情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[エルザに、いいえと微笑んで]
美味しいといってもらえると嬉しいです
[それからユリアンを見て、くすくすと小さく笑って]
今日は、牛乳はやめておきました
[今日、は。]
[それからハインリヒを見ると、少し、落ち着いてもらえるかなと思って]
[階段の、アーベルを見る。]
[カップを一つ持って、そちらに]
囲まれているな。
《あぁ、囲まれている》
どういう手口だこれは。
《さぁねぇ、どういう手口だろうなぁ》
お前はどう思うか?
《そうだな、これが噂に聞くはぐれってやつじゃないかねぇ、どう考えても普通の人狼じゃない、くけけけっ》
はぐれ……か、その可能性は高そうだ。
[頭に響く笑い声に、少々眉をひそめつつ応える]
古の契約から解き放たれ、異能を持つ人狼。 ごく希に存在するとは聞いていたが。
《はぐれでも何でも関係ないさ。 やることは同じだ》
[その言葉に頷くと、男は振り向いて扉の中へと滑り込んだ。
強風に煽られ、背後で鋭い音を立てて扉が閉まった。]
[階段の向こう、ちらと見えた頭。片方は見慣れた幼馴染の。――不味い、叱られる。と、少しばかり思って]
[かりかり、扉を引っ掻く音。そちらに視線を遣る]
……ペルレ?
[白い仔猫の姿に、入りたいの?と首を傾げる]
[憮然とした様子のユリアンに、それでも声を褒められた事で微笑んで]
ありがとう…私には歌うことしか出来ないから。
そう言って貰えると嬉しいわ。
[オトフリートがカップを持って移動するのを見れば、階段にアーベルを見つけ、どうしたのかしら?と視線を送って]
[人の気配に気づいたのか、仔猫はイレーネを振り返って、なぁう、と一声。
それからまた、扉をかりかりと引っかく。
扉の中からは、うなされているような、そんな声が微かに響いて]
─居間・回想─
[ブリジットが目覚めたのは、ユリアン達が外に眠る亡骸を埋葬し始めた頃だった]
[毛布に包まっていたブリジットは、寒気と僅かな空気の違い(惨劇があった後の)と、どこからか漂う腥い匂いに気づいた。毛布をもぞもぞと動かして、身を起こす]
[ハインリヒが血相を変えて外に飛び出していくのが見えた]
『狼の群れが自衛団の人を襲ったんだ。』
[アーベルの声]
[扉が開ききって打ちつけられる音]
[悲痛な]
[ハインリヒの]
[憤りの]
[声]
[絶望に彩られたハインリヒの声に、ブリジットは呟いた]
─居間・回想─
ハインリヒ…………
[ブリジットは首を回した]
ハインリヒ………こわれる………?…
[目に飛び込んできたのは]
[黒い大地がぽぅかりと穴を開け]
らら
[血がバラリバラ]
[人が倒れる倒れている]
[白い大地が血に穢れ]
ら……。…ら…
[現実を拒否するかのように歌のような声が洩れ]
―二階・廊下―
……エーリッヒ?
[普段なら、仔猫の鳴き声に気付きそうなものだが]
………開ける、よ……
[一応、断りの台詞。がちゃ、とノブを回す]
歌うことしか、じゃなくて、歌うことが、だと思うけどな。
一個でも何かできるんなら充分だと思うぜ?
それが人に何かを与えることが出来るんなら、尚更な。
[殆ど空になったカップをとん、とテーブルに置いて。
エルザの視線が階段を向くのに、それを追う。
オトフリートとアーベルの姿を見付け、首を傾げた]
あ、ありがとう。
[彼はオトフリートに差し出されたカップを受け取る。そして思い出したように]
そうだ、さっきエーリッヒが部屋を出ようとして戸口でコケてたよ。
[しっかり告げ口した]
─居間・回想─
らら……らら…るー…らら………。
らら……黒い森……狼は歩いてた………
うっそりと……
るるー…らら………ら
[ブリジットは、表情をなくしてわらっている]
[心が砕けたように]
[そして、ハインリヒが中に入ってきてソファに座った後は、何も言わずにハインリヒの傍で毛布に体を包んで座っていた。ハインリヒを元気付けようともしなければ、慰めの言葉をかける事もしない。沈黙だけを纏って。寄り添うように座るだけだった]
─二階・個室─
[仔猫の鳴き声に気づかなかった理由は単純で。
意識は深い夢の淵]
……や……だ。
俺……は……。
[呻くような声。その表情は、見ているそれが決して芳しくない事を、端的に物語って]
小説家 ブリジットは、少女 ベアトリーチェ を能力(襲う)の対象に選びました。
[居間へと滑り込み、視線を左右にするとエルザとユリアンの姿が目に留った。
が、何か言うことがあるわけでもない。
ザムエルは、何の声をかけるでもなく暖炉の前に陣取り、冷え切った体に熱を加え始めた。]
[階段に視線を送ったままユリアンの声を聞き、視線を少しそちらに向けて]
何かを…与えられているのかしら…私は…
でも、歌は形が残らない…ユリアンの仕事のように残る仕事じゃないから…
[いつか忘れられる…とは口に出さず、視線を階段に戻して]
[アーベルの言葉を聞けば]
[笑顔が固まった。そりゃもうきれいに]
そうですか、コケてましたか。
やっぱりわからなかったんですね、言っても
[お説教確定した]
[キィ、と開く扉。部屋に踏み入る]
[仔猫がとたたた、と駆けて行った。暗闇の中、瞳が光を放つ。
それを追って、声のするほう、寝台へと近寄って]
……エーリッヒ。
[優しい言葉をかけるのも、彼女には思いつかなかったから。
手探りに、彼の手を取って。現実を伝えるぬくもり。
それから、額をぺし、と軽く叩く]
夢、だよ。
[気配もなく会談を下り居間に現れたザムエルが目に入ったが、そのまま暖炉の前に留まるのを見て何も言わずに]
[いつの間にか目覚めたらしいブリジットに微笑んで会釈を]
[階段で座り込むアーベルには相変わらず怪訝な視線を向けて]
[居間に現れた老人は記憶に無く。
記憶にある身上書を思い返せば彼がザムエルだろうかと判断する。
特に何かするわけでもないが]
[椅子の背に手をかけ、体を半分捻った体勢。
腕に顎を乗せ、視線は階段に向けたまま]
形があるものは何時かは壊れるさ。
もしかしたら邪魔になって捨てられるかもしれない。
心に残ることが出来るものの方が凄いと思うけどな。
[ふ、と苦笑を零して]
…無いもの強請りっつか、隣の芝は青い、っつか。
言っててもキリなさそうだな。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新