14 ほしのまつり
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学生 エリカは、答え返さぬ烏の笑みに、吐息零して*琥珀伏せ*
2007/07/26(Thu) 01:25:29
学生 エリカは、メモを貼った。
2007/07/26(Thu) 01:26:45
烏天狗などというものも居るそうだね。
[くすくす笑えばやはり諧謔めかして]
(160) 2007/07/26(Thu) 01:29:02
〔食事を終えた童らと共に坊主作れば、
軒先へと向ひてそれらを吊るそうか。
白き衣服を纏ひし可愛らしき顔の子ら、
静かに涙を流す白の夜空を真直ぐ仰ぐ。
その傍らに立ちて見上げる女は何を思ふか、
眼を伏せれば朱唇を震わせて音を紡がむ。〕
(161) 2007/07/26(Thu) 01:32:29
てるてる坊主 てる坊主
あした天気に しておくれ
いつかの夢の 空のよに
晴れたら金の鈴あげよ
(162) 2007/07/26(Thu) 01:34:07
くの一 アヤメは、やがていずこからか聞こゆ鈴の音に、*歌は止みて雨音隠す*
2007/07/26(Thu) 01:35:02
くの一 アヤメは、メモを貼った。
2007/07/26(Thu) 01:35:41
[朝靄は川を白く埋めて、その前に立ち尽くす青い姿すら白に染めてしまうかのごとく。
日が上ると同じに漸く目をさませば、曙に染まる世界を求めて足は自然と外へと向かった。
地には空が泣いた蹟があり、自分の記憶には空が泣いた覚えはなかったから日を跨いだのだろうとは何となく]
……美しいの…。
[ぽつりと呟き、そのまま川辺りを日が高く上っても離れようとする気配は*なく*]
(163) 2007/07/26(Thu) 06:02:05
雑貨屋 フランは、メモを貼った。
2007/07/26(Thu) 06:03:53
[ゆめ]
[今日のゆめは昨日のつづきか]
[まっ暗やみに顔は向き]
[他のものを見せはしない]
[目をつぶっても]
[見えてしまう]
(164) 2007/07/26(Thu) 06:33:09
[何もかもを暴くことを強要する目]
[逆らっても聞かず][ただあちらこちらに]
[暗闇に]
[その足跡がいくつもついて]
[すべてがあいまい]
(165) 2007/07/26(Thu) 06:35:14
[目が覚めても]
[それは変わらずに]
[否]
[もうすこし酷くなるか]
[ふわふわと漂う意識を持ったまま]
[童子に果実をもらうと]
[ふらり]
[*白の花を見に行く*]
(166) 2007/07/26(Thu) 06:37:55
少年 ネロは、メモを貼った。
2007/07/26(Thu) 06:40:47
[雨降る夜に見る夢は、遠き日のこと見せようか。
されど霞がかったかのよに、知りたきことは見せやせぬ。]
[ゆくか、かえるか。そは誰が選びしや?]
[天狗であったか、己であったか。
いずれであれど、なにゆえかを夢にも知ることは適わず。
睫毛震えしその陰の、琥珀ゆらゆらゆめうつつ。]
(167) 2007/07/26(Thu) 08:05:47
[目を覚ました時には雨は上がっており、琥珀はぼうと空を見る。
ふらり座敷へとゆけば、軒先でてるてる坊主が揺れたろか。]
さても働きものの坊主よな。
童の想いが通じたか。
…それとも、金の鈴欲しゅうなったかの。
[朱唇紡ぎし歌思い出したか目を細め、答え返らぬ問い投げる。]
(168) 2007/07/26(Thu) 08:25:14
[一面に白い花]
[しとしと]
[小降りになったろうか]
[ちいさな傘を借りて]
[館のそば]
[口ずさむはどちらの歌か]
[どちらにせよ]
[ちいさい]
(169) 2007/07/26(Thu) 08:25:18
少年 ネロは、メモを貼った。
2007/07/26(Thu) 08:27:48
学生 エリカは、メモを貼った。
2007/07/26(Thu) 08:29:18
[やがて雨はやんだのか]
[薄霧のよう]
[白い光]
[花びらにひとしずく]
[ふるえて弾かれた水が]
[土の上に落ちた]
[立つ手の傘は閉じられぬまま]
(170) 2007/07/26(Thu) 08:30:27
少年 ネロは、メモを貼った。
2007/07/26(Thu) 08:31:38
少年 ネロは、メモを貼った。
2007/07/26(Thu) 08:34:16
学生 エリカは、縁側に出でれば、童子とは違う小さき声聞こえたか。
2007/07/26(Thu) 08:35:50
[何巡か]
[どちらのうたも口にして]
[新しい着物を見る]
……こげな良いもん、良いんじゃろうか
[だけれどかわかずば仕方ない]
[傘を閉じると、水が散り]
(171) 2007/07/26(Thu) 08:37:29
少年 ネロは、もう一度うたをなぞる。 ひとりはさみし……
2007/07/26(Thu) 08:38:34
[何を言うておるかはわからねど、節からすれば歌じゃろか。
坊主と並びて空見上げ、ぼんやり耳を傾ける。]
(172) 2007/07/26(Thu) 08:39:20
……森におさんぽ、ゆこうかのぅ
[ちいさく呟き]
[背を向ける]
[白い花の中を]
[*誰にもとめられなくば森へ向かうか*]
(173) 2007/07/26(Thu) 08:41:05
少年 ネロは、メモを貼った。
2007/07/26(Thu) 08:42:08
学生 エリカは、白き被衣をまといし姿、吊られし坊主とよく似ておろう。
2007/07/26(Thu) 08:42:31
学生 エリカは、メモを貼った。
2007/07/26(Thu) 08:45:06
[やがて小さな声は絶え、静寂あたりを包もうか。]
ひとりはさみし…
ふたりはこいし…
[節を真似してぽつぽつと、思い起こしつ歌紡ぐ。]
ここであはずは………
[その先は知らず、声途絶え、]
あはずは…あはずはかなしやこいしや…?
[ゆうべの烏の笑み想い、またも*返らぬ問い投げた*]
(174) 2007/07/26(Thu) 08:59:48
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