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[しているらしい、と。
そう、言うのと、背後の湖面が湧き立つのは、どちらが先か。
振り返りつつ、ポケットからつかみ出すのは、予めルーンを記しておいたカード]
我に近しく、最も遠き月闇の静寂、輝きを打ち砕く矢となり、駆けよ! 闇月穿!
[呪を紡ぎ、投げるそれに描かれているのは闇を示すルーン。
砕け散ったカードから飛び立ったのは、複数の闇の矢。
それは、飛び出してきた、鋭い牙を持つ巨大な魚に連続で突き刺さる。
僅かな、時間の硬直。
それを破ったのは、右腕から飛び立った漆黒の龍。
それと同時に黒の光が弾けて魚は消し飛び、後には金色の欠片が残された。
湖面へと落ちるそれは、素早く漆黒が回収して]
……と、まあ。
こんな感じで、クリーチャーとして実体化しているらしいんで、単純に拾い集める、って訳にはいかない。
実戦演習として、臨んでくれ。
実技試験の方は、追って知らせるが……ああ、もし、俺と手合わせしたいってヤツがいるなら、遠慮なく言うといい。
実技得点にプラスになるはずだからな。
[戻ってきた漆黒から、欠片を受け取りながら。
なんかさらり、といいました]
あと、実はもう一箇所、こことは違う隔離空間がある。
そっちじゃ、ふわふわが大量発生していてな。
実技試験の脱落者には、そっちの方で回収を続けてもらう事になる。
……ま、そっちの管理もって事になると、俺一人じゃ手が回りきらんかもしれんから、一人、補佐役についてもらうから。
補佐役は、さっきの名札代わりのカードに通信機能がついてるはずだから、詳しい事は一度そっちで話す。
……んじゃ、後は各々、好きなように動いてくれ。
質問事項は、いつでも受け付けるから。
疲れたら、ここの近くに休憩所があるからそこで休むといい。
……とはいえ、そこに籠もりきりになってると、ちょっと痛い目見るかもしれんから、気をつけろよ?
[最後の最後で不穏な事を言いつつ。
何はともあれ、全員に回収袋を渡した]
[素で首をかしげる様子に]
ゲルダには本とかの方が効果高いのかしらん?
[そんな疑問の声をぽつりと。
今回はと納得をする様子に笑顔で]
性格にはちょっと難があるけどもね♪
こういうときに恩は売っておくものよ♪
[そして、そろそろ始まるらしいことを感じ取ると指を口にあて口笛を吹いた。
しばらくして鷹が舞い戻ってきて肩の上に。
結界の中に飛ばされるのはその後のこと]
[転移前のローザ>>25に、く、この自由奔放な人魚め、と言いかけたけど、それよりも前に転移して。
そして講師から試験の概要が説明されれば軽口をたたけるわけもなく。
不穏な気配が湖面から感じられた直後の講師の行動にはほけっと瞬き]
うわあ……試験って、実戦……うー……やれっかなあ。
[不安そうに小さく呟いた]
……さて、と。
[呟いて、ポケットから取り出すのは魔力複写された一枚のカード]
と、言う訳で、補佐役……って。
結局、誰になったんだっけか。
[素でそういうのも、どうなのか]
まあ、いいや。
聞こえてたら、返事、よろしく。
─結界内・湖畔─
[長続きしない集中の直後、一つの瞬きの後に転移が終わり結界内へと入る]
おぅほ。なんぞ聞ごえでらなぃ。
[響いた咆哮に軽く視線を巡らせた。その後に為されるライヒアルトの説明>>27を聞き、ほぅほぅと頷く。金の小石を記憶に留め、更に説明を聞いているところでライヒアルトの湖面が湧き立った>>28]
おっは。あれ相手さして欠片集めろっでが。
なっほどなぁ。
おもへそうだばよ。
[にぃ、と楽しげに口端が持ち上がる。手合わせを>>29と聞くと、それに対しても楽しげな表情が浮かんだ]
そいもおもへそうだなぃ。
どすっぺがなぁ。
[わくわくした様子で、一旦周囲の様子を窺った]
[移動前にヴィリーに言われて>>20瞬いて、そっかーと今更。]
火山とかだったら嫌だなぁー。
[ちょっとだけ眉が寄るが、あんまり嫌そうに見えないのは素だ。
まっぱのままとか期待とかいう言葉が聞こえたら、えへーと嬉しそうに笑って。]
うんうん、喜んでくれる人と、全力で嫌がる人と二種類いるのよねー。
服はねー、その魔法だけ寮母さんに無理やり教え込まれたのー。
[自分でも原理はよく分らないが、最低それだけはと真っ先に教え込まれたのだった。
そして飛ばされた先で説明を、クリーチャーが出ようがにこにこしたまま頷いて聞いていた。
聞いているのかいないのか。]
ふむ、そんなものなのか?
[いや、きていないほうが恥ずかしいようなと、思うがいかんせん人魚からしたらそんなものなのかとローザの返答>>25にはそう考えることにして無理矢理納得した直後にか
移動を終える]
─結界内・湖畔─
…ほう、これはまた。見事に影響が出ているな。
[到着と共に響く咆哮に目を細める]
─結界内・湖畔─
[転移前のユリアンの突っ込みは聞けなかったものの、不安そう>>32な様にきょとーんとしたり。
回収袋はありがとーと笑顔でライヒアルトから受け取った。]
あれ、ユリアンこういうのって苦手なほうー?
[こういうの、即ち戦闘系って駄目だっけ?と首をかしげながら聞いてみた。]
[移転する直前、クロウはベアトリーチェと無言で意思疎通。
うちのミリィがすまないな、ともっかい内心謝ったりしつつ無事転移完了。]
ぉー。なんかすっげー。
『その一言で済ませるのか、これを。』
[転移した先は割と波乱万丈でした。わぁお。
講師から試験の説明を聞きつつ、筆記がないことに一安心しつつ回収袋を受け取り。]
さて、そんじゃまずどーしよっか。
『俺に聞くな。
お前の試験なんだからお前が決めるべきだろう。』
もー、クロウ頭かたーい。
[>>27転移前、手を振られてぺこりと頭を下げ返し。
服を着たほうが恥ずかしいというのにまた小首を傾げたりしていた]
―結界内・湖畔―
講師の仕事の補佐。
異界魔獣の欠片の回収。
[確認するように繰り返して。
石を拾い集めれば良いのかと思った矢先]
クリーチャ、ぁーっ!?
[講師の後ろで踊った魚影に息を呑んだ。
呆然と見ている目の前で符術が使われて見事に撃破されて。
目も口も丸く開いてぽかんとしてしまった]
[カードに注いでいた目が少し細まる。
周囲の空気が変わった]
―→結界内・湖畔―
[移動の直後響いた咆哮>>26に一度瞬いて、講師を見る]
異界魔獣。
[繰り返しつつ、掌の尖石をまじまじと見つめていると、湖面から飛び出してくるクリーチャー一体。
講師がそれを倒す様を瞬きせずに見守り、回収が終われば頷きを一つ]
火山だらおれも嫌だぃな。
[ローザの言葉>>34にからりと笑う。服の魔法は無理矢理教え込まれたと聞けば、んだのが、と納得した。ちなみにリーは確実に喜ぶ部類である]
んだんだ、おれ威力っつぅべ。
ヴィリーって呼んでけ。
おめは?
[自己紹介をしてローザに訊ねたのは一応ライヒアルトの説明が終わってからの事]
[そして実際にクリーチャー化しているのを目の当たりとして>>28のある意味変わらぬ相棒の術行使姿を眺めつつ、試験内容を聞いて]
ふわふわか…やつらまでいるのか…
[いい思い出ばかりでもないふわふわに一つ嘆息した]
では私は回収のほうに勤しませてもらおうか。
[ライヒアルトに挑むというのは単位取得者がやったほうがいいだろう。そこを取るつもりはないことをいいながら回収袋を受け取った]
『ここにいる使い魔は、怖いのだらけだわ……わたしが大きくなったら、みんな、食べてやるのに……。
ローズマリー、塗ってよ、ハインリヒぃ……。』
[ゲルダの入れ知恵>>22を口にしながらしくしくと泣きごとを言う白蛇をぽんぽんとあやしながら]
はいはい。お前が大きくなったら俺は嫌だ。
さて、行くらしいぜ。
[マフラーのように大きなシチを巻く己の姿を想像してげんなりしながら、言われるがままにポケットのカードに精神を集中させた。]
─→結界内・湖畔─
─ →結界内・湖畔─
[カードを手にして精神集中させながら、よろしくねとライヒアルトにウィンクひとつ。
それから転移された先でライヒアルトの説明を聞きながら]
ふわふわにクリーチャーねん?
[最後の補佐役はというところはしっかりと記憶にとどめておいた]
元学院生 ナターリエが「時間を進める」を選択しました。
これでいいのかしらん?
[カードを手にして聞こえた声に答える]
そういうわけで、よろしくねライヒアルトさん♪
[どういうわけなのか、飛翔にはここでの会話が聞こえないらしくそこからの突っ込みの声はなかった]
/*
あ、もう一人と混ざった。これじゃ孫娘の反応だw
まぁいいか。こういう面も入れよう。
と、改めてフルメンバー開始おめでとうございます!
最後まで宜しくお願いします(ぺこり)
それにしても個性豊かなメンバーですね。今回も。
楽しい楽しい♪
[回収袋を受け取り]
落差が激しいな。
[呟いたのは、地下に蔓延るふわふわ回収について話された直後だった。
ともあれ説明も終わり、移動の際にも離さずに持っていた本を抱え直す]
[内容説明と一連の事態への、それぞれの反応を眺めつつ。
>>41 嘆息するナターリエに、ああ、と頷いた]
ああ……どうやら、欠片の潜在魔力に引き寄せられたらしい。
……あれも、放置すると危険だからな……。
[多分、思い出しているのは同じものだろうなぁ、とか。
ふと、考える。
ふわふわに押し潰されて、何度遠い世界を見たのやら]
─結界内・湖畔─
なんだなんだ。何かいるのか。
[きょときょと辺りを見回す。ライヒアルトが話しだせばそちらに目をやり、金色の欠片には思わず目を輝かせた。
しかしクリーチャーの体内にそれがあるということを目の当たりにしてげんなりとした表情を浮かべる。
収拾するにはキケンな石であるということが分かったからだ。]
『回収袋、忘れないでね……。』
[冷静さを取り戻したシチがぽつり。]
どっちも集めるって点は同じよね♪
[ゲルダの言葉>>44にそう言いながら]
じゃあ、みんな大変だろうけどがんばってね〜♪
『いや、お前もがんばるんだよ!』
[のんきにそんなこと言っていたら飛翔から突込みが入った]
ふむ…挑みたくば好きにするとよいさ
[周囲をうかがうヴィリー>>33に答えながら]
もしも怪我をした場合は尋ねるといい。
アルはさほど治療は得意ではないからな
/*
←ふわふわ仕掛けた張本人(背後)
罠考えたのはくろねこさんだけどね!
……そーいや正式にあのトラップに引っ掛かったことねーなw
独り言で遊んだりはしたけど。
……何がそういうわけなんだか。
[聞こえてきた声に、あー、と思い出す。
試験の準備中にやって来た某導師。
あんまりにも泣くのがうるさいから、『どーにかすっから、とにかく泣き止めぇぇぇぇ!』と、怒鳴ったとかなんとか]
ま、なんだ。
さっきも説明したが、別結界の方の管理もあるんで、一つよろしく。
……どーやら、あっちの方に大物が落ちてるらしいんでな……ちょいと、厄介なんだ。
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