人狼物語 ─幻夢─


100 緋くさざめく月光海

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音楽家 ヘルムート

─ 団長の部屋 ─

[女性たちと入れ替わるように戻って来たウェンデル>>73からシーツを受け取り、まずは凄惨な亡骸を覆い隠す作業にかかる]

 ……心臓と内臓を喰らいつくした所は同じ。
 左側が失われているのは……朱花故、か?

[改めて見やった亡骸の有様に小さく呟く。
それでも、いつまでも眺めていたいものではないからできる限り手早くシーツで包み込んだ]

 伝承によっては、『朱蒼聖花』などと呼ばれる事もあるらしい。
 単純に考えれば、蒼い花……蒼花もある、と言えるのでは?

[途中、聞こえたクレメンスの疑問>>78に、自身の知る伝承から知れる事を短く返して。
包み込む作業の後は、室内の掃除に取りかかった]

(79) 2016/08/10(Wed) 10:20:40

音楽家 ヘルムート

 ……どうした?

[掃除の途中、上がった声。>>74
ともすれば違う方向に意欲を上げようとする自称・情報屋の後頭部をべしりと叩きながら振り返る]

 ……教会の様式がどういうものかはわからんが……間違いないかな?

[確かめるように問いを向ける先は、恐らくそれを知り得るであろう神父の方。
答えを得た後、どうしますか、という少年の声に緩く腕を組み]

 今は、状況に関する手がかりが一つでもほしいところだしな。
 申し訳ないが、読ませてもらうべきかと。

[そんな意見を提示して。
開かれた書簡、そこに記された内容に、は、と深く息を吐いた]

(80) 2016/08/10(Wed) 10:20:47

音楽家 ヘルムート

 恐らくは、そうなのだろうな。
 教会がどんな考えを持って、この書状を送ってきたのかはわからんが。

[集められた理由の推測>>75に返すのは同意。
他にも考えられる要素はあるが、その場では口にはせず]

 ……どうすれば、か。
 このまま、座して喰われるを待つのでなければ……団長殿のなそうとした事を続けるしかあるまいよ。

 殺される前に殺す──生きるためには、他に術はない。

[不安に満ちた声に対し、そう言い切る声音は常よりも低いものだが。
直後のため息と共に、それは一気に崩れた]

 ま、問題は。
 取り除くべき脅威に対し、予想も当たりも全くつかん、という事だが。

(81) 2016/08/10(Wed) 10:20:54

音楽家 ヘルムート

[そんな態度の切り替えが、周囲にどんな印象を与えるか。
そこまで考える余裕は、ない。
普段の在り様を失って、判断を鈍らせる方が今は怖かった。
そんな思考が、意識を圧迫し得る事には気づく由もなく]

 ……幻燈歌?
 その歌い方は、初めて聴いたな……。

[少年の紡ぐ幻燈歌は、自身の知るそれとは違うもの。
思わずもらした疑問の声に返るのは、泣きそうな微笑み。>>77]

 ……ここはもういいから、休んでおくといい。
 団長殿は、私と神父殿で地下までお連れする。

[それにどんな言葉をかけるかしばし考え、結局向けたのは当たり障りのないもの。
道具の後片付けやらは他に任せ、包まれた亡骸を抱えて向かうは地下。**]

(82) 2016/08/10(Wed) 10:20:57

音楽家 ヘルムート、メモを貼った。

2016/08/10(Wed) 10:22:38

小説家 ブリジット

ー 3階客間 ー

あ…ふ。

[あくびと共に体を起こす。椅子に座ったまま意識を飛ばしていたようで、身体中が強ばっていた。
腕の下でシワの寄ってしまったノートには書きかけの物語。
見切りを付ける前に体力の方が尽きていたようだ]

――キュルル。

[お腹に手を当て、頬を掻く。
何か貰ってくるために部屋を出ると、空気がやけに重たく感じられた]

(83) 2016/08/10(Wed) 16:57:42

小説家 ブリジット

今度は一体…?

[丁度通り掛かったウェンデル>>56に問い掛けると、行かない方が良い、と忠告された]

…そ、う。手は足りているの?
なら、このまま部屋にいます。

[敢えて見たいとは思わなかった。
力仕事には向かず、女性の手なら既にカヤがいるという。集会場の造りにも詳しくはないので、あまり役に立ちそうではなかったのも事実。
疑念の素になりうるという思考も回らず、楽な言葉に乗ってしまった]

(84) 2016/08/10(Wed) 17:01:16

小説家 ブリジット

[部屋の中に戻ると再びノートを開いてシワを伸ばし、ペンを手に取った。
旅人に聞いた「狼に育てられた子供の話」から着想を得て書き始めた「人の言葉を話す狼と少女の物語」は、中盤。足を怪我した少女が、罠を外してくれた狼と並んで話している場面だ]

―…狼は、輝く瞳で少女を見つめて…―

[こんな話を書いているからか、狼は怖くない。否、遺体を直視していないため、怖くないと思うことにまだ成功している。
怖いのは、伝承の中にある「狼を探すために殺してゆく」こと。誰かを殺すのも、殺されるのも、今はまだ嫌だった。
嫌だと思えるだけ自由だった]

……あ。

[そのうちに再び手が止まる。
空腹だったのを思い出して、何か食べるものを貰ってこようと1階へ向かった]

(85) 2016/08/10(Wed) 17:03:56

小説家 ブリジット

ー 1階 ー

[半年前、周囲の人々が相次いで不幸に遭い、居たたまれなくなってこの村に逃げてきた。
やっと落ち着いてきたかと思ったところで、こんな状況に遭遇して。自分で思う以上に混乱し、怯えていた]

昨日はずっと部屋で書き物。
ウェンデル君が、見ない方が良いと言ってくれたから、そのまま部屋に。
お腹がすいたから降りてきた。

[問われそうなことの答えを小さく口にしてみながら、まずは厨房を目指す。
否定されると途端に言葉に詰まってしまうだろう弱い説明。怯えは萎縮となって、最後の抵抗も鈍化させてしまいそうだった**]

(86) 2016/08/10(Wed) 17:08:49

小説家 ブリジット、メモを貼った。

2016/08/10(Wed) 17:19:59

【独】 小説家 ブリジット

/*
不幸が続いたのは狐つきになったから?
狐というよりは悪霊、貧乏神的な何かかも。
…なんて役職から考えてみたりしてたのですが、生かせませんでした。

青年作家の名前で発表してる云々も同じく。
実は拾われ子で兄のゴーストライター…盛りすぎ注意。

単発離脱しか出来なくてごめんなさい!
人数足りないなら数合わせでも参加したい!と思って特攻してしまいましたが、お邪魔になっていないと良いです。
やはり器用度不足で時間を上手く確保できない残念な兎猫でした。
でも参加できて嬉しいです。ご一緒してくださっている皆様に今のうちから感謝を!

(-30) 2016/08/10(Wed) 17:31:24

【独】 神父 クレメンス

― ギュンター(団長)の部屋 ―

そう、か。
これなら伝承の事もしっかり身を入れておけば良かったな。

[ヘルムートの言葉>>79に、失敗した、と言うように顔をして。
元が悪ガキで、ガキ大将だ。
興味のないお伽噺は、軽く浚う程度にとどまっていた。

教会の文書の様式について聞かれると]

ん……?
あぁ、間違いない。

(-31) 2016/08/10(Wed) 20:12:53

神父 クレメンス

― ギュンター(団長)の部屋 ―

そう、か。
これなら伝承の事もしっかり身を入れておけば良かったな。

[ヘルムートの言葉>>79に、失敗した、と言うように顔をして。
元が悪ガキで、ガキ大将だ。
興味のないお伽噺は、軽く浚う程度にとどまっていた。

教会の文書の様式について聞かれると]

ん……?
あぁ、これは教会で一般的に使われてるものだな。

[正直に伝えられる所を使えながら、
ヘルムートの様子>>81>>82に小首を傾げる。]

(87) 2016/08/10(Wed) 20:53:42

神父 クレメンス

まぁ、あんま無理すんなよ?
エーリッヒさんも、ウェンデル少年も。

[そう言って男はヘルムートを手伝いながら地下へと降りて行った*]

(88) 2016/08/10(Wed) 21:00:06

音楽家 ヘルムート

─ 団長の部屋→地下 ─

 ……興味のないものに時間を費やすのが苦痛なのは、まあ、否定しませんが。

[それでいいのか、と。
失敗した、とでも言いたげな顔をするクレメンス>>87に向ける表情には、そんな突っ込みがありありと浮かんでいた。

確認に返る肯定には書簡の信憑性と状況の現実味、両方の高まりを感じて小さく息を吐く]

 …………。

[無理、という言葉>>88には、何も返す事なく。
無言のまま、地下へと降りて]

(89) 2016/08/10(Wed) 21:17:07

音楽家 ヘルムート

─ 地下 ─

 ……これ以上、ここに並べる者を増やしたくはない、が。

[地下に降り、倉庫に団長の亡骸を安置する。
その際、口をついたのはこんな呟き。
途中、不自然に途切れたようなその続きを口にする事はなく、短い時間、祈りの姿勢を取って]

 ……さて。
 状況が伝承に則っているというなら、為すべきは明確だが。

 ……何を基準に、何を選ぶか、が、問題か。

[祈りの後、どこか平坦な声で漏らすのは、こんな呟き。*]

(90) 2016/08/10(Wed) 21:17:13

音楽家 ヘルムート、メモを貼った。

2016/08/10(Wed) 21:19:27

【独】 神学生 ウェンデル

/*
箱前帰着〜〜
今日もへんずつーの上、飲み会帰りだというね。(呑んでませんが)

あー、やっぱり動いてないなー。仕方ない、殺るか。

(-32) 2016/08/10(Wed) 21:34:25

神学生 ウェンデル

[これからどうすれば、という問いに、続けるしか無いとヘルムートは答える>>81

続ける...それは、やっぱり探して、殺すっていうこと、ですか?

[震える声]

僕.........

[何かを言いかけて、何も言えずに少年は口を噤む]

(91) 2016/08/10(Wed) 21:41:44

【赤】 神学生 ウェンデル

いや...

   殺されるのは、

         いや、だ...

(*19) 2016/08/10(Wed) 21:42:14

神学生 ウェンデル

[殺される前に殺す、そう冷徹とも言える声音で口にするヘルムートを怯えた目で見つめ。

だが、直後に漏らされた、予想もつかない、という言葉に眉を下げた]

そう、ですね、判らないまま...殺す、なんて......

[出来ない、と、言おうとしてまた言葉は途切れた。それでも、生きようとするなら...判らなくとも殺す、そんな風になるのではないかと、思い浮かんだ事を言葉にするのは躊躇われて]

(92) 2016/08/10(Wed) 21:48:36

【赤】 神学生 ウェンデル

.........見出す力のある人は居ないのかな?

......だったら、僕が見つけた、と言ったら、みんな信じてくれるかな?

[じわり、滲む毒のように、恐れの齎す闇が少年の心を覆い始めている]

(*20) 2016/08/10(Wed) 21:51:09

画商 エーリッヒ

─ ギュンターの部屋 ─

役割に殉じる、ねぇ…。

[ヘルムートの推測>>71を耳にしても、未だ懐疑的な表情]

ま、姿勢はご立派ではあるよね。
それだけの覚悟を持って伝承を真実とし、身を以て危惧を知らしめたわけだ。

[ギュンターが選択した道に同意は出来ねど、理解は示して。
掃除用具を調達した後は再びヘルムート達と合流した]

それじゃそっちはよろしく。

[ギュンターの骸を包むのはヘルムートとクレメンスに任せ、エーリッヒはカルルと共に掃除をし始める。
染み込んでしまった分は取り去ることは出来ないが、極力紅を落として行った]

(93) 2016/08/10(Wed) 21:56:33

画商 エーリッヒ

…うん?

[ウェンデルが上げた声>>74を聞いて、エーリッヒもまた視線をそちらへと転じる。
色めき立ったカルルはヘルムートによって鎮められた>>80ため、そちらは放置しておく。
書簡は中央教会からのようで、今回のことの発端と言って良いものだった]

存在を知ってるってのもそうだけど、良く把握出来たよね。
…やっぱり何かしっくり来ないわ。

[中央教会に対する疑心は増す一方。
それを読んだ結果、ギュンターが為そうとしたことを続けるしかない、と言い切るヘルムートの声>>81に、溜息と共に両肩を竦めることとなった]

嫌な手探りだね。

(94) 2016/08/10(Wed) 21:56:39

画商 エーリッヒ

[ウェンデルが紡いだ幻燈歌>>76、その音源は彼の想い出のもの>>77らしい。
優しげな音色は彼の中で褪せることの無い、大切なものなのだろう]

いい音だね。

ヘルムートさんの言う通り、少し休むと良いよ。
連続して…だったからね。

[ヘルムートの言葉>>82に繋げて、ウェンデルには後は大丈夫、と休むよう告げた]

そちらは頼むよ。

[次いで、ギュンターの骸を運ぶヘルムートとクレメンスにも声をかけた]

(95) 2016/08/10(Wed) 21:56:48

画商 エーリッヒ

大丈夫、無理はしないよ。
元々怪我人だしね、無理なんて出来ないさ。

[クレメンスの言葉>>88には笑いながら言って彼らを見送る]

さ、カルル君、もう一頑張りだ。

[なんやかんやでしっかり掃除を手伝ってくれるカルルに声をかけ、可能な限り紅を取り除いていった]

(96) 2016/08/10(Wed) 21:56:58

画商 エーリッヒ、メモを貼った。

2016/08/10(Wed) 21:57:32

神学生 ウェンデル

[やがて、震え惑う心のまま、幻燈歌を紡いだ少年は、ヘルムートからかけられた声に>>82はい、と頷いた]

 Requiescat in pace...

[シーツに包まれた骸に手向けたのは、先に喰われた老婦人に捧げたのと同じ聖句]

ブリジットさん、来ませんでしたね...

[考え込むように眉を寄せ、立ち去る間際に呟いた言葉を、耳にした者は居たろうか?]

(97) 2016/08/10(Wed) 21:58:44

神学生 ウェンデル、メモを貼った。

2016/08/10(Wed) 22:01:57

【赤】 神学生 ウェンデル

エルナ...エルナは、ここに居るよね?

[答えを期待する風でもなく、そう聲を送る。多分、エルナはこの部屋に来ていた。それをほぼ少年は確信している。


だから、ブリジットは「エルナ」ではない]

(*21) 2016/08/10(Wed) 22:05:42

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生存者 (3)

ヘルムート
72回 残12668pt
クレメンス
23回 残14402pt
カヤ
26回 残14236pt

犠牲者 (2)

ギュンター(2d)
0回 残15000pt
ヘルガ(5d)
38回 残13363pt

処刑者 (4)

ブリジット(3d)
23回 残14143pt
カルル(4d)
0回 残15000pt
ウェンデル(5d)
68回 残13109pt
エーリッヒ(6d)
71回 残12993pt

突然死者 (0)

発言種別

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