人狼物語 ─幻夢─

91 白花散る夜の月灯


娼妓 カルメン

[菓子の作り手とはすれ違った事に気付かぬまま
帰る旨を伝えようとした、けれど。
老尼僧から宿泊を勧められ迷うように視線を彷徨わせた。]

 ――…でも今夜は、仕事が

[風の強さに加え雪積もる坂道を下るのは危ないと諭す尼僧の声に
躊躇いながらも女は頷く。]

 ……ん。
 じゃあ、帰るのが無理そうなら、泊まっていこう、かな。

[帰る事をまだ諦めきれぬ様子ながらもそんな言葉を返した。]

(31) 2014/01/12(Sun) 02:34:47

SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
人狼物語 幻夢(和名&ver.Schwarzes) by azuma
幻夢学園 by seileitoh/日向星花
人狼審問画像 by kiku2rou
黒い森 by 坂無炳吾
トロイカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 by きりのれいん
人狼物語 星影 by kayu
バナー画像 by Silverry moon light