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そうかな。似合うと思うんだけど…可愛いし。
[色の取り合わせなど、気にしてもいなかった。
ただデザインが可愛いなら、可愛いカチューシャに似合う。
そう考えるだけで、彼女のふわりとした髪に差す。
確かに随分と髪に埋もれてしまったけれど、
時折ちらりと光を跳ね返す花は、彼女の雰囲気に良く似合った]
それに、ほら。お揃いだ。
[カチューシャの髪を指して、他愛もなく目を細めた]
…ん。
[兄のからかいには曖昧に笑んで、目を伏せる。
幼馴染の素直な同意に、すぐには口を開かず]
そうだね。
[ただ、短い言葉を同じく返した]
[困った気配は感じるけれど、反論がないので良いことにした。
幼馴染の頑固さは、ロランとて良く知るだろう。
或いはそれは、同胞となったことで、
強化されてしまっていたのかも知れないけれど]
…そうだね。月が良く見える頃合がいい。
[こくりと、喉が鳴る。
こんなに飢えているはずがない。朝とて食べた。
それなのに何故、こんなに喉の奥が飢えるのだろう。
俯いて、今はまだ早いその衝動をそっと押し殺した]
―― 回想 自宅近く ――
[あの衝動のきっかけはふとした好奇心。
それでも燃料になったのはまた別の欲望だった]
…………っ
[愛でたい。口づけたい。
そうした淡い花の背後にちらつく昏い昏い炎]
[背後からキリルが追ってくる気配がした。思わず漏れてしまった呟きに、彼女の足音が止まる]
ごめん。頭を冷やせば収まるから。
ほんとごめん。
[顔を見られないまま何度か謝った。でも、彼女に謝らせてしまった。はっと振り返る]
―― 。
[ぐっと奥歯を噛み締め、彼女の背中に向かって息を吐く]
落ち着いたらまた迎えに行くよ。
許してくれるなら、一緒に花を供えよう。
[後悔ばかりしかないけれど、このまま終わりたくはないから。無理矢理次を紡いでた]
赤い月が…真天に昇ったら。
[肩を手で押さえるのは、欠片残る理性で押し留めたいという意識。
もう、きっと無理な事は何処かで知れている。
だって喉すら、乾いてきたのだから]
―― 川べり ――
[とにかく頭と全身を冷やしたかった。
暖かくなったといってもまだ水は冷たい川へ]
[ふらふらしながら水辺に近寄ると、腰まで流れに浸けてざばりと頭から水を被った]
……………
[波紋が川面に広がっていく。
ゆらゆら揺れる歪んだ自己の像をしばらく凝視して]
16のガキか俺は。馬鹿すぎる。一度死ね。
[深く嘆息して、自己嫌悪に浸ってた。
木陰の間から青空を見上げる。深くもう一度ため息をついた]
────…、
[落ち着いたら、と彼は言った。
その言葉の響きに、ボクは唇を引き結ぶ。
込みあげるものを堪えて、ぐっと自分自身の腕を掴んだ]
…大丈夫。
[気遣わしげな幼馴染に、ごめんねと謝罪を添える。
向けた笑みは、きっとちょっと情けなかった**]
/*
あー、どうしようかなあ。
幼馴染縁故を取りつつユーリーとあまり絡めてないので、絡みに行きたいが今行ったら割と占われる気がするのね。
初回無罪吊り狙ってる身としては、それだとまずい気がしつつ。
[月が昇る時が、近づいている。
自らの腕を掴む手は、高まる衝動を押さえんがため]
そう…、したら、
[その時に、一体何をするつもりなのか。
この優しい幼馴染の兄に、牙突き立てるつもりなのか。
そんな理性の声は次第に次第に細くなりゆく。
代わるのは期待。甘い血と肉への甘美なる期待だ]
───…行こう。
[伏せた顔、その唇は間違いなく弧を描いた*]
…返り血の処理が出来る準備も要るから、
布が…要るかな。
食べつくす、って事は出来ないだろうし…
[塗りかえられていく思考は、計画へと推移する。
時間が経つにつれ、飢えが酷くなるのを感じていて]
―― 川辺 → キリルの家 ――
[しばしの後。のろのろと川から上がると自宅に戻る。
そこには花かごとそこからこぼれた花弁が残っているだけだった]
……いないか。
[いるわけがないと分かっていながら呟く。
首を振って後片付けをすると、のろのろと身支度整えた]
[彼女が森の中にいるとは知らない。
もう家に戻っているものだとばかり思い、彼女の家に足を向けた]
……………
[そこには人の気配がなかった。
がっくりと肩を落とす]
―― キリルの家 ⇒ 篝火 ――
[キリルに対して持つ衝動の炎はいつも何とか抑えてる。
瞬間的に大きくなった炎は、冷たい水でまた裡に篭らせる]
[ゆらりと諦めたように首を振った]
馬鹿だな。彼女も少し落ち着きたいだろうに。
[いつでも自分勝手だ。
キリルの家の扉に、小さなポプリの香袋を提げ、少し青ざめた面持ちで広場に向かう]
[窓から見る外、篝火の方にまた歩み寄る人影。
開いた窓縁に手をつき、目を細めて見た。
昨日の、祭りみたいだとはしゃいだ様子と
足取りが違う気がして、首を傾け。
窓を大きく開くと、車椅子と似た音がする]
―― 広場 篝火の傍 ――
[篝火の傍に隣り合って座っているのは幼馴染二人。
黙ってそちらにちかづいた]
………………
[途中、金属のきしむ音がして、どこかの家の窓が開いた。
ちらりとそちらを見やる。
けれど、「軽く笑んで片手を挙げる」などの常の動作は出来る気分じゃなかった。目を細めてのろりと動くものを認めるばかり]
…………
[マクシームが軽く片手を挙げる。
そちらには動作だけ真似ると、深いため息と共にユーリーの隣に腰を下ろした]
…?
イヴァン?
[此方を見たと思う。
けれどのろのろと動く様子に、頭上にはてな。
家の中に人いればそちらにも可笑しいな?と声を掛けて
玄関へと回り、車輪回して外へ出た。
キイキイと高い音と共に、3人の人影へと近寄る]
今日も、お疲れさま
[労いは篝火へ。
前髪の隙間から、そっとイヴァンの事は伺い見た]
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