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……別に、邪魔とかないのに……。
[ランディの言葉に、おかしいの、とまた呟いて。
横たえられるリディアに翳りを帯びた瞳を向けるも]
……え?
[シャロンの言葉に、思わず呆けた声をあげ]
本当に、男ってくだらない生き物。
絶対に自分が生き残る、なんてこと考えずに、いつ自分がどう散ろうとしか考えていないんですもの。
―――なら死ねばいいのよ。勝手に。
そのための、お膳立てなんて出来ているんですもの。
ねえ?
……どこが大丈夫なの、それの!
[蹲る様子に、慌てて傍らに膝を突いて]
心配するな、って言っても無理、絶対無理!
痛むところがあるなら、ちゃんと診せて、ね?
[シャロンの言葉に耳を疑う]
シャロンも占い師・・・?
ディーノが人狼で嘘ついてるしれないってのか?
・・・いや、答えも何も調べようが無いだろ、そんなの・・・。
…そうね。
死にたいのならば殺してあげてもいいわ。
それで私も力がつけられるし。
[返答の遅れは僅か一瞬]
[すぐに笑みを浮かべて答える]
でもそれはゆっくり考えましょう。
今夜は恐らく自警団が踏み込んでくる。
下手に動いて危ない橋を渡ることもなくてよ?
ええと。
[ノブへの怒りも勢いを削がれ]
[シャロンとディーノを交互に見る]
占い師が二人?
人狼の可能性?
[纏めてくれたカルロスの方を向き]
[困惑の表情を浮かべた]
〔自分で寝かせたリディアを眺める…こいつが、クローディアを襲ったとされる人狼だと…?〕
〔正直、実感がわかなかった。それが人狼の人狼たる証でもあるのだろうか…とぼんやり考えていたところで、シャロンの言葉が背中から聞こえた〕
なんだ…誰が人狼か調べられる奴が、二人もいるのか?
どちらにしろ、ノブは人間で間違いねぇんだよな?
…よかったな。ノブ。
それは、まかせるわ。
人狼でもない私が、誰かを襲撃することに意見を唱えても、邪魔にしかならないでしょうからね。
私は私で、こっちのほうをうまくやっておくから。
・・・適材適所ってね。うふふ。
[シャロンの一挙一動を、目を丸くして見ていた。
ノブは人間だ、と彼女が告げる。
ディーノを疑っている、と宣言する。
良く判らない。どうしてシャロンがそんなに敵対心を剥き出しにしているのか。
ただ、奇妙な気配……力強く、虚ろな気配をシャロンの表情の裏に感じた気がして。
耳を立てて警戒する。]
〔宿の外から男たちの話し声が聞こえてきた〕
おい、ちょいと、場所変えねぇか?
このままここに居続けると、自警団の奴らの邪魔になっちまうよ。
立ち話も何だし酒場を借りようぜ。
〔張り詰めた空気に気づいてはいたのだが、なぜか耐え切れなくなり、あえて軽めの口調でこう切り出す。正直死体とともにいつまでも居るのは避けたかった〕
[『人狼でもない私』]
[その言葉に]
ありがとう。
そちらは任せるわ。
適材適所にね。
[声には出さず]
[自らの中だけで哂う]
この囁きに反応できて。
人間の血を甘いと感じることが出来る。
その肉を食べて力をつけることが出来る。
……どこが「人狼でもない」のだか。
本当に気が付いていないのね。
可笑しいったら。
[心の中だけで呟いた]
クローディアから、受け継いだ?
[訝しげにシャロンに視線をやって]
僕が偽者って、言いたいの?
でも僕は過去にもこの力で人狼を探した。
この力に嘘は無い。
君の言う幾万の偶然、それなら既に起きてる。
僕とクローディア。
この場に、僅かな時間ではあったけど、揃った。
もし君がその力を受け継いだと言うなら、それが継続してるんだろうね。
でもそうじゃないとしたら。
クローディアを冒涜しているのは……君だよ。
君はあんなに大事にしていたクローディアを冒涜していることになる。
逆に聞くよ。
人狼が占い師の真似事をして得られる利点って何?
僕にはそれが分からない。
それをやるくらいなら、隠れ続けて、隙を見て占い師を手にかければ良い…。
そうすれば、調べられる心配も無く、隠れ続けられる。
僕が以前、そうされかけたように。
僕を人狼だと疑うなら、調べれば良い。
君の力が本物ならば、真実しか出ないはず。
偽りの結果が出た場合は…僕から見て君が偽者であることが判明する。
[じっとシャロンを見つめたまま言葉を向ける。相手の態度からこちらを敵視しているらしいことは理解出来た。しかし彼女が人狼とは──何故か思いにくかった]
ほんとにもう……昨日だって、治りきってないのにあんなに走り回って。
熱が出るのも当然でしょ?
[情けない笑みに、呆れたような嘆息で返してから、いいよ、と頷く。
口調はいつも通りでも、周囲の張り詰めた空気に感じる不安が大きいのか、胸元の蛍石をぎゅ、と握り締めて]
//中の人発言//
多分、ディーノの中の人は、シャロンが何を言いたいのか分かっているんだろうけど、占いを無駄に使いたくないから、何かいい言い訳ないのかと考えているのでしょうね(笑)
/中/
というよりも。
劇的な台詞を練りに練ってこられたみたいですね、これは(笑)
相互占い、真占さんにとっても悪くないと思いますよ。
ガチじゃないし、下手に当たる心配なく占えるので楽になる。
[困惑を浮かべたまま]
[シャロンとディーノを見ていたが]
そうだよね。
ここにいたら邪魔になる…。
[ランディの言葉と]
[ディーノの言葉に頷いて]
[そちらに向かった]
謝るくらいなら……。
ほんとに、もう……。
[口をつくのは、いつもの小言。
そうやっていれば、落ち着くような気がして。
それでも、既に状況は「いつも」とは違うんだと。
周囲の空気が感じさせ、それが瞳を陰らせて。
それを振り払うように、手元にあった道具でできるだけの処置をして]
……動ける?
立つ時は、ゆっくりね?
/中/
んー。
内訳は大体見切れたかなぁ。
最終的に、どんな展開に流れるやら(^ ^;
や、むしろ襲撃がどうなるのか、それがこわひ。
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