100 緋くさざめく月光海
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― 朝/ギュンターの部屋前 ―
[団長の部屋に集う人が増え、騒めきが大きくなってきた頃。
それに釣られるように、彼女も姿を現した。
昨日と同じく、急ぐでもなくゆっくりとした足取りで]
おはよー……
[見えた人影に挨拶を向けた。
けれどそこで血の臭いが届いたか、部屋の中が見えるより少し前の位置で足を止める]
もしかして、また?
[表情は強張っていた]
(47) 2016/08/09(Tue) 23:10:51
ん、呼んだ?
[丁度自分の名前>>46が聞こえたようで。
部屋の中は見ずに、声だけを部屋の中へ返す]
(48) 2016/08/09(Tue) 23:15:20
あ、カヤ...さんの部屋なら...
[浴室へと向かおうとした所で、ヘルムートの問いが聞こえ>>46、昨夜教えてもらった部屋の事を口にしようとしたが、当の本人が先に姿を現した>>48]
カヤおねえさん...うん、今度はギュンターさんが...
[沈んだ声で伝え、何かを呑み込むように唇を噛む]
(49) 2016/08/09(Tue) 23:21:04
─ ギュンターの部屋 ─
何があった……と言っても、これでは。
手伝うことはないか?
[何がおきたのか丸わかりだな、と不謹慎極まりない事を口にする。
できる事は自ら率先して行っていこうと**]
(50) 2016/08/09(Tue) 23:22:26
[問いに答え>>49が返るより先、届いた声。>>48]
うむ、いい間だ。
[どことなく場違いな呑気さを交えて呟いた後]
丁度良かった……というと何だが、ちと女手が必要な事態が発生している。
[ウェンデルが団長の事を伝えるのに続けるように呼びかける]
なんでそうなっているかはわからんが、ヘルガ殿が着替えが必要な状況でな……手を貸してもらいたい。
[実際、状況はわからないからそこはすっ飛ばして、今、必要なものを請うた。*]
(51) 2016/08/09(Tue) 23:25:29
─ ギュンターの部屋 ─
あー、カヤさん良いところに。
ヘルガさん頼めるかい?
[ヘルムートの言葉>>46に同意しようとしたところで、いいタイミングで現れたカヤ>>48にヘルガのことを頼む]
手伝うことありありだよ、神父様。
シーツ持って来たら団長さん包むよ。
…あー、どうしよ。
また地下に運ぶ?
[遅れて現れたクレメンス>>50に手伝いを願い出つつ、その場に居る者に対して安置場所をどうするか問うた]
(52) 2016/08/09(Tue) 23:26:48
神父 クレメンスは、メモを貼った。
2016/08/09(Tue) 23:27:05
うむ、確かに手伝う事しかないな。
[エーリッヒがクレメンスに向けた言葉>>52に、深くふかく同意するように頷き]
……ああ。
この暑さでは、亡骸の傷み、という違う問題も生じるだろうし……少しでも涼しい地下の方がよいかと。
[安置場所については違う方面からの危惧を交えながら同意を返した]
(53) 2016/08/09(Tue) 23:31:25
僕、タオルとシーツ取って来ます。
[そのうちには、カルルも騒がしくやってきたろうか?
集まってきた人々に、もう一度言って、少年は踵を返す。]
(54) 2016/08/09(Tue) 23:38:12
― ギュンターの部屋前 ―
……そっか。
[少年から答えが返ってきた>>49のに、言葉少なに頷いた。
昨日程では無かったにせよ、やはり沈み込んだ様子に、慰めるようにその肩に手を置こうか]
うん?
手を貸すのはいいけど、どゆこと?
[要領を得ない要請>>51>>52に、承諾と共に疑問符を向け]
……あ、あぁ……そーゆーコトかぁ……
[実際に血に濡れたその姿>>23を目にしたなら、一瞬硬直したものの、とりあえず納得を見せた]
(55) 2016/08/09(Tue) 23:39:26
[眠りが深かったのか、怯えて足が鈍ったのか、ブリジットは、まだ姿を見せていない。
途中彼女に行き会うか、部屋の前を通ったなら、「行かない方がいいですよ」と少年は忠告する。]
女性の見るものじゃない、と、思います。
[そうして、彼女が姿を見せぬままになることで、不審を感じる者があるかもしれない、とは、気付かぬ風で**]
(56) 2016/08/09(Tue) 23:42:26
そっか、その問題があったね。
それじゃあまた地下に。
その後に軽く掃除、かな。
[ヘルムートの返答>>53を聞き、やるべきことを口にする]
怪我はしてないと思うんだけど、このままは流石に、ね。
ヘルガさんが動けないようなら、男手誰か連れてって。
ウェンデル君はタオル他よろしく。
[説明の少ない要請に納得してくれたらしいカヤ>>55や、タオル等を取りに行ってくれるウェンデルには個別に声もかけた]
(57) 2016/08/09(Tue) 23:43:53
神学生 ウェンデルは、メモを貼った。
2016/08/09(Tue) 23:46:10
ああ、そう言う事だ。
というわけで、そちらは頼む。
[納得を示したカヤ>>55には軽く声をかけ]
そうですね。
地下に安置して……掃除の手は、その内向こうからくるでしょうし。
[昨日もなんやかやと大騒ぎをしつつ、それでも掃除の手伝いだけはしていった青年を思い返してさらりと言い切る。
情報の欠片になるものがあるかも知れない、とか吹き込むと、わりと真剣になるのは幼い頃の短い付き合いでも把握できていた]
に、しても。
これは本格的に……ですか。
[は、とため息と共に吐き出す声は、どこか、重苦しい]
(58) 2016/08/09(Tue) 23:51:49
─ 前日 ─
[集まり解散の後、青年は一人、団長の部屋を訪れていた]
うん?
ああ、人狼の事かー。
どれだけ知ってるかって、そりゃあ、一般に知られてる事はほとんどしってるよー。
[この事態に関して知っている事はあるか、という問いに青年は胸を張ってこう返し。
その後請われるまま、自身の知る『情報』を団長に示して]
(59) 2016/08/10(Wed) 00:00:12
でもさー、団長さん。
これって、ほんとに、その……。
[話すだけ話した後、ほんの少しだけ沈んだ声で問いかける。
返る答えは、是。
見知った人が死んだ──それも、人以外のものの手にかかった、という事実は決して軽いものではない。
見た目ではわかり難いのだが]
ねえ、団長さん……ぼくたち、これから……。
[どうなるの、という問いは結局言葉にならず。
青年はすぐさま、いつもの気軽な様子を装い、団長の部屋を辞した]
(60) 2016/08/10(Wed) 00:00:19
[そうして、翌日。
あれこれと考え事をしていて中々寝つかれなかった青年は他の面々よりも寝過ごし。
異変の気配に団長の部屋へと向かったのは、掃除の手が、と称された>>58少し後の事]
え……ええー。
今度は、団長さん……?
[いや、ある意味当然なのかも、と。
呟く表情は珍しく青ざめていた。**]
(61) 2016/08/10(Wed) 00:00:22
─ 団長の部屋 ─
[団長の血に濡れるも気にならぬ放心に、座り込んでいたのはどれ程の間か。
気付きのまま落とした呟きを拾った>>34エーリッヒからの問いかけに、ようやくその来訪に気付いた。
見上げる視線はやはり声と同じ無機質なそれで、頭の片隅にあの時既に彼は広間から出ていっていたのか、と考えながら頷き]
─…昨日広間で、見せられたのよ。
朱い花が、左の腕に咲いていて…でも、もう。
団長さんからは、奪われてしまったわね。
(62) 2016/08/10(Wed) 00:00:57
[エーリッヒも目の当たりにしているから、言わずとも知れたことだけど。
彩っていた朱も含めて、左側を無くした躯は見るからに惨たらしい。
ひとまず出よう、とエーリッヒから手を取られれば、立ち上がろうとはするもののまだ足に力が入らなかった]
…あぁ、そうだ。
血が付いてしまうから、触らない方が良いわ。
アタシは、何とも無いから。
[移動をと促す彼の衣服に血が移るのは申し訳ないと断りを入れた所で、後の面々も集まり始めたか]
(63) 2016/08/10(Wed) 00:01:04
[衝撃は思いのほか大きかったせいか、いろんな声が耳に届くが理解には遅く。
>>44けれどその一節だけは、ひどく確かな音で耳に届いた。
幻燈歌が真実ならば、双花が失われるは必然。それは解っていたはずなのに]
……ごめん、なさい。
[零した謝罪は、誰に対してかは解らなかった]
(64) 2016/08/10(Wed) 00:01:17
情報通 カルルは、メモを貼った。
2016/08/10(Wed) 00:01:21
[そんな中、女手を、という声が聞こえれば微か、頭を振って]
ごめんなさい、アタシは大丈夫だから。
早く団長さんを、休ませてあげてちょうだい。
[そう言いはしたが、未だ立ち上がれない状態では説得力も無かっただろう*]
(65) 2016/08/10(Wed) 00:01:27
情報通 カルルは、メモを貼った。
2016/08/10(Wed) 00:03:01
酒場の主 ヘルガは、メモを貼った。
2016/08/10(Wed) 00:04:58
― ギュンターの部屋前 ―
分かった。
[画商>>57や音楽家>>58へ再度了承を返して、それから酒場の主の元へそっと近づく。
本人は大丈夫>>65と言ってはいたが]
ヘルガさん、行こ?
団長さんは、男衆が何とかしてくれるって言ってるからさぁ。
[そう言って手を差し出す。
見た目は小柄だが力はある方だから、女性一人の立つ手助けくらいなら難なく行えるはず]
部屋、どこだっけ……あぁ、先にお風呂行った方がいいかなぁ。
[行先は彼女の意思に委ねるようで、無事に立たせることができたなら、とにかくまずはこの部屋から出ようと**]
(66) 2016/08/10(Wed) 00:11:26
牧場の主 カヤは、メモを貼った。
2016/08/10(Wed) 00:13:42
ー 団長の部屋 ー
[キリキリと痛むのは罪悪感か。
悲痛に顔を歪ませながら、他者の手を煩わせまいと足掻く。
けれど、やはり自力で立ち上がることすら出来ず結局は>>66カヤの手を借りることとなり]
ありがとう、カヤちゃん。
…ごめんなさいね。
[カヤにだけでなく、後に残す皆に対しても謝罪を紡いだ後。
促されるまま、団長の部屋を後にした]
(67) 2016/08/10(Wed) 00:27:19
[その足でどこに向かうかとカヤから確認されると、少し瞑目し]
御風呂…が良いんだろうけれど、実は着替えを持ってきてないのよね。
…此処って来客用のクローゼットがあったかしら?
[問いはするものの、恐らくはあるだろうとは認識している。
血塗れの状態でクローゼットを触る訳にはいかないだろうから、申し訳ないがカヤに着替えの用意を頼み浴室へと移動して。
身支度を再度整え終わる頃には、団長の安置の目処もついているだろうか**]
(68) 2016/08/10(Wed) 00:35:21
そっか。
それじゃあ始めようかね。
[掃除の手が誰を示すのか>>58は昨日のことからも知れた。
こちらもまた良いタイミングで顔を覗かせる>>61と、そらやるぞ、と促す。
ヘルガに関しては結局引き起こすことは出来ず>>63、全てカヤに任せることになった]
(69) 2016/08/10(Wed) 00:35:50
左腕に朱い花、かぁ。
花は人狼を引き寄せる、とかあった気がするけど、わざわざ見せたんだ?
団長さんの考えが良く分からないよ。
[人狼が居ると言われている中で見せることがどれだけ危険かも熟知してそうなものだが、それであっても見せたと言うことになる。
そう零して首を傾げた後、エーリッヒは前日と同じように掃除用具を取りに行った。
戻る頃にはウェンデルがタオルやシーツを持って来てくれていて、タオルは数枚をヘルガの元へ、残りを掃除にあて、シーツでギュンターを包むことに。
包まれたギュンターの骸は予定通り、倉庫へ運ぶことになる**]
(70) 2016/08/10(Wed) 00:35:58
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