[跳ねるリズムと手を伸ばすまでの流れは、きのこの歌う旋律に合わせたもの。伸ばした手の先、ふわり、木の葉色の光が揺らめき青いきのこを包み込む] ……その歌、ちゃんととっとこーよ。 ね?[言い聞かせるように囁いて、きのこを腕に抱え込む。さて、それじゃ籠に、と思って振り返った所に目に入ったのは、野ねずみに囲まれ立ち往生する姿。>>28] ありゃー? もしかして、遊んでほしいのかなぁ?[野ねずみたちの様子から推測して、上げた声は呑気なもの。*]