未亡人 ノーラ

─ 広場→宿屋 ─

呼ばれているのは私達だけなのかしら。

[自衛団員が村に住むライヒアルト>>189にすら理由を教えないので、困惑は深まった。
気を取り直すように苦笑して宿に向かって歩き出し]

私、そんなに転びやすそうに見えますか？

[明るい話題を探し、アーベルにも宿を出る時同じように言われたと、笑いながら問いかけた。
亡き夫はそういうことを本人に向けて言わない人だったから、新鮮さも感じているようだった]