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大人には、大人の事情ってもんがあるんだ。
[アーベルの呟きもしっかり聞きつけて、男は言い返す]
ま、味は悪くねーはずだから、しっかり喰え青少年。
[その青少年が鍋の中身に固まってる理由なんか知らない]
・・・・・・・
・・・なんで、
[ふるふると肩が震えている。]
なんでまた、
3日連続で、
こやつと向き合わにゃいかんのだ・・・っ
[悲鳴に近い声が上がった。これがテーブルでなくちゃぶ台であれば、きっとひっくり返っていたに違いない。
こいつ=グリンピースなのは今更言うまでもないことか。]
では…戻ろうか。このままいると冷えるからな
[同意を得られ、ナターリエとともに集会所へと向かう
歩く途上で誰にともなく、やるせない思いを口にするナターリエ。
言葉は届いていたが、言葉は返さなかった。
信心深くないのは自身が一番知っていたし、それよりも考えるべきことがあって]
ああ、こんなときだからこそ、体に気をつけなければな
[集会所に戻ると、ナターリエとは一旦別れ自室へと戻った]
……どんな事情だよっ。
[固まってても、突っ込み返しは忘れない。
声は多少、引きつっていたが]
そ、味は、ね。
味は。
[味より具が問題です。
たった一種類だけど]
……俺が、聞きたいっ……。
[リディの叫びには、反射的にこう言っていた]
・・・・・だね。
もういっそ縛り付けた状態で、口の中にたっぷり鷹の爪でも盛ってやりたい気分だよ。
[がっくりとテーブルに両手をついた状態での言動は、八つ当たりも十二分に含んでいた。ちなみに鷹の爪は唐辛子のことである。]
・・・・あ、そういえば。
フィアちゃんの足輪。
[ふと思い出したように、アーベルのほうを見た。]
ああ。
それも一つの手だな。
[さらりと同意した。
余りにも八つ当たり過ぎるが]
ん……ザフィーアの、足輪?
あれがどうかしたか?
[不意の問いかけに、きょとり、と瞬き一つ]
大人になれば判るさ。
[男は、青年の突っ込みにも見せかけの余裕でふふんと笑った。そして続く二連の叫びに首を傾げる]
ああ?ポトフ嫌いなのか?寒い時にゃあったまるし、野菜たっぷりだし、一番いいんだぞ。ほれ、しっかり喰え。好き嫌いしてっと育たねえぞ。
[純粋に親切心から鍋の中味をよそって、アーベルとリディの前にどかどかと置く。アーベルの皿にオレンジ色が、リディの皿に緑色が多めに入ったのはあくまで偶然だ]
[そしてしばし休息した後、準備を整えて風呂場へと向かう
昨日のことからまだ湯浴みをしてなく、遺体に触れてついた血や臭いを持って広間に行く気もなかったからだ。湿布を外して風呂場へ入り、汚れを落として浸かる]
……ふぅ……
……単に、生活苦しいだけなんじゃねーの?
[ぽそり、と呟いたのは、逆襲のつもりか。
勿論、目の前にどさん、と盛られたオレンジ色の]
……身長も体力も、十分間にあってるってのっ……。
[ふるふるとしながら、ぽつり。
が、首を傾げるリディの問いかけに。
一時、冷静さは戻ってきて]
割れてた……?
母さんの、守り石……が?
[どうして、と。
疑問の声が零れ落ち]
いや、ポトフは嫌いじゃな、
っていいぃやあぁぁっ
[偶然にしても何だか多い緑の大群を前に叫ばずにはいられなかった。
――食事中、もしくはお休み中の皆様にはこれまた大変ご迷惑をお掛けします。]
緑の悪魔が攻めてくる・・・・
[ぐったり。]
うん。
それ以外は大丈夫だったと思う、けど・・・・
守り石?
[ぐったりしたポーズのまま、アーベルに答えていたが、ついで聞こえた声に身を起こし、眉を寄せた。]
まぁブリス嬢ちゃんもそんな感じですしねェ。むしろ性質悪い。
毛むくじゃらの筋肉兄さんにでも成りたかったデスかい?
[ヴィントの呟きに、明るい声がへらりと笑った。][自分が疎まれているのは重々承知しているので、返事は期待してはいないが。]
遅かれ早かれ、同じでいる事なんざ、出来なかったんデスから。
仕方ねんですヨ。
[続けた言葉はぽつりと。][それは、自分達にも言えることで。]
…素材の味そのまんまな感じだけどおいしー♪
[お肉も野菜も残さず食べます。]
つーか、あれだよね。
好き嫌いなんて…金持ちのすることだよね。
あれ喰えないこれ喰えないとか贅沢言ってたら飢え死にするよね。
[こっちもやっぱり、生活は苦しいようでして。]
そうとも言う。
[生活苦には自信があったのか、男は今度は素直に頷いた。そして、偶然に聞きつけた言葉に軽く首を傾げる]
守り石?
[そして冷えた体も一緒に温めると、湯からあがって、着替え、髪をしっかり拭き取ると、木箱を背負いなおして、広間へいき、そこに居る面々に]
ようっと、アーベルはもう戻ってたか。
ところでノーラの容態は?
[なにやら皿を前に苦悩したりぐったりしてるのは目に入ったが気にならなかったようだ]
え、あ。
[眉を寄せるリディの表情に気づいて短く声を上げる。
声に出したつもりは、どうやらなかったようで。
更にハインリヒにも問われて、ありゃ、と]
……母さんが、遺してくれたもの。
俺が、苦しまずに、生きて行けるように……って。
でも、なんで……。
[最後の部分は呟くように。
微かに、眉が寄せられた]
--回想--
[ユリアンの返事が曖昧なのが少しひっかかったが、彼が何を思っているのか、また彼の祖母が彼をどう見ていたのかなど当然知らないままで。]
[ただありがとう、の前にごめんなさいを添えて。][浅く眠った。]
……贅沢言ってる訳じゃねぇし、金持ちでもねぇけど、ニンジンだけは別なんだよっ……。
[エーリッヒの呟きに、思わずぽそりと。
一応食べようと思えば食べられるのだけれど。
マテウスの声が聞こえれば、そちらを見て。
あ、どーも、と短く挨拶を]
グリンピース以外はちゃんと食べれるよっ。
・・・・・多分。
[流石に虫は無理だから、最後に小さく付け加えたが。]
・・・そっか。
[アーベルに対しては短く答える。それ以上掛ける言葉は見つからなかった。]
……別に、そんなんじゃない。
[緋色の意識がコエを捉える。
蒼の風は、どこか憮然としたように、呟いて。
ぽつりと続けられた言葉には、何も返さず。
それでも、苛立つような波動は感じられたか]
今、何時…?
[ぼんやりとした眼差しで辺りを見回し。]
[聞こえたナターリエとマテウスの声にそちらのほうを向き、お帰りなさいとぺこり。]
―広間―
[やがてハインリヒがポトフを持ってくる]
おお、おいしそうですね。
[にこにこ笑う]
[中ににんじんやらグリンピースやらが入っている]
[――それに気付いた瞬間の子供たちの反応は見物だったと、思う]
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