――…蛍(ケイ)。
キミは空に憧れる蛹でもない。
仄かで儚げな灯火を身に宿らせふわりと空を舞う、蛍(ホタル)。
人の目を惹きつけて止まぬそんなキミだから
ボクはキミから目が離せないんだろうね。
自由なキミを縛れない事は重々承知しているけれど
少し頼まれてくれないかな。
[薄暗い部屋でいつか>>0:410の返事をしながら
手招きに応じてくれた蛍子>>31ににこりと嬉しそうな笑みを向ける]
ちょっと、これ、撫でてやってくれないか?
[ふらふらな春の頭を視線で示し]
蛍が撫でれば、回復するかもしれないから。
[悪びれなくそんな事をいってみせた]