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[まさに飛電が如く、校内を駆け抜けていった気配があった。
既にすっかり暗くなった室内。月明かりだけが照らしている。その中でも澱みなく、慣れた動作で楽器の手入れをし、黒いケースに収め小脇に抱えた。]
[とりあえず、抱えていた荷物を隅に置く。
Tシャツにくるまれた木刀が重たい音を立てるか。
それから、適当に探し出した紐でたすきをかけ、胴着の袖が邪魔になるのを抑える。
そんな手際がいいのも、きっと過去のせい]
はい、任されました。
……一ノ瀬先輩ほどには、できませんけどね?
[冗談めかして言いつつ、状態確認からスタート]
………この寮には、料理上手の男が多いのかな?
[マコトの手際の良さに妙な具合に感心しつつ、隅に置かれた防具と、竹刀とは思えない長物に視線を走らせる]
[靴を下駄箱に放り込んで、明かりのついた食堂へ歩み寄る。
顔だけで中の様子見、とばかりに覗き込んで。
中に揃う人物の組み合わせに、再び瞬いた。]
……各務に、天野じゃん。
[各務に至っては胴着のまま何してんの、と
パーカーのポケットに手を突っ込んで、食堂へ踏み入れる。
ポケットの中に突っ込んだラップゴミに気付いて、
取り出し、投げ遊ぶように上へと放り投げながら]
[階段を上る。
屋上の扉の鍵は壊れていた。
屋上に出る。月が照らしていた。
端まで歩き、手すりに肘を乗せ上半身を預けて笑顔を作った。]
……ちゃんと見ててあげる。
さて、どうしよう。
[軽く首を傾げて呟いて]
寮には……
[何となく歩き出したその視線の先で寮に向かっている姿。
それは桜の樹の下で見かけたもう一人の司]
……他に、いないかな。
[寮とは逆の方へと踵を返す]
……なんというか……すごい。
[ぽつり、感想を漏らしつつ、てきぱき動き回る。
炊飯器は一度切って、探し出した蒸し器を使って蒸し上げる方向で米の起死回生?をはかり。
人参、牛蒡、油揚げをごま油で炒め、砂糖と醤油で甘辛く味付けしたものと合わせて即興混ぜご飯に。
汁物の方は、備蓄と相談して澄まし汁に仕上げておいた。
あとは、見つけた青菜が傷む前に、とお浸しにして]
……とりあえず、こんなとこ、か。
/*
バトル的問題点。
この設定だと司→一般生徒にはバトルを仕掛けるのは無理。
司→司も、まず無理。(どっちかが狂気にでも走らない限り)
一般生徒→一般生徒は、条件が難しい。(やっぱり狂気絡みしか?でも全員狂うのにも無理が)
一般生徒→司も、厳しいところ。(仕掛けても司が反撃できないんじゃないかと思う)
結果的に憑魔以外とのバトルは、かなり厳しい、と。
司と憑魔が、互いを認識できる、というのは、障害になってる気。
さて、と……。
出られないことは確定。
じゃぁ、出る方法はあるのかしらね?
[校舎に背を預け、腕組みをしたまま空を見やれば、茜から闇へと色を変えていく最中で。ふいに、何時だか図書館で借りた本に記されていた言葉を思い出す。]
"夕暮れの薄闇が下りてくる黄昏の頃には、災いや魔物がこの世に現れる"、だったっけ……。
……戻ろうか。
一人よりも、複数でいる方がまだ安全よね……きっと。
[とっさに思いついた範囲のものを仕上げた所で、聞こえた声にそちらを振り返る。
見やった先には、クラスメートの姿があり]
や、アズマくん……。
[声をかけた瞬間。
何か、感じた気がして一つ、瞬いた]
[ベランダの手すりに肘をつき、手すりの上に垂直に立てた腕、手のうえに細い顎を乗せ、たとえば牧原モモだとか日月マイコに対してごく稀に見せた事しかないような優しげな頬笑み。]
[落ちてきたラップを片手で受け止めようとして。
返って来る相手の声に、予期せぬ感覚。]
…、…わ。っと。
[僅かに驚いて、瞬いた瞬間に受け損ね。
掌に弾かれたラップの塊は床を転がった。
何時もなら難無く受け取れるはずだろう事と
さっき感じたソレに、緩く首を傾げながら拾い上げる]
…よーす。飯作ってるの?
だったらせめて、着替えてこりゃいーのに。
[まさか急を要する状況だったとは思わない。
何で胴着なの、と相手の格好へ視線を向けて問い]
[じっとりと纏わりつく粘性の空気の中で呟く。]
しかし、司どもは仕掛けて来もしない。
まあいきなり向かって来られないのは
こちらとしては
楽が出来るだけ有り難いところだが
全く
緩い奴らだ。
だが
一体いつまでそうしていられるものかなァ……?
それともまさか黙って喰われてくれる
つもりかい。
[暫くの間、そのまま立ち尽くしていたが
仔犬が吼える声で我に返り、頭に乗せると、
放置したままだったビニール袋を拾い上げ建物を出た。
わざと桜の見え辛い裏庭の方へと迂回して、寮を目指す。
たとえ他に向かう人影があったとしても、目にも留めずに。
辿り着くと、聊か乱暴に、玄関の扉を開ける。
風の影響もあったか、やけに大きな音がした。
以前なら、寮母に叱られていたことだろう。
それも気にせず、大股に歩いて給湯室にまで踏み入った]
−体育館→寮−
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