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[眼を開けて、最初に写したのは黒い色だった。
最初はそれが何だか分からず、手で押してみる。少し堅めで、でも柔らかい。]
・・・・・ソファ?
[少し考えて、正体を導き出す。
僅かに身動ぎしながら起き上がり、それが正解だということを知った。如何やらソファの上で、背凭れのほうを向いて寝ていたらしい。]
でも、なんで。
・・・・・っと、・・・ベルにぃ?
[ふと息遣いが聞こえ、眼を向けるとアーベルが寝ていた。首を傾げ掛け、鼻につく匂いに僅かに顔を顰めた。]
[そっと扉を押し開けて、外に出た。
先程まで寝ていたから、バンダナはしていなかった。長くなった髪を、風が揺らしていく。左手で押さえる]
[踏み荒らされた地面。全てを覆い隠す雪は、降ってはくれなかったらしい。赤の軌跡も、点々と残っていた。
視線を逸らして村の方へと向けると、遠く遠くに、何かの影が見えた。
目を凝らす。獣ではなくて、人の姿。そして、声。
相手からも、僕の事が見えたのだろう。何事かを、怒鳴るように叫び始めた]
……なに、それ。
[耳を疑った。]
[狼の襲撃。団長の死。
人狼の存在は、もはや疑うべくもない。
だから、容疑者をここに隔離する。
それまでは、昨日と似たような(状況は違ったが)話だった。
けれど、万が一、村に戻ってこようものなら――]
止むを得ない手段、って、なに。
[呟きは届かなかっただろう。
問いではなかった。答えは、理解していた]
[人狼が存在するか否かに関わらず、村の人間は、敵となったのだ]
[一方的な通告のあと、影は小さくなり、村の方へと消えていった]
[嗅ぎ慣れない臭いだったから、何かは分からない。
ただ何となく不快だった。]
お風呂、行ってこよ。
[誰にともなく呟いて、周りを起こさないように抜け出す。食事を勧められたなら、彼女には珍しく湯浴みの後でと断っただろう。
外から何か、怒鳴る声が聞こえた気がしたが。]
……本当に、「自衛」しかしないわけね。
[悪態をついた。
あの様子だと、恐れをなして、仲間の弔いすらしていないのだろう。
義より、己の命が惜しいから。人間なら、当然のことか]
[頭がぼうっとする。]
[脱衣所に入る。鏡の中、見つめ返して来る顔が別人のようで思わず笑ってしまった。
首を振り、上着に手を掛ける。]
・・・・・あれ。
[なるべく見たくはなかったのだが、思わず眼を向けてしまう。
小さな左肩、そこに蒼色があるのは変わらず。
ただ、一層色味を増している気がした。
眉を顰め、それからはできるだけ眼を逸らし続けたが、結局そう長くなく広間へと*戻ることとなった。*]
[ざく、ざく、]
[白い雪を掬い取って、大きめの玉にする。
そこから胴体と頭に大ざっぱに作りわけ、手袋を外した。
指先のあたたかさで解けるのを利用して、細かいカタチを整えていく。
雪で作った、文字通りの、雪の花]
[昔にも作ったことがある、と思った。
町に越してきて、初めての冬。
村ほどではないけれど、雪が積もったことがあった。
雪に覆われた噴水広場の近くで遊んでいると、誰かとはぐれたらしく、泣いている女の子がいた。
なんとか笑って欲しくて、僕は手袋もしていなかったのに、雪でいろいろなものを作って、ふたりして、目をきらきらと輝かせたっけ]
[細工の楽しさを知ったのは、あのときだったような気がする。
真っ赤な手で帰って、母には酷く叱られたものだけれど]
--少し前・広間--
[クレメンスに呼び止められ。][そのまま外へ出る事はなかった。]
[食事を少し強引に進められ。][食欲は全くといっていいほど無かったが、それでも。]
[すこしづつ、すこしづつ、パンを口に運ぶ。][食事を終えるまで、時間は流れた。沢山と。]
[そうしてようやく、ほんの少し血の気の通った頬を手に入れて。]
[今度こそ外へと向かう。][再びクレメンスに呼び止められたが、大丈夫ですと僅かな笑みを返し。]
天使が付いてくれてますから。
[そんな冗談を口にして。][大袋を背負い外へ。][ふらりと。]
--外・死体だらけの場所--
[日の光に照らされて、赤い色はより一層鮮やかさを増していた。]
[血の海に沈む千々に飛んだ手足。][息遣いは聞こえない。][鼓動も。][何も。]
…。
[ぎゅぅと大袋の紐を握る。][血には多少なりと慣れていたと思っていたが。][それでもこの量の血は、やはり堪えた。]
[一人一人(判別の付く限り)命の流れを確認したが、どれもこれも、ただの肉の欠片で。]
[その冷たい事実に目を伏せる。]
[神は知っていたけれど。][祈り方を知らないので。]
[かわりにごめんなさいと、小さく呟いた。]
[もう施しても意味のない治療を、それでも赤く染まり骨のみえてしまった腕や足、腹に布を巻き。][本当は埋めた方がいいのだろうが、それをする力は、今の自分には無い。]
[続けていれば、どこか遠くから怒鳴り声が聞こえた。][ぼんやりと声のほうを振り返り。][微かに聞こえるその意味を知る。]
[だが、無言。][それが結果どういう事を齎すか。][それを思い描く余裕はなかった。][ただ、帰れないんだとだけ受け止める。][それが何時までかも分からないままに。]
ふ…くく……。
[外から怒声が聞こえた。][隔離。]
[楽しくて仕方ないといった様子で。][銀の声は震え笑う。]
はは…あっはっはっはっは!!!!!!
これだから人間は!!!
くだらない。
にんげ〜ん、は恐ろしいいき〜もの。
そ、れ〜はどうしようも、な、い、こ、と〜、ってネ。
[皮肉るように明るい声色は歌う。]
とりあえず全員死ねって言ってるようなモンだよねコレ。
あれか、頭喰っちまったもんだから、強行手段とりまくりナ感じ?
旦那ァ、どする?
[さぁてといった様子で。][銀色を見上げ。]
/中/
>>*46
歌はスウィーニートッドのプロモにあった曲調で。
曲名は分かりませんでしたg
あの明るい感じが皮肉気で良い。
/中/
そして自衛団を喰い殺してやりたい自分がいr(おまえ
だってー酷いよ( ゚д゚)(゚д゚ )ネー
いいじゃんいっそ村滅ぼしちゃおうよ(駄目
愚か者の人間が。狼の群れの仕業と、素直に思っておけば良かったものを。
[そうすれば、彼等が村人に危害を加える事は無かっただろう。]
[今までだって、人を喰らう時は細心の注意を払い、少し遠い場所を狙い襲い、隠れるように貪っていた。]
[それなのに。][彼等は完全に自分達を敵に回した。][その事実が。][痛い。]
[痛い?]
[内に出た単語にほんの少し言葉は止まる。]
[だが痛いの意味が『今までのようには生きられないから面倒で痛い』という意味に捕らえればしっくりときたので、小さな棘はすぐに消えてなくなった。]
同じ事。邪魔するものは全て。
喰らう。
だがすぐにはせん。
今はこの場に、村の人間の目が全て行っているだろう。
まずはこの場の人間を消す。そうして後は、村を襲う。
少しずつ、ゆっくりとな…。
[低い雑音交じりの銀の声は、見下すように言い。][その策をゆっくりと考える。]
―集会場・広間―
[目覚めは、意識に唐突に。開かれた蒼の瞳はしばし。己の置かれた状況を捉えきれずに呆然と]
……俺……。
[掠れた声。奇妙に、喉が渇いていた]
[微かに残る、あまい味。
同じそれを求めるように。
緋色の渇きが感じられる]
……これ……えっと……。
[これは何のあまさだったかと、考えて。
……繋がる記憶。
蒼の風と化しての疾走。
その果てに、なした事。
喰らったモノ]
/中/
とはいえ死滅街道まっしぐらな自分。
ここから生き残ったりとかしたら非難ゴーゴーな予感もしなくもなk
とはいえブリジット”は”知らないからなぁ…
ああでも、流石にそろそろ綻びは出てきてるんだ。>>*47
猩はヴィントとの交流で情、みたいなのが移ってきて。
ブリジットの方は孤独なまま、変わらない未来しか持てなかったのが、他人との交流で人の温かみを覚えてって、幸せな未来を望むようになってきて。
こんな感じかなぁ…心の流れを把握しておかないと突然突拍子も無い事を言い出すからなぁ(ぁ
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