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――美味しい食事。
にんげん、を、
[幼馴染を?その兄を?その恋人を?親友を?
解き放たれる本能の隙間、理性が警鐘を鳴らす。
揺れる眸に映す冷やかな笑み。
幼馴染が、 わらう]
………タベタ、い……
[紅い紅い色で意識が塗りつぶされる。
自分の口に作った笑みが歪み、また、笑み作られ。
未だ、赤い月は、*見えない*]
口にあったなら良かった。
[ロランの礼の言葉にふっと表情を和らげる]
こちらこそご馳走様。
[戻るらしいキリルに声を返して。
話が一段落すればサラダとチーズを摘みながら
男はマクシームの傍らへと腰を下ろした]
うん。だから──…
[揺らぐ烏色の双眸に、ふと意識が逸れた。
傍らにある温もりが心地良い。
幸せで幸せで、ずっといつまでも感じていたい──…]
…だから、食べなきゃ。
[うっとりと、温もりに頬預けて密やかに交す囁き。
甘く甘く、閉ざす瞼の裏に映るは葡萄酒よりも尚赤い、
理性狂わす真紅の、血潮の色───**]
[旅人に供えたと同じ白を傾ける。
暫くは何を話す出なく篝火を見詰めていたが
思案げな吐息を零すとマクシームを見遣り]
――…本当の所は如何思ってる?
[落とした音調で幼馴染に問い掛ける。
言わんとするは旅人が襲われた件]
噂が若し本当なら、……
厄介な事になりそうだ。
[男が父から受け継いだのは生活に必要なものと技術。
母から受け継いだのは古くから伝わる水晶玉と
其れを扱う為の、家族以外は知らぬ不思議な力だった]
何にせよ用心するに越した事はない。
これも効果があればいいな。
[篝火を顎で示す。
グラスの酒を飲み干して立ち上がれば
マクシームがユーラと愛称で呼び掛けた。
男は少しだけ驚いた風に瞬きして]
そんな風に呼ぶのはキミくらいだ、シーマ。
[笑みを形作る薄いくちびるが幼馴染の名を紡いだ**]
/*
占い把握。初回占いに当たらずに黒くなるのって案外難しそうな位置だった。まあいいか。初回白でて初回襲撃食らうのも悪くない。
狼2人で3手だと、無実吊り1回は挟みたいからなあ。
―― 回想 ――
[差し出された特別仕様の皿は、見目こそあまりよくなかったが、だからこそ嬉しかった。キリルがはじめてなのは知っていたし、これが自分のためだって自惚れないほど鈍くはないから]
美味しいよ。ありがとう。
あぁ、ほんと幸せだなあ……
[ソースの最後の一滴までパンで丁寧に拭って、満足そうなため息をついた。キリルの鹿肉料理にユーリーのワイン。幸せとアルコールにぼんやりしてきた所で自分の半身に感じる彼女の柔らかさと暖かさ]
[皿を脇に寄せ、少し大胆にキリルの肩に腕を回してた。
ほら、支えてあげないといけないからね。
男連中からの視線ともの言いたげな感じはほぼ気がつかない。気づいたところで、酒が照れを飛ばしているからいいんだ、別に]
[都会にいったオリガの話には楽しげに耳を傾ける。
快活な彼女とも仲は良くて。
女の子同士の夜通しの会話を偶にしたことを思い出した。
そのさい、マクシームが家に居づらくて幼馴染たちの家に避難してたとかは知らない話。]
―― 回想 ――
分かってる。
あまりやりすぎるとレイ兄に怒られるから。
[あまり飲ませすぎるなと友人から言われて、頷く。
彼女のワイングラスをさりげなく手で覆ってみたりもしたけれど、やがて送っていくことにした]
………………
[キリルの家の前。彼女の兄に引き渡す前に、一度足を止めていた]
キリル。今日は本当にありがとう。幸せだったよ。
大好きだ。――お休み、良い夢を。
[ふわふわと雲の上を歩いているような彼女に届いただろか。
さすがに広場では自重していたけど、肩に頬を寄せられたりなど可愛いことされてちょっと我慢はしきれない]
[一度だけぎゅっと抱きしめると彼女の頬にくちづけた]
―― 作業小屋 ――
[翌朝早く。
自分の家の裏手にある少し大きめの加工場で忙しく立ち働いていた]
[数々の道具の洗浄や修理、昨年残ったの紅餅の整理など、やることはこまごましたことがたくさんある]
……………。
[喉の渇きなど、軽く酒は残っていたが、記憶は飛んでない。
作業の合間、ふと自分の唇に指寄せた]
『愛は最高のスパイスだ。
愛しているからこそ狂おしく美味いんだ』
………あぁ、そう言ったのは誰だっけ。
[手を止めて古い記憶を呼び戻す。遠い町での退廃の記憶]
分からないなあ。あるわけない、か。
[首を一つ振った。
誰かに呼び出されない限り、ここでしばらく作業中**]
…駄目、だ、キリル。
誰かを食べる、なんて
[ぐらぐらと揺れる思考と視界の中、
小さく呟く囁きは、どんなに小さくても聞こえるのだろう。
うっとりと甘い囁きと対照的に、震えた囁きを返す。
未だ、理性は本能を塗りつぶしきることはなく]
…でも、……ッ
[苦しげに息を吐く、気配。
そっと手を自分の肩を抑えるように、力を籠めた]
/*
ログを読み込むのが遅いので最初にお話ししておこう。うん。
>どうやらこの中には、村人が6名、人狼が2名、占い師が1名いるようだ。
霊能者いませんっ!(きりっ)
不要だろうって思ったから…いや。それより 間違っても霊能者になりたくなくて…(そっ)
いやもうバレバレですけどね霊能者怖い無理。
なんで霊能者ないの!? ってうろたえた方がいたらすみません
単に役職的な苦手意識です。ごろり。
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