわふ言いながらベッティに撫でられた。
次いで為されたベッティとリディのやり取りには、疑問符を浮かべながら首を傾げる訳*だが*]
[マテウスが眸を細めた意味は解らなくてゆるく首をかしげ。
まさか「変わった」と評されたのが協力を申し出た自分の存在ゆえだとは思いもせず]
それじゃあ、あとの打ち合わせは水晶を通してってことで。
貴方の目的も、教えられるようになったら、教えてくれると嬉しいですね。
[小さく笑って、ひらひらと手を振って離れる。
地底の国の者が何かやらかそうとしてるのに、止めるどころか手を貸すのは、妖精界に住まうものとしては間違っているのだろうけれど。
己の目的を第一とするのなら正しいことなのだから、水精はなにも気にせず、己の望みを追及するのだった]
そうか、それは楽しみだ。
ああ、いずれまた。
[一つ所に留まらぬは流水の性だろう。手を振り、離れているゼルギウスに、会釈を返して見送る]
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