人狼物語 ─幻夢─

72 天より落つる月の囁き


研究生 エーリッヒ

[上へと行くライヒアウトを見送るときには]

 荷物着たら渡すもんあるから、後で部屋いくなー。

[と、部屋の場所を聞こうとするだろう]
[自分は、必ず首都と実家の間を年何回か往復する便利な行商である。そんなことを時々思わなくもない。]

[ほどなく2Fから聞こえてくる若干調整が狂った子守唄の旋律>>179 休み休みに続く音楽に、ぽつりと呟く]

 あいつようやく一人になる時間ができたんだな

[老神父が亡くなってからのこの畳み掛ける追い討ちに対するやるせなさ。一番感じているのは、身内の2人であるのに、こういう時にかける言葉の見つからなさに、ああ、勉強とは役に立たないとため息が出るのである]

(188) 2012/01/14(Sat) 19:15:12

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