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[ぽふと頭を撫でられ、少女は我に返る]
べべつにどきっとも一つもしてないわよ。
メガネが踏まれず無事に戻ってきて嬉しい。
あ、あの…ハインリヒ。
メガネ見つけてくれて、あ、ありが……
[少女はなにやらどもっていたが、
いつもの表情に戻り]
なんで私がお礼言わないといけないの!
そもそもそっちがタックルしてくるのが悪いのよ!
[真っ赤になってまくし立てる]
んー。
[ こきり、タオルを手にしたまま、首を鳴らした。]
御無理なさらずとか、何か出来る事があればとか。
そんなことを言おうかなぁ、と思ったんですが。
陳腐というか、らしくないので、止めときます。
[ しっかりと、口には出してはいる訳だが。]
ストレス発散の八つ当たりは、いつでも受け付けてますので。
[ 返す瞳もまた緑、オトフリートよりは明るい色。
どこか、底知れない色を湛えているようにも思えるが。]
シャツは手もみ洗い推奨でー。
[ 言いながら、ひらっと手を振る。]
へー、ミリィの眼鏡って着脱可能だったんだな。
[ミリィに視線を向け、真っ赤になってることに気付く。ちょっと意外な一面を見た]
え、今日はとんかつ定食かー!
[目を輝かせて食料確保に向かう。まさに食う寝る鍛錬の日々]
ういうい、っとー。
[アーベルの声に、ひらりと手を振って返せば
ゆっくりと立ち上がる。再びこほ、と小さく咳き込みつつ]
……飯食えっかなー…何か今ので胃が潰れたカモ。
[真顔で呟くものの、潰れてたら病院行きです。]
―トレーニングルーム→食堂―
―食堂―
夕食夕食♪
[スキップしながら食堂にやってくる。]
……んー。どうしたんですか?
風邪?
[真っ赤な顔をしたミリィを見つけて、首を傾げる。]
ああ、けっこう俺の近くにあったから踏んで壊したりしたら怖いもんな
…て、ん?いや、どういたし…
[と、礼を言われたと思えば捲くし立てられ、ポカーンとしつつも
そのころころ変わる様につい吹出し]
ああ、そうだな、つい嬉しくてタックルして悪かった、ゴメンな
[と、いって笑いながら、また頭を撫でる]
は、はい・・
[むしろ遠慮はあまりしてないのだが。ずっと引き摺られたりしていたので慣れてはいないらしく、ちょっと居心地悪そうにしつつ。
抱えられて食堂へと。]
/中の人/
ミハエルがいる場合、逆にこちら側のヒントを若干与えて村側視点で動いてもらうと言うのも有りだと思います。
停電の間に迅速に行動…で、そこに取り残されるミリィとミハエルとかの構図になるかな?
……
[言ってんだろ、と思ったのは間違いなかろう。]
じゃあそうさせてもらおう。
遠慮なく
[酷い。
それから頷いて、
階下へと向かう。
階段の途中で、一度、ぎりと、歯をかみ締めたか。
エーリッヒの対応にだいぶ、落ち着きは取り戻していたようだったが
顔色は今は蒼白に。]
─食堂─
お。賑やかだな。
[食堂に入ってすぐ、目に入った光景にはさらっとこの一言だけ言って、おばちゃんに声をかけて食料確保]
[アーベルの微笑みを見た後に、去っていく背中に]
……PiPi。
……こういうときは、ありがとう……ですね。
[口元が笑みの形を作る。
それは何時もと比べれば、少しだけ自然な笑みだった]
―食堂―
今晩和・・?
[抱っこされながら控え目に挨拶。
と、目に入るのは頬を染めたミリィの姿で。]
・・如何かされたんですか?
[きょとり。]
っと、随分賑やかになったな−
……ここは賑やかってことは、司令のとこは誰も言ってないって感じ?
[辺りを見渡して…ミハエルが向ったことは知らないから暢気に]
[いきなり増えた人が口々に少女を見て珍しそうにじろじろ見ているのにぶちきれた]
私のメガネはもちろん取り外し可能だし、
風邪でもないわよ。いたって元気!
[そしてさらにハインリヒに撫でられて限界点]
子供扱いしないでよ!
もう今日は部屋に戻って寝るわ!
[ふいっと少女は流れに逆らって食堂を後にする]
ご自由にー。
[ けらり笑って見送った後、ふっと視線を逸らす。
表情は失せて、そこに感情は見えない。
まだ中身の残った缶を口元に当てると、ぐいと飲み干した。
からん、とごみ箱に捨てて、付けっ放しだったテレビを消す。]
……んー。
[ 再び、首筋に手をやり、横に倒して。]
「エーリッヒ=オルブリヒ」は気楽に生きる、
そういうキャラクターのはず、なんだけれど、ね。
[ ややこしいことに首を突っ込みそうかな。
そんな呟きを洩らしたが、聞くものはいない。]
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