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─ 一階・広間─
さぁてねぇー。
あちこち渡り歩いて各所で居るって話は聞くけど、流石に実物は見た事無いしなぁ。
酒場での話だから、それこそホントかどうか分かったもんじゃねぇや。
[フォルカーの問い>>232に、オレは何の気なく言葉を紡いだ。
事実酒入った奴の話なんてホラ話がほとんどだ。
たまに真実が混ざってたりもするけどよ]
なー、長いと手入れがなー。
乾かすと気も大変だし。
[ゼルギウスの実感の籠った声>>234に、オレはうんうんと頷いた。
余計寝癖が揺れる。
え、オレが髪伸ばしてる理由?
願掛けですが何か]
見たことあるなんて言えるわけねぇー。
根掘り葉掘り聞かれるじゃねぇかよ。
[嘘をつくのに抵抗は無い。
だって自分の身を護るためだからな]
[猫の跳躍を止められなかったのは、丁度、意識がそれていたから。
その時、翠はフォルカーの方を向いていて]
……いや。
『人狼』の存在自体は、単なる御伽噺の枠には収まらないんだ。
少なくとも、俺が調べてきた限りでは、ね……。
[と、そこまで言った所で、真白が跳んで。
抑えるのは、全く間に合わなかった]
[フォルカーの態度はこちらも気にしない。
いつも通りだと思っているし、付き合いが悪かろうがこちらの態度を変えることはないと思ってもいる]
御伽噺だって、俺も聞いているな。当たり前だが実際にあったこともない。
でもそれほど調べてるでもないから確証もない。
そこはプロに任せるほうがいいかな
[とエーリッヒに視線を移しながらフォルカーの問い>>232へと応える。]
こうなった以上はそうするしかないんだよ。
何事もなければしばらくしたら解放されるだろうし、それを待つしかないかな。
って、あっ…
[エーリッヒ>>236への返事の後、エルゼ>>237へと返答をしようとして、ミーレがとんだことで言葉が止まった]
―二階・客室―
[一人きりの部屋で上手く寝付けぬまま朝を迎えた。
陽の昇りきらぬうちに身支度を整え膝を折り神へ祈りを捧げる。
長い長い祈りの時間――。
それが終わる頃には廊下や階下では動く人の気配がする]
――…そろそろ下に行きましょうか。
[余り気乗りしない声音で呟きそろりと立ち上がる。
膝を軽く払い部屋を出た]
─広間─
おっ、飯!
いやー気が利くなぁ、アーベルだっけ?
オレはハム付きで紅茶も欲し───ぶっ!!!
[朝飯と聞いて>>235、オレは勢い良くそっちを向いて手を上げた。
そして少し立ち上がりかけたその瞬間。
目の前が真っ暗になり、何かがぶつかる衝撃を受ける]
いででででで! なんだぁあああぁぁあああ!?
[何か鋭いものが頭に刺さってるよおい!
慌てて顔に掛かるものに触れたら、何か生温かい。
何だこれ!温いぞ!?
べりっと剥がしてみるとそこにいたのは真っ白い猫でした]
……お前、何してくれてんだ? ん?
[きっとオレの顔はものっそ良い笑顔だったことだろう]
[男が、部屋から出たのは、大方の人間が階下に降りた後のこと。普段は早朝に起きて昼間に寝て、また夜中に起きて、といった、極めて変則的な生活を送っているので、本人的にはこれでも早起きだったとか]
…はよーっす。
[階段を降りながらぼりぼりと頭を掻いて、適当に挨拶した]
― 二階→広間 ―
ですよねぇ。それに色々と手間隙と煩わしさが
[そうして猫の行動は見たのかなんなのか]
……お、起きてたのはアーベルだったか。
おはよう。って、お前相変わらず器用だよなぁ。
[そういいながらカウンターへと向かう。エルゼは寒がってるし、エーリッヒは労働力として考えていない]
んじゃ遠慮なく。紅茶を…ハムももらおっかな。
[顔は何度か見た覚えがあるが、名前が思い出せない相手、そもそも知らないのかもしれないが、誰かが呼べばその人がエルゼリートという名前だということを知るだろうか。
その人の返答からは曖昧なものとはいえ、いるかもしれない可能性を示された。
エーリッヒからさらに続いた言葉は…]
じゃあ、本当にいるかもしれないってことか?
[自衛団員がそう断定するにいたった経緯は自分にはよくわからない。
死体の状況がどうのという話が昨日でていたかもしれないが、そんなことは自分にわかるはずもない内容のことだった]
しかも、自衛団員の言ってることが本当ならこの中にって…ことだよな…?
[教会関係者や自分たちのような子供まで殺人の容疑者というのは変であっても、人狼の容疑者となれば納得は……やっぱりいかなかった。
理解はできてもそれを受け入れられるほどに大人じゃなかった]
伝承とか、俺、詳しくないんだけど。
誰でも可能性ってあるものなのか?
[そもそもそれが危ない存在なら少なくとも十年以上誰であっても野放しだったことになる]
[とはいっても、持ち込んだ荷物はそれ程多くもなく。
防寒具は当然として数日分の着替えと薬、肌を守る為の化粧水に身だしなみを整える為の愛用の品。
それに筆記具と綴じられたノート、そして執事に必ず持ち歩くよう手渡されていた其れ。]
…もう、ヴァルターは本当に心配性、なんだから…
[10cmほどの長さの短剣の、綺麗に彫られた鞘を指でなぞる。
護身用と手渡されたのはこの村に来るずっとずっと前から持たされたもので、ある種お守りのようなものでもあった。
使ったことなど、当然有りはしないけれど。]
………早く、帰りたいな…
[ぽつり零れた呟きは、初めて屋敷の外で一人になった心細さから。]
知らんふりするのが得策かなー、ここは。
ある意味ナイスタイミングだ、猫。
[名前を思い出せなかったので猫呼ばわり。
同胞からある程度の知識は貰ってるから、フォルカーの疑問>>245のいくつかには答えることが出来るけど、んなことしたらそれこそ不審がられる]
/*
今更だが義兄と姓が違うことに気付いた。
ど、どういうことだ。
えええと、産着にでも忍ばせてあった名を名乗らされているとか
そんなことだろうか。うん。
ま、まぁ、どうにでもなる、さ。
―広間―
[階段を下りて広間に行けば何だか賑やかな装い。
主にエルゼリートを中心に、のようであるが――
それを遠目に眺めながらソファへと腰を下ろした]
朝食……。
あの子たちもしっかり食べたかしら。
[孤児院の子供達のことを思いへなりと眉尻を下げる]
やほー、ヴィリーさん、おはよー。
ちょうど……うん、色々変わったこと起きてるけど
[と、ヴィリー>>223へとエルゼとニャンコ対決を一度見てから]
朝食もできたみたいだけども食べます?
─翌朝・二階個室─
[荷を解き簡単な祈りを済ませた後、何かを書く気にもなれずすぐに寝所に横になった。
翌朝の目覚めは、良いとはいえなかったけれど─…]
…今、何時、かしら。
[普段なら、執事が起こしに来る前に目が覚めるけれど。
いつもと違う環境、しかも昨日は色んなことを聞いて心身共に疲弊していたから、どれくらい寝たのかも解らなくて。
とにかく階下に向かおうと、簡単に身だしなみを整えた後薬を持って部屋の外に出ようとして。]
…随分と冷えているのね。
[室内を満たす冷気に気付き、ストールを羽織って改めて室外へと。]
─二階個室→広間─
―二階・個室―
[結局きちんと目が醒めたのは、随分時間が経った後のこと]
[はふ]
[欠伸をして]
……そ、か。
家じゃ、なかった。
[消えそうな声で呟いて、眉を下げる]
[ゆっくりとベッドから這い出て、ストールを羽織り]
[きぃ]
[恐る恐る扉を開け、廊下へ踏みだした]
─広間─
[アーベルの部屋の戸をノックしたものの、返事が無かったので1階に下りると、既に朝食の準備が出来ているようで。
どれくらい寝ていたのかしら、と不安げな表情を浮かべた。]
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