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─ 宿屋 ─
しんでもらう、って。
どー、して。
[宿屋に呼ばれた理由は流石にもう解った。
自衛団長が宣言した理由も、頭では解る。
でも、何で自分やほかの人が呼ばれたのか理解できなくて、呟く。
宿を出ていく自衛団長を見送る瞳も、困惑と呆然の入り交じったもの*だった。*]
結社の人間が潜んでいただなんて。
[嘆くように息を吐く]
動物を糧にするのと何が違うというのかしら。
ちゃんと、旅人を選びもしたのにね。
[ウェンデルの様子からして、これまでも気をつけていたのだろう。
不機嫌なウェンに共感するように囁いた]
本当に、手荒ね。
こんな無茶な話、
聞かされるなんて思わなかった。
[気丈に振舞おうとしても青褪めた顔は隠し切れず
きつく柳眉を寄せてくちびるを噛む。
話し終えたギュンターが背を向け歩み出せば
はぁ、と深く息を吐き出し]
本当に、冗談じゃない。
[ライヒアルトの言葉に自分の意を重ね
ふるふると首を振った]
[ざわめく周囲の中、人狼と聞いたときの自分の反応は多分とっても異質なもの]
この村にきて、正解だったかしら。
[その声質はとても楽しげで、嬉しそうなもの。
そして、その後に伝えられる言葉にも驚いた様子をみせずに]
そう……
やっぱり、概ねそういうものなのね。
[ギュンターの告げた対応については、納得したかの口ぶりで]
ああ、ギュンターさんのお話ぜひとも聞きたいわ。
後でお邪魔させてもらうわね。
[立ち去る前の言葉には回りのことなど気にした様子もなく、そう告げて立ち去る姿を見送った]
─ 宿屋 ─
人狼がいるから。
殺す……。
[紅茶のカップをテーブルに置き、両手で口元を押さえた。
団長の話はどうしても夫のことを思い出させてくれてしまう。
人狼が実在するという噂も、結社の噂も、聞いたことはあった。それを現実と受け入れていたかどうかはさておいて]
……結社のことは聞いたことがあるけど、まさか、実在したとはね。
[人の手ならぬ不可思議のものに殺された旅商人。一晩にして消滅した村。彼方此方を巡っていれば、自然、不吉な噂話を蒐集する機会も増える。
だから女には、人狼の存在を馬鹿げたものと。
彼らは御伽噺の中だけの住人であると言い切ることは出来なかった]
御伽噺…… うん。
散々読んだけど、どれも一緒だったから……そういうこと、だよね。
[僕の中の知識と、容赦の無い言葉の意味を照らし合わせます。
死んでもらう。つまりは、処刑ということでしょう]
……。んー。
それしかないなら、仕方ない。……っていうのは、嫌だけど。
……でも、それしかないんだよね。
[自然、眉が下がりました]
――……。
[しばし物思うように、女は双眸を伏せる。
そして――]
……ねえ、ラーイ。
自衛団長の人となり、知っている限り教えてくれないかな。
[自衛団長が示した銀の証は本物なのか。
彼の言葉が本物なのか――或いは彼が正気であるのか。
確かめるべく、友人に問うた]
[御伽噺と同じ手段を取る。
その言葉で何をするかの予測はついたものの、はっきりと言葉にされて>>287、身体が強張った。
極度の緊張状態が続き、団長が話を切り上げて宿を出た頃、抱えていた緊張が精神から身体を蝕み]
───……っ。
[くらりと、視界が、揺れた]
[揺れた身体を支えるために、ロミと繋いでいた手がするりと抜けて、近くにあったテーブルに両手を突く。
ゆるゆるとした動きでどうにか席に着くと、テーブルに肘を突いて両手を組み、その上に額を乗せて項垂れるようにした。
肩に居たリスはテーブルの上に飛び降り、下からエーリッヒを見上げている]
いきなり集められたと思えば、
そんな事。ふざけんな。
[ちっと舌打ち一つ落とす。
しかし家に戻ってゆく様子は、ただ静かに見送った。
が、その話のおかげで気付いた影に、視線を向ける]
ベアトリーチェ、災難に……いや、災難じゃないですかね。
巻き込まれましたね。
─ 宿屋 ─
……ったく。
御伽噺は、御伽噺のままでいいだろうが。
[団長が立ち去った後、はあ、と大きく息を吐く。
団長の言わんとするところ、理知の面では受け入れられていたが。
感情の方は、さっぱり追いついていない──追いつかせたくない。
むしろ、追いつける道理がなかった]
……っても、あれは。本気の目……だったよな。
[ぽつり、と呟いた所に声を掛けられ。
ミリィの問い>>307に、もう一度、息を吐いた]
知っている限り、ね。
……ま、見たとおり、っていうのが一番早い気もするが。
少なくとも、こんなタチの悪い冗談で人担ぐとか、そういう事は全くしない。
自分の仕事に真っ正直……ある意味、職人気質って言えるかもな。
[傾いだエーリッヒの影が視界の片隅で揺れる]
――…エリィ、
[案じるように名を紡ぐが
彼の近くに居るノーラが声を掛けるを知り
駆け寄ることはせぬままに]
結社である団長さんは
御伽噺と同じ手段を選ぶのね。
力ある存在の事を言ってた。
御伽噺と一緒なら、
見定める力をもつ者のことかしら。
[くちびる動かさぬまま語られる聲]
[ウェンデルの言葉には、こんなときなのに口元に笑みを浮かべたまま]
たしかに、そうともいえるわ。
[フード越しに視線を返しながら]
でも私にとっては、やっぱりいい機会かしら?
でも、別に命を軽んじているわけでもないわ。
あの団長さんが言った通りの存在よ。
人狼を見つけ、滅ぼすための知識と手段を伝えているって聞いたことがあるわ。風の噂のようなものでしかなかったけれど。
[不機嫌の残るウェンの声に、記憶を辿って答える]
さあ? わざわざ疑っている者を集めてこんな話をする人が何を考えてるのかなんて、知らないわ。
命知らずな人なのかしらね。
[夫は宿を出て行ったが、追う事はしない。
後で会いに行きたくはあったが、
会えば夫の覚悟の邪魔になるだろうと思うと躊躇いもあった。]
…アーベルくん、お茶、ありがとうね。
[何も食べるつもりも飲むつもりもなかったのに、喉がやたらと乾いてしまって。アーベルに礼を言うと、花開いた花茶を両手で受け取り喉を湿らせた。
茶器に口をつけたまま。
至って冷静な者、動揺隠しきれぬ者の姿を眺めながら。
視線は自然と、水にたゆう鮮やかな花に落ちてゆく**]
何故、同じにしようとするのかしらね。
私達は無差別に滅ぼそうとなんてしていないのに。
[カルメンの聲にも、同じように唇一つ動かさず囁いた]
占い師、霊能者。それらを守る狩人、守護者。
御伽噺で力ある存在と呼ばれているのは、確かそういう人間達だったわよね。
[けれど現実に対峙したことはない。遠い存在だと思っていた]
……。
……。
[団長さんがいなくなった後も、僕は色々と考えました。
考え過ぎて、周りが見えない程に考え込んで、その果てに]
……いただきます。
[とりあえずは先程言いそびれた言葉を口にし、手を合わせます。
僕にとってさしあたっての最優先事項は、頭を使ったせいで増した気がする空腹を満たすことでした**]
そうなの。
私の飲み差しで良かったら、飲まれませんか。
[口から離して胸元で握った両手は小さく震えていた。
椅子に座った人が顔をあげ、流れた髪が右の瞳を覆い隠そうとするのを、少しボーッとした表情で見ていたが、テーブルに置かれていた紅茶のカップを、青年の前に動かしてみた]
無理はなさらないでね。
こんな話。冷静に聞けという方が無理だわ。
何故……?
聲が聞こえないから、かしら。
御伽噺の人狼像が、団長さんの中の人狼なのかも。
生きるのに必要な分だけ、なのにね。
[ノーラに同意の聲を返し]
力ある存在は、うん、そんな名だった気がする。
この中に、その三つの存在も紛れているってこと?
それなら、かなり、厄介ね。
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