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─ 聖堂 ─
そう、シスターが。
それじゃお願いしようかな。
それにしても外は酷い有様だった。
これは今晩だけじゃなくしばらく逗留させてもらう事になるかもしれないな。
…嵐が去るまで。
[窓から吹き荒れる外を伺う。朝までには止むだろうか?雪山の天候には明るくないが]
きっと、やまないだろうな。
[そうこうしているうちに客室が並ぶエリアへと辿り着き、無人の客室の扉を開け、旅人を中へ。
火種の残る暖炉に薪を一つ入れた後、扉の方へと歩いた]
ここを自由にどうぞ。
それから、この廊下の先に温泉がありますので、よろしかったら。
しばらくすると食事も用意されますので、あの角を曲がった先にある談話室へどうぞ。
[必要となるだろう案内を口にして、それからふと思い出したように]
俺はマテウス=ヴァルトベルクと言います。
何か用向きがあれば、遠慮なく。
[どれくらいの付き合いになるかは分からないが、ある程度の応対が出来るように名を告げておく。
こちらも部屋を借りる身ではあるが、手伝えることは手伝おうと考えてのことだった]
─ 聖堂 ─
お気遣いありがとう。
もう少ししたらそちらに伺うとするよ。
[そう言ってまずは体を椅子へと預ける。]
そうだ、ここはシスター一人なのかい?
その…なんていうか、こんな山の修道院にしては大きな聖堂だな、と思って。
― 廊下 ―
[一つ一つ、戸締りを確認して、最後に正面玄関の鍵を確かめる。
ここを最後にしたのは、嵐に迷った人が訪れる事を考えての事だけど、そのせいか、一度外に出た旅人>>37が締め出されることはなかった事は、知らぬこととはいえ幸いだったかもしれない]
流石にこの様子じゃもう誰もこないだろうな……
[酷くなる一方の風の音。恐らくは雪も予想以上に降るだろう。
念のためにもう一度鍵の確認をしてその場を離れる]
あー…寒いなぁ。
厨房の方、ライヒ君1人で大丈夫だろうか。
[もちろん料理に手を出す気はない。
だけど、配膳くらいなら手伝えるはずと厨房へと足を向けた]
― →厨房 ―
[厨房の前まで来て、ぴた、と足が止まる。
聞こえてくる歌声は、先ほど談話室で耳にしたのと同じ物]
………
[邪魔をしては、と言う気持ちと、聴いていたいと言う気持ちと
そうして、一つの考え事とで、暫くはその場に佇んでいた。
仕事柄、人と会う機会は多く、噂に触れる機会も少なくはなく。
今そこにいる司書と同じ名前の「聖歌の紡ぎ手」の話>>0:234も耳にしてはいた、けれど]
(まさか、ねぇ)
[噂話と司書と、幾つか符合する物はあるけれど確認する術はない。
それに、必要以上に知る必要はないし、そういう趣味もない。
やがて、歌声が止んだのに気付いて、驚かせないように厨房のドアを軽く叩いてから覗き込む]
― 厨房→談話室 ―
ライヒ君、戸締りの方終わったけど、こっちはどう?
配膳くらいなら手伝えると思うけど。
[歌については触れず、問うのはそれだけで、何か指示があればそれに従い、なければ食事を済ませることにする。
食事中に人が来れば挨拶をして、もし初見の者があれば簡単に自己紹介をする。
アーベルがいれば、自分も暫くは村にいるからいつでもどうぞ、と返し損ねていた答え>>0:239を返し、もし、ミリィが同席していたとしても棘の応酬は避けることを心がけた。
食事は楽しい方がいい]
……ごちそう様でした。
片付けどうしよう?自分が使ったのくらいなら洗っていくけど。
[呟きはどう受け取られたか。
とりあえず、その場で必要なことが済めば]
それじゃ、部屋お借りしますね。
どの部屋でも大丈夫かな?
[そう言って、部屋の指定があれば頷いて、周囲にいるものに頭を下げて談話室を後にした]
― →客室 ―
[用意されていた部屋に入ると程よい暖かさを感じ、火入れを担当してくれたマテウスにそっと感謝をして。
とりあえず、コートや肩掛け鞄などの手荷物を置いて窓の外を見る]
これは、相当積もりそうだなぁ……
[生まれたときからこの地に住む身として、雪の深さには慣れているけれど、こんなに早い時期にここまで降るのは珍しくて]
嵐の翌日は晴れるのが多いけど……晴れても帰れないだろうな、これじゃ。
[諦めたのか経験からか、声音には言葉ほどの困った様子はなく。
暫くはそのまま、窓の外を眺めていた**]
─ 聖堂出入り口→客室 ─
[応対に出たのが誰か、を見て取るや、行商人の眉はきつく寄っていた。
なんでいる、と言わんばかりの様子を隠す事無く、挨拶は後に、との言葉>>0:281にわかったよ、と言い放って奥へと向かう。
途中、こちらを見て上げられた娘の声>>14は風に紛れて届く事無く、部屋へと落ち着いて]
……おうおう、寒いさむい、と。
まー、本格的に荒れる前に着けて良かった、って所かねぇ。
[窓越し、荒れていく天気を見やってそんな呟きをもらしていた]
ここなら、万一降り込められても春まで気兼ねなくいられるしなぁ……あの兄ちゃんはちょいとばかりウルせぇが。
[それから時を置いて届けられた食事には、待ってましたと歓声を上げ]
ああ、シスターさんには、明日んなったら、ご挨拶に行く、ってぇていっといてくんな。
今から押しかけちゃあ、申し訳ないからな。
[届けに来た司書の立ち去り際にこんな言葉を投げかける。
色々と言われてはいるが、シスターへの礼だけは欠かさないのがこの行商人の矜持──と知る者は、生憎といない。
いたとしても、それ以外の部分にかき消されている、ともいうのだが]
……しかし、これっぽっちじゃ足りねぇなぁ……。
[言いながら見やるのは、食事に添えられた酒瓶]
後で、寝酒を頂戴に行くとするか。
[気軽な口調で言いながら、飲み食いを進めていく。
そうして夜も更けた頃、地下の貯蔵庫へと忍び込むが。
その様子を誰かに見咎められる可能性などは、抜け落ちていた。**]
[自分は商品をとりに急いだが、彼はどうしただろう。]
あぁ……ちょっと埋もれちゃった……。
後でシスターとライヒアルトさんに確認してもらおう。
[若干、雪に埋もれた背負子を救出し、談話室の方へと持っていき。
背負子から大枠だけの荷解きしていった。]
─ →談話室 ─
[旅人との会話を終えた後は、他の無人の客室へと入り、火種残る暖炉に薪を入れて行く。
それが終われば談話室へと戻り、用意された夕食をありがたく頂いた。
片付けくらいならば自分で行うが、他で行うと言うならば慣れた者に任せる。
慣れないことをして食器を割るなんてことになるよりはマシだろうから]
晴れた後の雪かきは請け負おう。
宿泊の対価だ。
[それくらいしか手伝うことはないのだからと、老尼僧やライヒアルトに告げて。
イレーネにも声をかけてから本日就寝する部屋へ。
娘が同室が良いと言うなら、厭わず受け入れるつもり]
─ 客室 ─
[夜半にかけて嵐は更に強くなり、風と雪が窓を叩く音が響き、木々の合間を抜けて大きな風音を奏でるようになる]
大丈夫かね…。
[村に残る家族のこと。
村もこの嵐に見舞われているであろうこと。
村と聖堂を繋ぐ道のこと。
様々に対する懸念を一言に詰め、窓の外を見ながら呟いた。
しかし全ては嵐が過ぎ去ってからでないと行動を移せない。
今は身体を休め、明日に備えることにした]
─ →客室 ─
[浴室に居たのは短い時間。
汗を流し、身体を温める程度で上がり、客室へと戻った]
…………。
[窓の外は未だ荒れ模様。
早朝から雪片付けをする必要がありそうだと考えながら、湯冷めしないうちにベッドへと潜り込んだ*]
― 談話室→ ―
よし。
今は、これで……あれ。
短剣なんて入れてたっけ?
[こて、と首を傾げて荷物に混じっていた短剣を持ち上げて。]
……まぁ、いっか。
[うっかり間違えて入れてしまったんだろう、と納得して。]
……それにしても、今日は人が多いねぇ。
[と、呟いて。
食事の時まで、まったりと本を読んでいた。
行商人の姿が途中で見えれば微妙な表情になったが。]
─ →談話室 ─
[談話室に戻ると、老尼僧に行商人からの伝言を伝え。
客人に食事が行き渡るのを確かめた後、預けておいた蒼を引き取った。
最初は、自分の食事は後から、と思ったものの、共に食べるのでなければ自分も後にする、と老尼僧に言われてしまったため、共に夕食の席に着いた]
……ああ、片づけくらいは大丈夫ですよ。
いつものことですし。
[エーリッヒの言葉>>50には、微かに笑んでこう返す。
とはいえ、手伝うと言われるならば受け入れるのは常の事]
あ……ありがとうございます。
[雪かきが対価というマテウスの言葉>>56にほっとしたような表情が覗くのもまた同じく、常の事だった]
─ →自室 ─
[食事と、片づけを終えた後は蒼の小鳥を連れて自室へと戻り。
扉を閉めるなり、は、と息を吐いた]
……なんというか。
つかれた。
[来訪者の多さや、それへの対応は、思いの他疲れを高めていたようで。
肩の小鳥が、案ずるようにピリリ、と鳴いた]
……ああ、大丈夫だ……って。
お前、ほんとに暢気だなあ……。
[苦笑と共に小さな頭をつついた後、小鳥のための小さな寝床を用意してやる]
……風。早く、やむといいんだが。
[柔らかな布で作った寝床に蒼を下ろしつつ。
小さく零した呟きは、風の音に紛れて消えた。*]
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