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[小さく響いたくしゃみを聞きとめて、外を見ると、
背の高い男と金の髪の少女の、
それはなんて幻想的で、背筋の寒い一枚絵。
声をかけるのが恐ろしくて、
けれども声をかけて、
何かの序幕のような光景に、
強引に幕を下ろしてしまいたかった。]
ベアトリーチェ、アーベル、
そこは冷えませんか?
中に入るといいですよ。
もうすぐご飯もできるみたいです!
[邪気のない微笑を浮かべて、つとめてにこやかに]
そういえば、ギュンターさんに話は聞いたかい?
[聞いた話をナターリエに話す]
[ギュンターがしきりに恐れている事。即ち、人狼に食べられようとしているという事、そのギュンターの運命は逃れ得ない事。人狼は人を食べるという事。武器をとり、誰かを殺せという事。人狼の血が、今甦っているという事……ギュンターの言葉は、まるで誰かに操られているかのように、何処か恐怖に満ち同じ反応を返していた。]
神がつくった箱庭の中、甦っているのは太古に語られた人狼…だという。神がこの箱庭を創ったのだとしたら、私達はきっと試練を課され、試されているのだろうね。
…あ…泥が…。ごめんなさい。
[素足で外に出ていたものだから、足が泥まみれなのに気づく]
[長椅子や、オトフリートの服を汚しはしなかったか]
[きょろきょろして]
[鋭い爪がクレメンスの指先を覆っているが、ナターリエを傷つける事はない。]
ナターリエの眸は、金色をしている。
満月の色よりもより強い色。
神聖なる色をしているよ。
[二人も急に倒れるとは…と呟くと少し視線を遠くに、考える顔付きになったが]
外は、寒いです。あまりお勧めはしませんね。
それより――
[イレーネのエプロンを見て]
今日は料理という名の魔法を?
[オトフリートの言葉に、彼もまたクレメンスの知り合いなのだと思い]
外に・・・行こう、かな。あたしも。
[ハンスに肩をすくめられても、どうしていいか分からなかった。
さっきの話は・・・どうせみんなに伝わるだろう。ギュンターからも他からも。もしかしたらもう既に。
ハンスが声をかけて、初めてアーベルとベアトリーチェに気が付く。月光が2人を照らしていた]
もう、出来てる、の。ごはん。パンケーキを、多めに作ったから・・・。
…聞いていません。
わたくしたちに神が試練をお与えになったならば、神はわたくしたちをedenへとつれていってくれるのでしょうか。
人を殺めろ、など。
神が…おっしゃるのでしょうか…?
人狼など、御伽噺では、ないのですか…?
[fatherへと問いかける。
その言葉は熱に浮かされるように]
外・・・寒いの?
[そういえばここは、いつでも不思議なくらい温暖な、丁度良い気候だ。
オトフリートの視線で、エプロンに気付き外す。今の自分には本当に落ち着きがないのだと考えながら]
・・・あたし料理、下手よ。作るのは早いけど。
[落ち着いてきたらしいエルザの様子にホッとするものの。
先程の遣り取りはまだ...の中でもグルグルと渦巻いていて。
どうしても真っ直ぐに彼女の方を見れない。
軽く俯き、視線は床へと落ちたまま]
[次々と聞こえてくる声にも、顔を上げることが出来なかった]
神父様…?
[i take notice of his unguis.
like, -- knife?
気づいたとき、神父様の爪はまるでナイフのように見える。
but i'm not fear 'cause 'he' is 'family'
それでも。家族だから、彼だから。こわいなんておもわなくて]
―広間―
[僕の嫌いな厄介事の気配がその喧騒から予想できたにも関わらず、広間へと向かったのは空腹の所為に他ならなかった。思えばここ二日程殆ど何か口にした記憶が無い。]
今晩和。
・・・・や、如何なされました?
[広間の扉を開け、何時ものように浮かべた笑みは、長椅子に横たわるかつての歌姫とそれを囲むように集まる人々を前に気遣うような表情へと移る。]
ん……。
[不意に飛び込んできた、他者の声。
振り返った先には、ハンスの姿。
微笑みつつ、どこか、脅えたような様子に。
向ける瞳には、刹那、鋭さが宿ったか。
それを見抜くには、それなりの経験が必要だろうが]
ああ。確かに、冷えるな。
[今更のように呟けば、更にかかる、声]
……はい、はい、と。
そろそろ、中、戻るか?
うん、よるはくらくて、ちょっとさむい。
でも、ひとりぼっちじゃないよ。
[ぎゅうとアーベルに抱きついた、細い腕は少しひんやりとして。
中から聞こえた声に、振り向いてお日様のような笑顔を見せる。]
ごはんたべよ?
[ぱたぱたと、たのしげに中へと。]
ナターリエ、私達の神は契約の神。
神の愛は万人に広がれど、神はまた私達を試される。
アブラハムは神から息子を殺せと言われた。
神は、私達を試している。
私達は、楽園を二度と追い出されぬ為に、神に伏し、神を信じ、神の愛を疑ってはいけない。
神に仕えるとは、そういう事なのだよ。
[クレメンスはナターリエの手をとり、頬にあてて呟く。ナターリエの手は、まだまだ熱い。]
ええ…それに、今は温かい料理をとる事が先でしょう。
[寒いの、というイレーネの問いに。
先程の壁の外の景色、そしてエルザの身体の冷たさを考え言ってしまった事に気付いたが、それは言わず。]
……やれやれ。
元気なもんだ。
[抱きついたかと思えば走って行く少女に、嘆息しつつ立ち上がり。
ぐしゃ、と前髪をかき上げる]
……ひとりぼっちじゃない……か。
[呟いて。
左手が掴むのは、銀のロザリオ。
蒼い瞳が月に向けられ、唇が何かを呟くように、動く]
[ハンスの言葉に、しばし考えるような仕草をして]
・・・・・・食べ・・・うん。食べ・・・る。
[考えている仕草の割りに、答えは上の空のよう。迷いがあるのだろうか]
外、どうなってた?
[みんなに食事の用意をしながら、先ほどまで外にいたであろう人たちに尋ねる。
新しく入ってきた金髪の青年に気付き]
・・・こんばんは。今、みんなでごはんを食べるところ。
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