[クロエの柳眉が寄るを見ながら声を待つ]……ん。無理しなくていいよ。また、思い出せた時にでも、聞かせて。[纏まらないという彼女に微かな笑みを向ける。漆黒の眸が和らげば、ふ、と緩む口許]クロエのイメージには興味があるね。それがキミの手でカタチになるなら、尚のこと。[付け加えられた言葉の意味を汲み、頷く]ああ、朝食の後にでも件の図案見せて貰おうかな。お預けのままじゃ、気になって他が手につかないから。[本気とも冗談とも知れぬ調子で告げた]