107 月光夜曲
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敵わなかったのか、それとも隙を突かれたのか。
……隙を突かれたんだとしたら、団長さん、よっぽど気ぃ抜いてたんだろうなぁ。
ここら、おっちゃんにも言えるけど。
[呟きに応じるように落とした言葉は、どう響くか。
元は狩人をしていた管理人も、自衛団を束ねる団長も、どちらも腕には覚えがあった。
それが容易く──かどうかはわからないが、命を奪われたのだから、何かしら、油断はあったのだろう、と。
彼らの油断を誘えるような者がもしかしたら……、と示唆するような。
ほんの少し、毒を帯びた言の葉たち]
(86) 2019/01/14(Mon) 23:49:50
……ま、それでも、『どうにか』はしないとならないしねー。
何とか、考えないと。
[犠牲が増える前に、と呟くユリアン>>83に同意しつつ、視線を団長の亡骸へと向けて]
ま、うん。
取りあえずは、目の前の現実をどうにかしよう。
……団長さん、このままここに転がしておけないし。
かと言って、今は埋葬もできないから……ひとまず、地下に安置するって事で。
[口にするのは、ここに来た目的を果たすための言葉。*]
(87) 2019/01/14(Mon) 23:49:55
― 宿泊施設・厨房 ―
……え?
[こちらはこちらで考え事をしていたようで、ノーラの呟き>>80>>81には気づいていなかった様子。
最初は不意に声を掛けられた事にびくりとして、次にはその内容に、考えるように中空を見た。]
……んん。
強いて言うなら、アーベルさん……とか?
[考えた挙げ句、一番付き合いの浅い青年の名前が出てきた。
ちょっと前にリディが彼を胡散臭いと評していた、その影響も多分あった。
今のシスターも期間だけなら同じくらいの長さだが、何かと気にかけてもらっている恩があったからか、出した名前は彼1人だけ。]
(88) 2019/01/15(Tue) 00:01:09
とりあえずこれ、あっちに運ぼうか。
[こちらからは同じ問いを投げることはなく。
ちょうど準備の済んだ一式を示して、広間に行こうと促した。**]
(89) 2019/01/15(Tue) 00:04:35
─ 渡り廊下 ─
[アーベルと共に来たユリアン>>83に謝罪を向けられ、首を傾ぐ]
何も謝ることはありませんよ、ユリアンさん。
[自分が通る前に、と話していたことは知らないため、そんな風に声を向けた。
一方のアーベルは、こちらの表情にきょとんとしていた>>85ようだが、ユリアンへ声を向けていたため、それには気付かぬまま。
自分が発した疑問への答えは、二人共同じ>>87で]
そう、ですね……どうにか、しないと。
[出来るかどうかではなく、どうにかしなければいけない。
行き着く答えは無慈悲だった。
管理人と団長が隙を突かれた可能性>>86は、判断材料になるような、そうじゃないような。
誰であれ油断させることが出来るような気がしたのは、誰しもが顔見知りであるが故。
その中で、より油断を誘える者は誰だろう、と思考が巡る]
(90) 2019/01/15(Tue) 00:06:29
[団長の骸を地下に安置する話には頷きを返して]
雪に埋めるというわけにも行きませんからね。
何か道具が必要でしたら、持ってきますが…。
[力仕事は男性に任せるとして、必要なものがあれば持ってくると申し出た**]
(91) 2019/01/15(Tue) 00:06:35
宿屋手伝い ゲルダは、メモを貼った。
2019/01/15(Tue) 00:06:50
シスター ナターリエは、メモを貼った。
2019/01/15(Tue) 00:08:27
― 宿泊施設・廊下 ―
……。
[騒ぎからは完全に出遅れた。
ユリアンと話して、皆と食事して、いつもの調子に戻れた。つもりだった。
図書室の話を聞き、実際に本を読んでも平静は保てた。
それでも、ユリアンの叫び声>>35に硬直してしまったのだ]
本当の本当になっちゃった…。
[扉の内側で呟いて、何度も深呼吸をする。
それから意を決して廊下へと踏み出した]
(92) 2019/01/15(Tue) 00:12:50
学生 リディは、メモを貼った。
2019/01/15(Tue) 00:14:50
―― 渡り廊下 ――
[シスターがアーベルに向けた表情>>77は、きっと普段から信頼しているからだろうと。
だから逆に、驚いているようなアーベルに目が向いた。>>85
続いた言葉に表情が硬くなる。>>86
どこか毒を含んだような響きは、何かを知っているようで。]
管理人さんはともかく、あれだけ人狼を気にしてた団長さんが気を抜くかなぁ。
あぁ、でも、そういうのが出来るのが人狼なのか。
[腕に覚えのある二人がこうしてあっさり倒された。
力仕事に自信があるとはいえ、そんな相手に自分は勝てるだろうか。]
油断大敵、って事だけは覚えとくよ。
[それでどうにか出来るとも思えないけれど。]
(93) 2019/01/15(Tue) 00:24:34
[シスターに謝る事はないと言われて苦笑だけを返す。>>90
花の事を伝えようかと思い、先ほどノーラが言葉を詰まらせた事>>78を思い出しそれを飲み込む。
疑うわけじゃない、不安にさせたくないだけ。
アーベルが出した答えも自分と同じようで>>87]
向こうも油断……してくれないかな、やっぱり。
[力で勝てると思えない、なんて冗談にもならないことを言って。]
そうだね、とりあえず地下に安置するしかないと思う。
その先どうするかは、終わってから考えよ。
[雪に埋めるわけにも行かない>91、と言うのに頷いて、アーベルの提案に同意する。
必要なもの、と言われて、はたと首を傾げて様子を伺った。*]
(94) 2019/01/15(Tue) 00:25:11
─ 渡り廊下 ─
ま、実際はわかんないけどねー。
……立ち回りした跡もあんまりない感じだし、だとしたら……ってとこ?
[口にした仮説を殊更に推す事はせず、あくまで可能性の一つとして提示する。
もしかしたら、ひょっとして。
そんな猜疑が上手く働いて、月のいとし子たる彼女から目を逸らさせればしめたものだから]
うん、油断大敵はホントにね。
[覚えとく、というユリアン>>93に頷くだけに留めておいた]
(95) 2019/01/15(Tue) 00:39:13
[地下への安置については同意が得られ、改めて亡骸を見る]
幸いと言うか、隠すものは掛けられてるから……このまま包んで、地下まで運ぼうか。
シスターさんは、掃除の道具、出しといてもらえます?
このままじゃ通るの、辛いでしょ?
[シスターの申し出>>91にはこう返して。
いつまでもこのままじゃいられないから、と動きだす。**]
(96) 2019/01/15(Tue) 00:39:22
風来坊 アーベルは、メモを貼った。
2019/01/15(Tue) 00:42:56
― 宿泊施設・廊下 ―
ぐぅ爺ちゃんを運ぶお手伝い、は無理かな。
お茶の用意はゲルダとか率先してやってそうだし。
あ、暖炉のお世話。それくらいなら。
みんな広間に集まるよね、きっと。
[考えを声に出して体を動かす原動力に。
昨日アーベルがしてくれたことを思い出し、パタパタと足音を立てて広間に向かった**]
(97) 2019/01/15(Tue) 00:56:19
学生 リディは、メモを貼った。
2019/01/15(Tue) 01:03:10
―― 渡り廊下 ――
確かに争った感じはないね……隠れる場所もないし不意打ちもなさそう。
団長さんの油断を誘える人、か……そういう事をしそうにない人、とか。
[そう言いながら集められた顔ぶれを思い出して、全員じゃないかと内心で思う。
ふと、このタイミングで帰ってきたリディの顔が浮かんで、いやいやまさかと追い払う。
だけど、ギュンターが何かと気に掛けていたのも知っている。]
まさか、っていう人がそうだったりするんだよなー、こういう時は。
でも 殺されるわけに行かないから。
[念を押すアーベル>>95に笑って見せたのは、どちらの顔だったろう。]
(98) 2019/01/15(Tue) 01:29:09
ん、そうだね、このまま包んで運ぼう。
それにしても、何でわざわざ毛布なんか掛けたんだろ?
[動き始めたアーベルを手伝いながら、ぽつりと疑問を口にする。>>96
それにも理由があるとすれば、何かの手がかりになるかもしれない。]
アーベルさんどっち持ちます?
[包み終えた遺体の頭を持つか足を持つか。
指示があればそれにしたがってギュンターの遺体を地下まで運んだ。]
(99) 2019/01/15(Tue) 01:29:43
―― 宿泊施設・物置 ――
[ギュンターを運び込んだのは地下の物置。
そこには同じように管理人の遺体も安置されていたかもしれない。]
何で団長さん、全員の前で『聖花』だなんて言ったんだろ。
引き寄せるつもりだったのかな……勝てると、思ったのかな。
[だとしたら、その欺瞞も油断のうち。相手を見縊っていたのかもしれないと。
そうして、自分自身も花であると明かした。それも油断だと知らぬ間に。**]
(100) 2019/01/15(Tue) 01:30:26
職人見習い ユリアンは、メモを貼った。
2019/01/15(Tue) 01:32:40
― 宿泊施設・広間 ―
あ、リディ。
[広間に入るのはリディ>>97とどちらが早かったか。
暖炉の火を見るらしい彼女を横目に、とりあえず今広間にいる人数分のお茶を用意した。
その後人が集まって来ればその都度準備を行う。あるいはノーラが来ていれば、代わりに淹れてくれたかもしれない。]
はぁ。
[皆が揃うまでは席には着かず、壁に背中を預ける。
お茶を飲み、小さく息を吐いた。**]
(101) 2019/01/15(Tue) 11:32:05
宿屋手伝い ゲルダは、メモを貼った。
2019/01/15(Tue) 11:33:37
―宿泊施設・厨房―
[>>88ゲルダも何か考えていたのか、驚かせてしまったようだ。
己の呟きが彼女に届いていないといい。
そう願いながらも投げた問い掛けは、先程幼馴染に言い放った事と性質の異なるもの。
彼女の幸せを願いながらも、薄暗い道へと手を引くような。]
(102) 2019/01/15(Tue) 19:14:33
…アーベルさん。
[誰が月のいとし子なりや。
彼女の挙げた人物の名前を女は反芻する。
強いて言うなら、という事は確たる証拠を見出だしているわけではないだろう。
女もそれがないならば、きっと付き合いの浅い相手を選ぶ。
──何故なら、それが一番‘心が痛まない’。
月のいとし子と、己と、一体どちらが残酷なのか。
きっと己はろくな死に方をしないだろう。]
(103) 2019/01/15(Tue) 19:15:15
あ…うん、そうだね。
[>>89促され、準備の整った一式に視線を落とすと女は首肯いた。
いつの間に整っていたのかも覚えていない。
きっと、己よりも手際のいい彼女の方がよく働いてくれたのだろう。
問い返されたなら、女が選ぶのは教会で働く二人だった。
良い人達だとは思っているが、繋がりは元から村にいた人よりも浅い故に。
けれど聞かれなかった事に安堵して。
ゲルダと手分けをして茶器を広間へと運ぶ。*]
(104) 2019/01/15(Tue) 19:17:36
―宿泊施設・広間―
暖炉を見ててくれたの。ありがと。
[>>101リディに気付けば、女はそう声を掛ける。
一昨日は驚かせてしまったようだから、近付かないまま。
そうしてさりげなくリディの様子を窺うのは年長者として心配しているのか、
…それとも別の意図があるのかは自分でも分からない。
女は机の側の椅子に腰掛けて紅茶を口に含む。
温かいのは分かるが、あまり風味は感じられなかった。
誰かが広間に戻ってくれば、それに合わせて紅茶をカップに注ぐ。
温かく保つようにティーポットにはカバーを被せておいた。 **]
(105) 2019/01/15(Tue) 19:19:06
未亡人 ノーラは、メモを貼った。
2019/01/15(Tue) 19:22:04
学生 リディは、メモを貼った。
2019/01/15(Tue) 20:08:22
― 回想/宿泊施設・広間 ―
そうかなぁ。
そうだといいんだけど。
[ユリアンの返し>>18に浮かんだのは自信なさげな笑み]
うん。冷静で気配りも行き届いてて。
スマートな大人って感じ……あっ、ユリアンがそうじゃないって訳じゃないよ!?
[アーベル評への賛同は裏返すと微妙に思え、すぐに手をバタバタと振って付け足して。
そんなやり取りも、気分向上の一助になっていたようだ]
(106) 2019/01/15(Tue) 20:09:15
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