人狼物語 ─幻夢─

91 白花散る夜の月灯


ピアノ奏者 オクタヴィア

─ 前日 ─

あ、

ちょっと、レナーテさん?

[呼び止める間も無く聖堂を後にする旅人に、何か急ぎでもあったのかしらね、と独りごち。
>>46ここに泊めてもらおうというエルザの提案には、そうねと頷いた後、首を傾げて問われたのには、あら、と笑みを零し]

一緒に行くわよ、大した手間じゃないもの。

[そう言って同行し、雪に埋もれた背負子を助け出すのを手伝ったりしながら談話室へと付き合って。
そこで見知った者が残っていれば、はぁい、と手を振って挨拶なり他愛無い話なりをした。
>>82イレーネはこの時まだ眠っていただろうか。おきていたとしても声は交わすことなく、笑顔を向けるだけで挨拶として。
ただ、大きくなったわねぇ、と内心だけで感嘆の声を落とした。
こちらから申し出をする前に老尼僧から宿泊を勧められると、えぇ、と苦笑を交えて頷き]

(189) 2014/01/13(Mon) 18:30:47

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