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―→宿―
[残るとは言ったもの、結局自分が出来るのは付き添いくらいで、ほかに人が来れば自分のすることは完全になくなっていた。
小さな村のこと、ほとんどが見知った顔の相手ではあったけども少々特殊な趣味を持つ自分はお世辞にも他人との交友関係がいい方とはいえない。
父親の存在もかなり大きな一因であったりもするのだが]
宿行くって言ってたしね。
[その場にこれ以上いてもしかたがないのでゲルダを探し足は宿の方へと。
ついでに、そもそも最初の目的だったイレーネの姿を探す意味もあった。
宿に着けばゲルダの姿を見つけてまずは安心した様子を見せて、それからイレーネの姿に気付き]
ああ、イレーネさん探してたんだ。
[先ほど分かれたオトフリートやフォルカー、団長等の姿もそこにはあり頭を軽く下げて挨拶をした]
/*
行動先走って絡めないといういつかのミスをまた繰り返している。あああ。
なにか理由付けて落盤見に行けばよかたorz
─ 宿 ─
お。おーかえりー。
[戻ってきた姿>>135に気づくと、ひら、と手を振る。
いくらか、ダメージは回復していたか。
この後、更なるダメージが来るとは知る由無く。
二階の窓から出てきたために、玄関に鍵がかかっていないとか。
二階の書斎は何をかいわんや。
寝室や、一階の客間のはすだった部分も含め、読んで積んだ、を繰り返した跡がはっきり伺える。
更には書きかけのレポートらしきものも散乱しており、片付けられた、という形跡は既に見る影もないのが現状だった]
― 宿 ―
父さんの分も様子見てきたんだよ!
[遅い!と怒る父親に言い返した。
言い訳に聞こえるけれど本人は本気だったりする。
行商人や学者に手を振り返しながら奥まで進む。
裏から父親が呼ばれると、本格的に手伝うために自分用のエプロンを取って掛けた]
クロさん以外にも食事してく人、いる?
─ 宿 ─
やー、無事で何より。
[アーベル>>144にもひら、と手を振って。
食事を、というフォルカーの声>>148に、そちらを振り返った]
食事というか、親父さんには言ってあるけど、今日一晩御厄介になるんで、よろしくー。
あ、マリオンは、ちゃんと帰すよ。
そろそろ、迎えも来るだろうし。
…んー。
[小さく首を傾げると]
ライヒがそーゆーなら、そうなんだろうケド…。
[それでも、完全に納得していないのは声に滲んでいる。]
― 村の通り ―
[知った道を歩き、オトフリートの家へと向かう途中
何やらふらふら歩いている男と出くわした>>138
なにやら動く唇は読めるが、何の意味かは良く分からない。
前を良く見ていないようなので道を譲るように少し避けたが、少しだけでは足りなかった。
すれ違いに肩をぶつけてしまい、すこしよろめき
『すまん』と手話で謝罪を入れた。]
おーお。我慢すると体に悪いらしいからな。
[とはゼルギウスの弁を借り。
拗ねる彼女>>*24を宥めるように……というよりは、むしろ少し煽るようなものの言い方になったか。
穏やかといって良い会話の最中。
ふと、誰を食うんだろうな、という疑問が過ぎり、言葉が途切れた。]
― 宿 ―
そうなんだ。
オト先生、さっきので部屋が使えなくなったとか?
[クロエに香辛料の効いた…多分効きすぎ…の食事を出しながら、学者>>149にサックリと聞き返した]
ライさんにまた怒られそうだね。
[自分用にも水を汲みながらクスクスと笑う]
そういえば、誰を食うつもりだ?
[おそらくは知らない相手になるんだろうか。
それとも親しい物から食うのだろうか。
それはまだ衝動の無い半端者の、素朴な疑問だった。]
イレーネさんも無事でなにより。
まぁ、でもちょっと家の方は心配かな。
[棚においてある彫像は落下防止用に固定はしていたが、最近作ったばかりのものは固定をしていなかったために心配ではあった。
父親からの手紙を受け取りながらそこでは開封せず、差出人がゴッドカイザーうんちゃらーとか書いてあったのはいつものごとくスルーした]
届けてもらった商品とか大丈夫だったかっていうのと…
[少々真剣な顔で]
後は頼んでいた品、こっちが本題。
[イレーネに頼んでいたもの。都会の方のごくごく一部の者には有名なもの。
それは薄い本でありながら、そこに作り手の思いと魂が込められた究極の一品、とは自分を含めたそれを好む者達の言葉。
ほんの厚さから考えれば安くはない代金をイレーネに支払いながら本を受け取ると満足そうにそれを胸元に抱えて]
きたーーー、ついにきたーーー。
イレーネさん、マジ天使っ!今度天使の彫像にしてもいいくらいだよっ!
[普段とは全く違った浮かれた様子を見せていた。
ああ、またかというような目で余り関わりたくないというオーラをほかの宿にいた人から発せられていたかもしれない。
当のイレーネの反応はどうだったか、いずれにせよ自分はというと周りの反応を気にする様子はなかったのだが]
― 宿屋裏口 ―
詰所は復旧の人手も出入りするし落ち着かないんでな。
協力してもらうには一度に話せる場所でないと。
[信じたくないと思う反面、手抜かりは許されないと知っていた。遠い記憶を思い出しながら準備も進めていく]
そうだな。宿は特に商売あがったりとなろう。
復旧は可能な限りに急がせる。
[そこは何があっても、と請け負って詰所に戻っていった]
─ 村の通り ─
[悪い癖が発動すれば、周囲への注意力が散漫となるのは必死。
危ないと何度も注意されたけれど、直る気配は一向に無かった]
[そのため、今回も軽い接触事故>>150が起こる]
わ、と。
[瞳は虚ろのまま、驚きの声を上げて鑪を踏んだ。
僕の運動神経を考えると、転ばなかっただけマシだったかも知れない]
ごめんなさい、前見てなくて───ぁ。
[そこまで言って、誰にぶつかったかにようやく気付いた。
声の届かぬ相手だったため、謝罪が伝わったかな、と不安を載せた音が最後に続く。
先んじて向けられた手話を理解するのに少し間が開いたけれど]
え、と。
こちらこそ、ごめんなさい。
前、見てなかったです。
[意味を理解すると、ゆっくりと唇を動かし、言葉を伝えようとした]
/*
一人遊びして落ちる心算だったでござる(てへ
キャラの動きを忠実にしたら絡みに行く気概が無い奴になって困るwww
─ 宿 ─
まあ、それもあるだろうし、それに、ね。
俺も一応、医学の心得はありますからー。
地学の知識が使える可能性もあるし。
そんなわけで、情報の集まりやすいとこに待機する、っていうのもあるんですよー?
[さっくりと聞いてくるフォルカー>>151に苦笑いで返して。
続いた言葉に、へにゃん、となった]
……今、それ、考えないでいるんだから、言わないで……って。
そいや、ライヒは?
まぁ、らしくない自覚はあるが。
具体的にどの辺で俺の職業に疑問持ったのかは、気になる所だな。
[リーゼロッテや鉱夫以外で、背の刺青や傷を知っているのは友人と恩人くらいだろう。もっともそれだけ見ても、前職を知るには程遠いだろうが。
まだ納得していないような声色に>>*26楽しげにそう伝え、答えはまだ口にしなかった。]
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