人狼物語 ─幻夢─


14 ほしのまつり

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烏賊 ラス

[雅詠が運ばれていくのを見送り、ひとつ息を吐いて、座敷へと入る。縁側に並ぶ二人の様子に、僅かに首を傾げて、少し離れた場所に腰を降ろした]

(325) 2007/07/26(Thu) 23:46:20

少年 ネロ

なんも違わんに

[それはそうだと信じたいと]
[願いが多く含まれて]

みんなわらっとったら、きっと幸せじゃに

[呟きと、草を食む音]

……やっぱり、           。

(326) 2007/07/26(Thu) 23:50:23

少年 ネロ、その声はうさぎの動きに消えて

2007/07/26(Thu) 23:50:43

学生 エリカ

[返りし答えに、琥珀はひとつ瞬いて。
首振る姿にあわせるように、ゆらりと揺れる。]

逃げて……そうか。
…怖いものでもあったのか。

[怯えることなきように、そうと目線合わせてかがみこむ。
優しく触れもせず、宥める笑みもない。
されど琥珀は真摯に紅緋と向かい合おう。]

(327) 2007/07/26(Thu) 23:54:47

少年 ネロ

あ。待って!

[うさぎがぴょこぴょこと跳ねていく]
[その後を追う]
[だけれど、どこかそれはゆっくりと]

[やがて兎は草葉に隠れ]
[そばにあった樹に登る]
[館まで戻るのも可能なのに]
[*あまり戻る気にはなれずに*]

(328) 2007/07/26(Thu) 23:56:37

くの一 アヤメ

〔髪を梳く手はいつしか背へと下ろされて、
 撫ぜるは母が子をいつくしむのと同じやう。
 
 朱唇から零れしは懐かしきこもりうた、
 風に乗りて聞こゆ笛の音も途切れれば、
 微かな鈴の音と合わさりて静かに響く。

 涙零す蜜色が閉ざされれば眠りに落ちしか、
 身体を離して童子らに寝床の用意を頼む。〕

(329) 2007/07/26(Thu) 23:58:29

少年 ネロ、メモを貼った。

2007/07/26(Thu) 23:58:47

くの一 アヤメ


 揺藍――……
 

(330) 2007/07/26(Thu) 23:59:35

学生 エリカ、ふわり広がる月白の裾は、雫を吸いて色滲む。

2007/07/26(Thu) 23:59:48

孤児 オーフェン

[真直ぐに向き合う琥珀に。
紅緋は揺れて。

労るような様子がない事が、逆に、安堵を呼び込んだか。
ほろ、と。
紅緋から雫がこぼれ]

……逃げるものでは……たぶん、ないの。
こわがるものでも、きっと、ないの。

[でも、と。
掠れた声が、こぼれ]

風漣には……こわいことなの。
やさしいものは、こわいこと。

(331) 2007/07/27(Fri) 00:00:59

くの一 アヤメ、続く言の葉はなく、ゆる、と首を振れば、視界に烏の姿を認め。

2007/07/27(Fri) 00:02:01

くの一 アヤメ、メモを貼った。

2007/07/27(Fri) 00:03:41

烏賊 ラス

[あやめと視線が合えば、薄く笑みを浮かべる]

揺藍の君はお疲れかねえ。どうも皆、今日は落ち着かな気だ。

(332) 2007/07/27(Fri) 00:06:24

学生 エリカ

…涙零せるならば、泣くが良い。
心の澱を流してくれよう。

[紅緋から雫がこぼれるを、琥珀は静かに見つめたまま。
拭うことなく頬伝うに任せて、擦れた声に耳傾ける。]

…そうか、そうじゃな。
冷たいは怖いが、優しいも怖い。

[想うことでもあったのか、琥珀はどこか遠くを見やる。
ややあって紅緋へと視線戻せば、琥珀は僅か潤もうか。]

(333) 2007/07/27(Fri) 00:11:31

くの一 アヤメ

やぁれ、
……そのようだね。

其方も何ぞあったかな。

(334) 2007/07/27(Fri) 00:12:37

学生 エリカ

ただ冷たいなれば、こちらも心凍らせよう。
されど、優しゅうされれば情移り、離れられれば…何をやいわん。

…我も、未だ優しいは恐ろしきかな。

[ぽつりぽつりと言の葉零すも、涙の雫は零れはせぬ。]

(335) 2007/07/27(Fri) 00:15:57

孤児 オーフェン

[泣くが良い、と。
言われるまでもなく、というところか。

紅緋からは、先ほどまで堪えていた雫が零れ続けて。
それは、既に抑えるには至らぬ様子]

うん……つめたいの、かなしい、けど。
やさしいのは……あったかくても、いたくて……だからっ……。

だから、いらないのに……たくさんは、いらないのに……。

[ほろほろほろろ。
雫と共に、止め処なく。
零れ落ちるは、押さえしこころか]

(336) 2007/07/27(Fri) 00:17:46

烏賊 ラス

ああ、まあ、ちょいとね。
おかげで、身体が痛い。

[くす、と笑って、首を回す]

坊達も、何やら困っているようでしたがね。

[視線は、未だ虹佩く空へと移る]

(337) 2007/07/27(Fri) 00:19:58

孤児 オーフェン、風漣はずっとこわいよ、と小さく呟いて。

2007/07/27(Fri) 00:20:50

くの一 アヤメ

それは御疲れさんだね。

 [手の甲を口許に当てて真似するように笑いを零す]

皆、惑い、迷っているのだろうね。
ゆくもかえるも、心次第とは言えど、
己があり、他がある以上、心揺れずには居られぬ。

(338) 2007/07/27(Fri) 00:23:21

学生 エリカ

[言うまでもなきことであったか。
雫はほろほろと零れ、ぱたぱたと藍白の小袖に沁みてゆく。]

あったかくても、そなたには痛いであったか。
なれば…つらかったの。
くれるというを拒むは難しや…。

[零れ落ちる涙も、こころも、琥珀はただ見守るのみで。
その場を動くことなく、零れ落つ言の葉に耳を傾ける。]

(339) 2007/07/27(Fri) 00:28:00

烏賊 ラス

揺れるからこそ人なのですかね。

天狗になれば、揺れぬものか…
いや…

[考え込むように視線を落とすも、それは一時]

(340) 2007/07/27(Fri) 00:28:35

学生 エリカ、こわいと小さな呟き耳に届けば、ふわり月白を被せてやろうか。

2007/07/27(Fri) 00:29:41

烏賊 ラス

[すいと目を上げ、笑みを浮かべて]

あやめ嬢には、想う御方はおられぬので?

[不意に、そんなことを聞いた]

(341) 2007/07/27(Fri) 00:32:17

くの一 アヤメ

何方にても揺れるものだよ。
いきている以上はね。

 [弧を描く眼と唇とに、真意はみえぬか]

――さぁて、昔は居たかも知れぬね。

(342) 2007/07/27(Fri) 00:33:15

孤児 オーフェン

……なにも、かえせぬから。
やさしいことばにも、あたたかさにも、なにも。

風漣は……何者でもない子で。
ただ、あやかしの力を持つだけの子で。

[だから、と。
その後に言葉は続けられず。

ふわり、被せられた月白の陰。
ただ、ほろほろと雫を零して]

(343) 2007/07/27(Fri) 00:33:51

烏賊 ラス

昔は、ですかい。

[答えを期待してはいなかったのか。ただ、そうとだけ繰り返して、男は童子の運んで来た茶に口をつける]

お前さまに惚れられる男は、そうそうざらには居そうにないやねえ。

(344) 2007/07/27(Fri) 00:40:50

くの一 アヤメ

はてなさてな、どうだろうかね。

 [ふい、と視線は一時、宙を巡ってから戻る]

そういう其方はどうなんだい。

(345) 2007/07/27(Fri) 00:45:49

学生 エリカ

[大人の丈であるそれは、風漣が被ってもまだ踝まであるだろう。
そは赤子を包むがごとく、母が子を抱くがごとく。]

こわいであれば、傍に居よう。
…我は、優しゅうはないからの。

[傍にあると言うた時点で、矛盾しているやもしれぬ言葉。
されど本人はいたって本気で口にしておる様子。]

……じゃがの、そなた返せと言われたか。
言われたでなくば、返さねばならぬではなかろ。
無理にかえそとしても、いらんと言われるやも知れぬぞ。

[紡ぐ言葉に耳傾けて、言うはどこかがずれたこと。
されど、それもまた真の一面やも知れぬ。]

…風漣は風漣じゃ。何者でもなくはない。
あやかしの力持つなれば、なおさら何かを出来る者であろ。

(346) 2007/07/27(Fri) 00:46:48

学生 エリカ、慰め言うでなく、事実述べるよに淡々と言の葉重ねゆく

2007/07/27(Fri) 00:48:05

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