ははは、心がけます。[解放されることで呼吸も楽になった。クレメンスの言う所の「元気な笑顔」を心がけながら、男前との言葉には満更でも無さそうだ]…え、熱?[いつもより引き締めた表情で顎に親指と人差し指を当てていた所に、アーベルの呟きが耳に入ってくる。慌ててナターリエに目を向けた]具合悪いのに、食事なんか用意してくれようとしてたのか?無理するなよ…チーズケーキだって別に、我慢できる。子供じゃないんだ。あんたの体の方が大事だ、シスター。