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傭兵 マテウスが「時間を進める」を選択しました
―二階・自室/昨夜―
[露天風呂ではしゃいで、部屋に戻っても楽しげにはしゃいだ挙げ句に従魔は眠りに落ち]
……やれやれ。
[掠めるのは、苦笑。
それでも、この状態は]
いい傾向……なのかな。
支えを求める……受け入れる、思考。
俺には、なかったもの。
しかし、こっちはこれで良くても、あっちがあんな調子じゃな……。
早いとこ、何とかせにゃならんか……。
[小さく呟き。
それでも、今は休む時、と。
ソファに横になり、毛布を引き被った]
[ハインリヒに笑いかけ]
さっきの風精はハインリヒさんでしたか。お疲れさまです。
[やましいこと、と言う言葉には、彼にしては曖昧な笑みを浮かべて、リディを見遣った]
さあ、どうかな?
必死になってるのが尚怪しいぜ?
[その様子に楽しげに笑う]
寒いか?
ここや屋敷のある場所ではそんなに寒いとも感じないが。
…ああ、機械、機鋼。
そうか、リディにとってはそう感じるのか。
[この生命の少女にとってこの世界は温もりがあまり感じられないのだろうか、と考える。属性が属性故に、冷えた印象を受けるのだろう]
―広間・厨房―
[このところ日課となりつつある食材の検討のため棚を開く。]
作る側としては嬉しいんですけど、あれだけ作っても翌日には何も残っていないというのは凄いですね。
こればかりやっているわけにもいかなそうですし、簡単なもので大量にできるものを考えてみましょうか・・・。
―昨夜・自室―
[広間を出、真っ先にクラウドの頭を軽く小突いて。壁に弾かれ、きぃきぃと喚くクラウドに冷たい一瞥を投げて自室に入る。]
「いってーーーーーーっ!!なぁーにすんだよっ!!!」
貴方ねぇ……我慢を覚えなさい。
そもそも、竜の血なんて劇薬みたいなものだって知ってるでしょうに。
「だーって……美味そうな匂いなんだもん。しゃーねーだろー……。
……ってかさー、心配してくれてる訳ー?」
そんな訳ないでしょう。
騒ぎの種を増やしたくないだけ。
[きっぱり言い切った後、無造作に服を脱ぎ捨て、ベッドへと潜り込んだ。]
[むきーっという擬音で表すのが正しいのだろうか、抗議の声をあげて仁王立ち続行中]
ハインリヒは調査中だったのね?
ああ、廃棄エリアがどうとか、なんか危ないのが起動したとか、機鋼の精霊さんが捕まったとか、大変みたいだけどライデン、あんたもなんかしようとしてソレ外したりしてないでしょうね!
[びしっとユリアンの頭部を指差して反撃を試みた]
ああ、ちぃとここを探っててな。
収穫無しだったわけだが。
ここの風の精霊が他のエリアに抜けるような場所は無かった。
ここの中だけで動き回ってる。
例のファクトリーに繋がってそうな場所も無かったな。
[自分がしていた目的をユリアンに告げ。続く言葉には、そうか、と言ってからりと笑った]
[立て続けの探査の疲れか、それとも他に理由があってか。
目覚めた時には陽は高く。
簡単な食事の後、向かったのは、一階の図書館。
界の構成に関する資料でもないものかと。
そんな淡い期待を持って]
[大きな鍋を2つ用意して、昆布でダシをとり。
野菜のみと肉ありの鍋を2つ作っている]
作ってさえおけば、後は適当に食べてくれると思うのですけど。
デザートとか考えておくべきでしょうか。
[鍋をもうひとつ取り出して巨大なクレーム・ブリュレを同時並行で作成中]
う……
[指差されて、言葉に詰まったのは雷精の性(サガ)というやつで、ぶっちゃけ、嘘はとことん苦手だった]
ええと、大丈夫だから。
[目が泳いでます]
こんなものかな?
[流しに氷を敷き詰めてブリュレを冷やし、鍋は2つは蓋をしてその場に。]
それでは、少し出かけてきますね。
/*
ミリィと仕事関連の話を内緒話したいなぁと思いつつ、なかなか絡めないんだよな。
俺が皆の所に居ることが多いってのもあるんだがw
*/
[ハインリヒの言葉に、飛びつくように視線を向けて]
ああ、風精は大地には潜れませんしね、さすがに地下までは…雷撃の力は、どうやら引き込まれているようなんだけど、辿るのはちょっと危なそうで諦めました。
僕程度の力じゃ、機鋼竜には勝てなさそうだし。
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