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おや、聖痕4人出揃った。
エっくんにノっくんとクレくんメーちゃん姉弟か。
ユーくんミーちゃんとミっくんコトおばーちゃんの中に智狼と共鳴かぁ。だれだろーなー。
あ、そういや霊能ロール結局考えてない。
― →テレーズの家 ―
テレーズさん、ユーリです。
香草茶の補充に来ました。
[家の扉を叩き、奥に向かって掛けるのはそんな言葉。
配達に訪れるのは初めてのことではない。
承諾の声があれば、ドアを開け家の中へ]
こんにちは、テレーズさん。
お茶、いつもの場所に置きますからね。
[椅子に腰掛けたテレーズは、こちらの居場所を確かめるかのように、ゆるりと首を傾けた。
妙な音を立てて彼女を驚かさないように注意しつつ、慣れた足取りで奥へ進み、所定の位置へ荷を置いた]
……痣?
[聞こえて来た声に、意識をそちらへと向ける]
そっちにも、出てんのか、花の形したなんかが。
[自分の手首に浮かんだものを見た時点で、何となくそんな気はしていたけれど。
意識が繋がったらしい、と把握した時に感じた引っ掛かりを解くため、確かめるような問いを投げる]
はい、終わりました。
今度のは摘み立ての葉を使ってますから、香りも一段と――
――テレーズさん?
[言葉を止め瞬いたのは、光のない彼女の瞳が、じっとこちらを見詰めているように見えたから。
まさかとは思いながらも、どことなく悲しげな彼女の表情に思わず問い掛ける]
……どうか、したのですか?
『花の、しるし』
[少女の唇が、ことばを紡ぐ。
はっと左の首筋を抑え、息を呑んだ]
テレーズさん、それは……
[視線の先で、少女の眼差しは自分には見えない何かを見ていた。
そして語られる、伝承]
そんなっ……
[全てを聞き終えて、驚愕の声を上げそうになり。
怯えたようなテレーズの表情を見て、慌てて口を押える]
いえ……お気になさらず……。
テレーズさんは、伝承を語っただけ、なのですから。
[取り繕うように浮かべた笑顔も、彼女には伝わらないから空しいだけで。
そのまま、ふらりとテレーズの家を出る。
道具屋への挨拶も忘れたまま]
[思い悩むように一瞬眉が寄る。
結局見なかった事にして袖を元の長さに戻した。
呼びかける声がする頃にはいつもと同じ愛想よさ。]
いらっしゃい。
サリィは今日も可愛いね。
[彼女の笑顔の意味を知れば少し困ったように笑い]
いつもの、だね。
勿論、用意してるよ。
[いつもの場所からいつものものを取り出す。
明かり用の光苔とインクを個々に包んでから一纏めにして]
これはおまけ。
湯上りにでも肌に塗りこむといい。
[朝露の小瓶を包みに忍ばせた。]
─ 都市の通り ─
[服を詰めた籠に布を被せ、腕にかけて通りを行く]
くーちゃん撫でれたし温泉入ったし、気力じゅうぶーん。
そろそろ乾いた頃かな。
何描き入れようかなぁ。
[今の間に乾燥小屋に並べてきた器の釉薬は乾いていることだろう。
そのまま本焼きに入っても良いのだが、そこに更に筆を走らせアクセントにするのを考え、頭の中でデザインしながら工房へと向かう]
痣っぽいけど打った覚えはないんだよなぁ。
花のかたち……
これってなんだっけ。
……待宵草に似てる気がする。
[薄っすらと浮かんだあとを思い出して肯定する。]
[自分が言えなかった言葉は、ミレイユが伝えてくれた。
ほっとして、ちょっと顔がほころんだ。
作る、なら材料が必要だろうと、ミケルは考える。
材料はきっととても重い。
それはコレットにとってはきっと、ずっと、重い。]
……手伝い、行く、僕。
[そんな風に考えて出た言葉は、やっぱり足りない。
足りないのもわかっているから、また付け足すが、それも足りない。]
僕も、クッキー好き。だから。材料。
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虫と格闘してる間に人が増えてて誰がどこに居るやら。
ミレイユとミケルはおばーちゃん家か。
サリィがエトのとこ(道具屋)で、くーちゃんとノクロが洞窟奥地、と。
んむ、ユーリがフリー?
待宵草……か。
[言われて、確かめる。
自分の右手首に開く大輪花の形は]
あー……やっぱり。
どーやら、同じのが『咲いた』作用で、意識が繋がったっぽいな、俺ら。
なんでそうなったのか、の理屈まではわかんねぇけど。
『周期』に現れる、不思議な力の一端……なんだろなぁ、きっと。
子供を守ろうとして、しかし守り切れずに刈られるのを見続けるしかない、
か、
少し狂ってしまって、積極的に刈ることに協力する、
……か、どっちが燃えるかなと考えて後者を採用。
前回の狼さんは、さほど積極的じゃなかったようだしね。
コレット婆にも、無理するなって、言われてたのにね。
ごめんね。
[こえは淡白だったけれど]
それより、……え?
[“無駄に死んだ”と。
次の言葉に少し、表情を引きつらせて]
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絵、確か描いてた……よ、ね?
[確認しとけよ]
ちなみに、勿忘草の細工と蓮華草のランプは、糸紡ぎさんとこにずっと伝わってると思われる。
まあ、ミケルちゃん。
本当に優しいのね、ありがとう。
じゃあ、おばあちゃん、うんと頑張っておいしいのをこさえるわね。
[のんびりと立ち上がり、壁に手をついて食材入れを覗き込む]
キノコ粉をひと袋と、甘香草の粉をちょっぴり、それに何かおいしい木の実を買ってきてもらえるかしら。
サリィちゃんの所か、ユーリちゃんの所ならあると思うわ。
ちょっと待ってね、お小遣いをあげましょう。
おつりはお駄賃にして構わないからね。
[別な引き出しを引っ張って小銭を取り出すと、ミケルに差し出した]
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