― 台所 ―[>>2可愛い賛辞が料理長に向けられると、少し照れたらしい人の肘をニヤニヤしながら小突いた。]ええ、料理長の料理も絶品ですよねー。拗ねる事無いですよねー。[笑いをかみ殺しながら、ヘンリエッタに袋を渡す。礼には及びませんと首を振った。]はいそれではまた後ほどにでも。[素直な聞き分け良い様子からは、愛された花だという事が伺える。彼女を見ながら、既知であった彼女の母親の姿が少しだぶった。]