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― 1F校舎入り口 ―
[窓ガラスについては高峰も予想外だったようす。
けれど桜子が呆然としてる間にもなんだかんだと確認していたらしい高峰は一つ息をついてから桜子の肩を叩き]
ひゃっ?! あ、す、すみません……
そ、そうですよね、こんなとこで呆けてる場合じゃないですよね……
[驚いて発した声を聞いて苦笑する高峰を見れば、あうう、と羞恥にうなだれ。
窓ガラスについてはもしかしたら、1Fは昨今の不安定な社会情勢と過激な犯罪者対策かもしれない、などというもっともらしい言葉で、そうか、防弾ガラスという可能性も!と思い至り。
それが事実かどうかは別としそれなら納得できる、という防衛本能だった]
─保健室─
それは違うと思うけどなぁ。
…多分森君は、私だけだと余計な気をつかうと思う。
[それは1年の時の自分の行動のせいで。
その行動を選んだことは後悔していないし、森へ告げた言葉通り結局3年の今まで誰とも付き合わずに演劇一筋だった。
だからこそ、後ろめたいことはないはずだけど、それでも。
振った者と、振られた者。その構図には変わりない。
どうしたの、と問われれば、言葉が上手く出てこなくて。]
…なんでもない。
でも、ゆー君。
なんかこの状況、変だよ。
[まっすぐな瞳は、ただ不安の色に染まったままで幼馴染の姿を*映していた。*]
― 1F入り口 ―
[呆けた状態からもどってきた桜子へと高峰がつげる言葉に一度またたき]
え、でも先輩が他の場所確認しに行くのに、私だけパソコン室にもどるのは……
なんか、へんなことになってるみたいですし一人は危険ですよっ
[安全――と言えるのかどうかは解らないが、人がいるのが確実なパソコン室へと返そうとするのには首を振って。
高峰がしかたがないというように許可を出すのをみて、小さく笑みを浮かべて、その後をついて回るのだった**]
……そうだよ、現実だよ。
現実なのに、ゲームみたいなことが起きてる。
───訳わかんない。
[くら、と視界が揺れた気がする。
既に状況を受け入れた二人に対し、友梨は未だ疑心が抜けなかった]
……帰る。
配電の方は任すよ。
[非日常を受け入れたくなくて、日常に逃げようと言葉を発す。
もう既に逃げられない状態にあると言う事を*知らぬまま*]
/*
誠は快楽系ではるっちは覚悟決めた感じ?
そうなるとアタシは当初の予定通り揺れたままでも良いかな。
死人出たなら覚悟は決めると思うけど。
となると、響先輩襲撃は誠に任せたいところだなぁ。
初っ端からは行けないわ、アタシ。
てか囁きがはるっちで良いんだよね?
[これまで中発言無しんこ]
― 保健室 ―
[春が未だ蛍子に好意があるのを感じていたから
気を利かせるつもりだった、が。
蛍子からの言葉には少しだけ困ったような貌をして]
ボクは――…
目覚めた時、蛍が傍に居てくれたら嬉しいと思うよ。
[ポツと呟き眠る春へと視線を向ける。
聞こえた蛍子の返事に小さく頷いて]
変なのは最初からだけどね。
LiG関係者に教えた事のない携帯のメアドに招待状が舞い込んで
オフ会当日、会場には企画者も現れずそれが誰か分からないまま。
明かりが消えたのも、一台だけついてるパソコンも、
――…ま、そう思えば響が不機嫌になるのも当然か。
大掛かりで性質の悪い悪戯、なら、まだ良いんだけど。
[不安げな色を認めれば彼女の髪を撫でようとそろと手を伸ばした**]
そうだね、ハルと桐谷さんとボクの3人だけの会話。
それが現実のようだから、何かボクたちの考えの及ばないことが起きてるんだと思うよ。
それこそ、本当にRP村やファンタジー小説のようなね?
[現実的じゃない今の状況も、ボクは動揺するよりは、どこか楽しむ風で]
理由とか、何打とかそれ含めて知るにも、やっぱり犯人探すのが一番なんだろうけどね。
どうやらこのゲームのとおりにいくと、探されるのはボクたちのようだけど。
[それでも帰るとのユリの言葉に]
うん、何かわかったら後で教えるよ。気をつけてね?
[ボクは引き止めることはしなかった。この状況をあえて受け入れる必要も別に今はないと*思っていたからね?*]
―保健室―
[気を失ってから、どれくらいたったことだろうか。夢の世界からようやく帰ってきたアズマは、ゆっくりと目を開けた。]
……知ってる天井だ……
[保健室の天井を見上げて、ぽそっと*呟いた。*]
/*
改めてあいたかったー!のアレをきいてるわけだが
良い歌詞だ さすがあきもと
アズマはまちがいなくこれを聞いて親近感と感動から泣いたわ
―パソコン室→廊下―
確かに、じっとしてても腹が減るだけでいいことないかぁ。
[>>67 笑顔の誠にけらり、と笑って返す]
んじゃ、配線の方は任すわ。
俺は一度部室行って、それからどーすっか考えま。
[配線確認は二人に任せ、自分はパソコン室を出る。
>>70 傘ー、という友梨の声に、廊下で足を止め]
わかってるー、て。
写真部部室まで、取りに来いよ。
[軽く言ってから、追いつくのを待って歩き出す]
しっかし、また予定変更かぁ……。
助っ人可能になりそうだし、店長にメールしとくか。
[部室へ向かう途中、ふと思いついて携帯を出すものの]
……あれ。
なんで、圏外?
[液晶上部にアンテナの表示はなく、文字が二つ並ぶだけ]
おっかしぃなぁ……。
桐谷、そっちの鳩、生きてるか?
[校内で圏外になるなんて滅多にない。
自分だけの異常かな、と思ってまずは友梨に聞いてみた**]
あれ?
アタシのも圏外になってる。
さっきしんちゃんにメール送った時は普通だったのに。
そいや、メール届いてる?
[学長襲来前に写真を送ったこと>>0:381を口にして慎太郎に訊ねる。
写真を添付したメールが慎太郎の携帯に届いているのであれば、学長襲来前までは少なくとも電波が通っていたと言うことになるか。
ついでにポチポチ携帯を操作して、パソコン室に居た時に届いていたらしきメールを確認する]
うは、美希からメール来てた。
参ったなぁ、これじゃ返信出来ねーじゃん。
つか何で学校で圏外になってんのよもー。
[ぷぅと膨れて悔しがりながら携帯を握る手を上下に振った。
それに合わせ、携帯サイズ並のクマのぬいぐるみストラップがぶんぶんと宙を*舞う*]
― 保健室 ―
[ややすれば春の声>>76が聞こえてきた。
ベッドで横たわる友へと顔を向けふっと目許を和ませる]
良かった、気づいたか。
――…あんま心配かけんなよ。
[ぺち、と春の額へと掌を宛がって熱を確かめる仕草]
熱はない、かな。
ああ、此処は保健室だよ。
まだ気分が優れないならもう少し休むと良い。
[開けられたばかりの眸を覗き手を離すとそっと身を引いた]
[思い出したように制服のポケットから携帯を取り出す。
液晶画面に映し出されるのは何時もの待ち受け]
響のヤツ、もう外だよな。
家に帰ってても可笑しくないか。
[親友である高峰響の携帯番号も勿論メモリに登録されている。
何時もどおり操作して彼に連絡を取ろうとするが繋がらない]
――…ン?
[液晶に視線を落す佑一郎の表情が怪訝なものへと変わる]
圏外……、何時もは繋がるのに……。
[柳眉を寄せて、は、と物思うように吐息を零した]
たまたま電波状況が悪いか。
それとも、ボクの携帯が故障でもしてるのか。
二人の携帯、通じてる?
[恵子と春の二人へと眼差しを向けて首を傾いだ。
位置を変えても電波の入らぬ携帯に目を眇め
やがて諦めたのか畳んで制服へと突っ込んだ]
――…明かりが消えた事と携帯の電波が入らない事。
もし、この二つに関係があるとしたら笑えないな。
[この二つを同時に為す労力は計り知れない。
オフ会の企画者の悪戯で済ますには規模が大きすぎる。
佑一郎は柳眉を顰めたまま、嫌な考えを振り払うように
ゆるゆると首を振った]
――…確かに、蛍のいうとおり、変、だよな。
[軽く握った拳を口許に宛がい呟いた声は悩ましい。
考えるにしても材料が足りなさ過ぎる。
纏まらぬ思考――、きつく寄せられる眉根。
指先にくちびるの乾いた質感が触れた。
何か飲んで一息つきたい気分だった。
飲み物で思い当たるのは友梨の買ってきたペットボトルと――]
あ。
ケイちゃん、紅茶持ってきてるんだっけ。
一口、貰っても構わないかな?
[眼差しを幼馴染へと流し其れをねだる**]
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