人狼物語 ─幻夢─


75 花を見上げて君はわらう

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【赤】 キリル

 誰、を……。

[知らず、頬にまた指先が触れる。

誰をだろう。
きっとあの時キスに驚かなかったら、ボクは恐らく、]


  ……っ

[息をつめる。本能の齎す熱とは別の、恐怖。
失うことへの恐れが、指の先を冷やしていく]

(*35) 2012/05/10(Thu) 12:37:24

【赤】 キリル

 …ボクが。ボクが、あの人に言った。
 あの人は、うんって言った。

 ────それなのに、

[そう。人狼などいないと、人狼のボクが言った。
人狼など知りたくないと、人のボクも言った。
どちらも正しくて、だからきっとあの人はそれを信じた]

(*36) 2012/05/10(Thu) 12:48:00

【赤】 キリル

 ロランが食べたくないなら、食べずにいられるかも知れないよ。
 ロランはまだ殺してないから。
 だから平気かも知れないよ。


 ……でも狼は食べないと死んでしまう。
 ボクらが森の鹿を殺して食べたみたいにね。

 ボクは…、分かんない。
 でも鹿もあの人も、今は…ここに。

[ボクは自分の胸元を手で押さえる。
親しく言葉交わした人を失い寂しいのは本当のこと、
けれど、より近しく大切に思うのも本当のこと]

(*37) 2012/05/10(Thu) 12:48:24

【赤】 キリル


 …分からない。

[ふるりと、見えない首を振った]

(*38) 2012/05/10(Thu) 12:48:28

【赤】 ロラン

 …平気なものか。

[陽光の眩しさは、まるで責めて居るかのようにも感じて
視線を自身の膝へと落としてしまう。
長く息を吐いて、自嘲気味に囁き返し、頭を横に振った]

(*39) 2012/05/10(Thu) 13:06:55

【赤】 ロラン


 俺は、君が食べ残した屍肉を喰らった。
 君よりも飢えてるのかもしれない。

[あの日の事は、覚えて居るけれど良く覚えてもいない。
本能に身を任せるのは、少し酔うに似て居る気がした]


 …俺が、飢えに任せてイヴァンを喰ったらどうするの。

(*40) 2012/05/10(Thu) 13:10:57

キリル

─ 自宅:朝 ─

 …こうしていても仕方ないか。
 あっっ!パンが焦げる…っ!

[暫く庭先でぼうっと花を見ていたら、
パンの焼ける香ばしい香りが漂ってきていた。
どうにか間に合ったパンは、ふっくら焼けていて香ばしい。

バタバタと台所に戻って支度をする。
パンを食べる兄貴の表情は、思わずじいっと見つめてしまった]

 え、イライダ姉さんが?ふうん。

[兄貴から、昨日の話>>0:213を聞いた。
化粧品と聞いて、何だかそわりと落ち着かないような気分がする]

(69) 2012/05/10(Thu) 13:12:43

キリル

[彼女とは年の違いで、当初から親しくしていたわけではない。
けれど、兄がメーフィエと親しくしていたおかげで、
何となく姉さんと同じく呼ぶほどには馴染んでいった。

それでもどこか遠い存在であり続けたのは、気の持ちようか。
年上の彼女は女性らしい色香を漂わせていて、
それが、女の子らしからぬ自分とはかけ離れていた所為もある]

(70) 2012/05/10(Thu) 13:13:31

【独】 キリル

/*
やばい…私、喋りすぎだ…!

(-30) 2012/05/10(Thu) 13:17:00

イライダ

― 回想 ―

[昨夜、取り分けてくれていたことに気付けば、
カチューシャに笑顔でありがとうとお礼を言っていたりもした。
だけれど顔色に気付いて、お水を差しだしつつ、
仲良く話しているマクシームとユーリーの方に視線をやったりする。
気付いてやってくる少女の兄に、ちゃんと見ておかなきゃダメでしょうなんて叱ったりもした。
そのあとで、カチューシャを見て。]

それにカチューシャちゃんもね、
お酒、飲みすぎちゃだめよ。

[片付けの最中、ロランが見つめるのに気付けばにこりと笑い返していたりもした。
ロラン君も水飲む?とか、勧めたりもしたが、翌日の状態を想像できるはずもなく、カチューシャに渡すときよりもずっと押しは弱かった。]

(71) 2012/05/10(Thu) 13:19:23

キリル

 化粧品…ボクには似合わないと思うけれど。

[そわと言い返す。でもどうやら、兄貴には全てお見通しだ。
イヴァンとのことだって、どうもバレてしまっていた気がする。
本人が知らないのに、兄貴が知っているなんて反則だ。
だから今も、イライダの申し出に心惹かれたのもバレバレだろう]

 うう゛……じゃあ、花の枝でも持っていこうかなあ。
 庭の、いいよね?

[口にしたのは、イヴァンにも言った樹のことだ>>0:30
この時期になると淡く薄紅色の花をつける]

(72) 2012/05/10(Thu) 13:20:31

キリル

 …お参りまだしてないけど。

[本当は、この花の枝を持っていくべきはイヴァンのところ。
そうしてお墓へと向かうべきなのだろう。
けれども、今はまだちょっぴり彼の顔が見られない。
だから誤魔化すように、行き先を変更した]

(73) 2012/05/10(Thu) 13:20:40

キリル

─ 外 ─

[切り取った花の枝を抱えて、イライダの家へ通じる道を行く。
朝の陽は輝いていて、ボクは眩しさに目を細めた。
この狭い村のどこへ行くにしろ、ボクの家からは広場を抜ける。
だからきっと、ロランがこちらを見ていれば容易に目にもつくだろう]

(74) 2012/05/10(Thu) 13:25:00

ロラン

[キィ、と高い音をさせて車椅子を操る。
広場は片付いて居たが、篝火炊く台が組まれた侭なのは
この噂が絶えるまでは毎晩炊く心算だからだろう]


 マクシーム。
 お早う。

[風に倒れたそれを組み直す姿を見つけ、声をかける。
出した声につきんと頭が痛み、微かに顔を顰め。
その向こうにキリルの姿が見え、小さく手をあげた]

(75) 2012/05/10(Thu) 13:27:18

【赤】 キリル

[ボクはふと足を止めた。
傍目には空を仰いだようにしか見えないだろう。けれど]


 ……イヴァンを?

[ゆっくりと囁かれた名を繰り返す]

(*41) 2012/05/10(Thu) 13:31:31

【赤】 キリル

 ……。そうしたら、ボクもイヴァンを食べるよ。
 そうじゃなかったらロランを食べる。



 そう、しない  と……

(*42) 2012/05/10(Thu) 13:32:12

キリル

 …っ、

[ロランの姿が見えた>>75
そちらに踏み出した途端、不意に石ころに足をとられた。
いや違う。陽光が目に眩しく突き刺さっただけだ。
何だか嫌味なほどに明るく輝いている。

…そんなに飲んだ、わけでもないのに]

(76) 2012/05/10(Thu) 13:32:25

【独】 キリル

/*
今日の目標。ユーリーに占われたい。

(-31) 2012/05/10(Thu) 13:34:00

【独】 キリル

/*
でも加減間違うと占い貰えぬかも知れぬ……
占われたい。そしてフルボッコにあいたい。
吊られたい。

(-32) 2012/05/10(Thu) 13:38:56

ロラン

[キリルが、つまづくのが見える。
転んで擦りむいても、レイスのように薬を差し出すは出来ず
イヴァンのように、転ぶ前に駆け寄って手を差し伸べるも無い。
ただ、胡乱げな眸でそれを見て居る事しかない]


 二日酔い?

[尋ねる横で、マクシームも顔をあげてキリルを見て居た]

(77) 2012/05/10(Thu) 13:40:16

イライダ

― 朝 ―

[掃除して、整えて。
自分で今は手入れしている、ごく小さな家庭菜園的な場所を手入れして。
それから外に出る。
広場の片付けは昨夜したけれど、まだ何か散らばっていたりしないだろうか、と。
そこにマクシーム、それからロランとキリルの姿を認めると、小さく笑った。
転んだりするようなところは、ちょうど見ていなかったよう。

とりあえず近づいていき、誰か気付くようならひら、と手を振ったりもする]

(78) 2012/05/10(Thu) 13:42:51

【独】 キリル

/*
初回占いは村狙いだろうか。そうなるだろうか。
占いは3手か。ほしーなー。

(-33) 2012/05/10(Thu) 13:43:02

【赤】 ロラン

 …そう。

[動揺したのだろうか、と思うのは口にしなかった。
自分を食べる、と言われる事に対して感情は動かず。
衝動とそれを抑える理性と、今訪れるのは冷静。
自分の中で渦巻く大波が制御出来て居ない自覚がある]


 そうしないと?

(*43) 2012/05/10(Thu) 13:43:43

ロラン、 イライダがひらりふる手に、膝の上で手を振り返して首を傾けた。

2012/05/10(Thu) 13:44:53

キリル

 いた…っ、た……

[どうにか花は守りぬいた。けれどはらりと、薄紅が散る。
花の枝を抱えていたから、余計にバランスを取り難かったのだ。
ボクは情けない顔で、幼馴染とマクシームを見た]

 ちがーう。ちょっとよろめいただけっ!

[口を尖らせて言い返し、膝の辺りを払う。
じとりと、車椅子の幼馴染を見た]

 ロランこそ、随分飲んでいたくせに。
 もう平気なの?

(79) 2012/05/10(Thu) 13:46:45

レイス

―自宅(昨夜)―

[採ってきた薬草を種類毎に仕分けて小瓶に詰める。
「あなたのせいではない」そうは言われたけれど、棚に並ぶ瓶の数は、5年前から格段に増えていた。
それに救えなかったのは彼だけではないのだ。]

嗚呼、なんだ。
朝帰りじゃなかったのか。

[小袋の中の草を瓶に移し、棚に置いたところで、妹が帰ってきた。迎えの言葉は軽口の心算。
常にない顔の赤さに内心驚くが、ユーリーの葡萄酒と聞けば納得もする。どうもそれだけではない気もするが。]

おやすみ。

[慌ただしく奥に向かうキリルを見送った。]

(80) 2012/05/10(Thu) 13:49:47

レイス

[姿が見えなくなってから、薬草の棚の下の引き出しを開けて、薬の量を確認する。
それから足りない分を補充する為に必要な瓶を取った。此処にある分はもう本を開かなくても分かる。
作業の合間には鹿肉を頂いた。]

……美味い。

[表情が如何なっていたか、残念ながら自分では分からないが。
調理に妹も加わっていたと聞く機会はあっただろうか。]

嗚呼、戸締まりをしないと。

[ふと思い出して玄関に向かう。
ほんの僅かに開いた扉の隙間からは、満ちる一つ手前の月が見えた。
鍵を閉めて、それから眠りについたのはもっと遅い時間だった。**]

(81) 2012/05/10(Thu) 13:50:05

キリル

 もー…。あ、イライダ!

[土埃を払い終え、顔をあげると目指す人の姿があった。
手を振る様子に手を振り返す。
ついでに手にした花の枝を翳したら、また少し花弁が舞った]

 行こうかなと思ってたとこ。

(82) 2012/05/10(Thu) 13:50:14

【独】 キリル

/*
>>80
!!!!やっぱ り。
両親病死とかどうですか、どうですか。

と、思い続けてるんだよねえええwww
兄貴の職業的に!

(-34) 2012/05/10(Thu) 13:51:12

ロラン


 イライダに勧められた水、
 飲んでおくべきだったと思っている所。

[丁度見えた姿へと視線を向けて、幼馴染のじとりを逸らす。
ひねていない幾分か素直な言葉が零れたのは、
暴力的なまでに眩しい陽光のせいなのかもしれない]]

(83) 2012/05/10(Thu) 13:52:11

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