人狼物語 ─幻夢─


19 白雪幻想

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職人見習い ユリアン

[背後の会話は聞こえなかった]
[音楽室へと入り、ピアノの音の調子を二、三、確かめる。破滅的演奏のあとにも関わらず、特に調子が狂っているわけではなさそうだった。
椅子に手をかけると、ザフィーアは邪魔にならないようにと思ったのだろう、窓際へ飛んでいく。眼差しは厳しかったが]

出来るかなあ……っと。

[左手だけで、記憶の中の歌のラインを辿る]
[遅れて入ってきたイレーネの姿に一度手を止め、ケースを撫ぜる様子に、何か習っていたのかと思ったが、尋ねることはしなかった。
代わりに、投げられた質問に、ゆっくりと首をもたげて]

んー……
好きなのは、これかな。

[昨日も弾いた曲を、やはり片手だけでなぞる――『月の光』]

(569) 2008/01/08(Tue) 14:20:57

神父 クレメンス、ぽろんぽろんとピアノの音が届く。

2008/01/08(Tue) 14:31:00

神父 クレメンス

―広間―

疲れているでしょう?
これを

[と、疲れが見える人たちに温かい渡す]
[怪我にはふれるだろうから、強請られなければあげるつもりはない]

(570) 2008/01/08(Tue) 14:32:54

神父 クレメンス、窓の外を見る

2008/01/08(Tue) 14:35:42

職人見習い ユリアン

[一節を終えたところで、指を離す。
夜の音色が昼のひかりに溶けて、消えた]

でも、今日弾こうと思ったのは、別でさ。

[一音一音、確かめるように、白と黒の鍵盤に触れていく。
記憶の水底を揺らして、白い雪の降る光景を思い浮かべて]

Ich werde Schnee fur Sie bringen.
Diese Erde, alles...

[左手に右手を添え、眼を伏せる。
たどたどしい音の連なりは、流れる指先によって、旋律へと変わりゆく。
窓は開けていた。
音は彼方へと、飛んでいく。
羽ばたく鳥のように]

[*蒼い空へ*]

(571) 2008/01/08(Tue) 14:37:38

神父 クレメンス

村の人たちの気が、変わるといいんですけどね。

(572) 2008/01/08(Tue) 14:37:43

職人見習い ユリアン、小説家 ブリジットに話の続きを促した。

2008/01/08(Tue) 14:38:15

神父 クレメンス

[遠くへとゆく音を見るように目を細めた]
[何かを口にした]

[それは決して、人の耳には届かなかった]

[かわいそうに、と]
[それだけ*だった*]

(573) 2008/01/08(Tue) 14:39:41

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2008/01/08(Tue) 14:41:32

職人見習い ユリアン、メモを貼った。

2008/01/08(Tue) 14:42:00

神父 クレメンス、メモを貼った。

2008/01/08(Tue) 14:48:44

学生 リディ

[恐らくは考え事もあったのだろう。ユリアンはおろか、続いた羽音にも気付かなかった。
或いは気付いたとして、「食事途中に席を立つな」という両親の教育が枷となったかも知れない。]

・・・・・・・
あ。逃げてるし。

[容器が空になり、漸く顔を上げた。
慌てて立ち上がったところで届く音。それはやがて聞き覚えのある旋律を紡ぐ。]

・・・・・まぁ、良いか。
弾けてるなら、大丈夫かな。

[少女より優秀な監視役はしっかりとついているのだろう。音が途切れたら、探しに行けば良い。
ぼんやりとそんなことを考えて、元通り座り込んだ。]

(574) 2008/01/08(Tue) 16:06:43

学生 リディ

だと良いね。

[クレメンスの言葉に呟く。]

でも、無理だろうね。
・・・・・人狼がいるから。

[俯いていたから、その後に続いた言葉に気付くことはない。
こちらの表情を見せることも、*また。*]

(575) 2008/01/08(Tue) 16:24:03

学生 リディ、メモを貼った。

2008/01/08(Tue) 16:25:59

神父 クレメンス

そうですね。

[リディの言葉に、少し悲しげに]
[それはそう聞こえるだけなのか、本心なのか――]

人狼が、いるから。

(576) 2008/01/08(Tue) 16:31:38

神父 クレメンス

ならば

[言葉は続かずに]
[しかしその声は静かに何かを秘めて]

[抑えた声は、人に何を思わせる*だろうか?*]

(577) 2008/01/08(Tue) 16:33:27

学生 リディ

[クレメンスの言葉に顔は上げない。]

ならば。

[同じ言葉を紡ぐ。
その先に思う言葉は、果たして彼と*同じか否か。*]

(578) 2008/01/08(Tue) 16:50:28

青年 アーベル

[クレメンスの問いに、カラスは肯定の響きの声を返したかも知れず。
とはいえ、それを肯定と判断できるかどうかは聞き手次第だったろうか]

[そしてそんなやり取りの事など知る事無く。
カラスの相棒は森を出て、集会場への帰途へついていた]

……まだ、結構残ってるみたいだな……。
ま、今の内は警戒してそうだけど……。

[厄介に変わりねぇ、と呟いて、集会場へ。
途中でわかれた二人は戻ったろうか、などと考えつつ、歩みを進め──]

……ん?

[ピアノが紡ぐ、良く知った旋律。
くすり。
笑みが掠める]

(579) 2008/01/08(Tue) 17:53:55

青年 アーベル

……ちょっと、久しぶりかね。

[そんな呟きを漏らしつつ、中へ。
広間を覗き、マテウスたちが戻っているなら挨拶をして。
いなければ、中の様子に声は出さずに。

二階へ上がって着替えを用意してから再び一階へ。
冷えた身体を温めるべく、風呂場へと向かう]

(580) 2008/01/08(Tue) 17:56:44

【赤】 青年 アーベル

[湯を使おうと思ったのは、勿論、身体の冷えもあるけれど。

死者の弔いで移ったにしては新しい血の匂い──『狩り』の跡を誤魔化す、という目的も、込められて]

(*115) 2008/01/08(Tue) 17:58:49

青年 アーベル

ふわ……生き返る……。

[ずっと雪の中にいたせいか、湯の温もりに口をつくのはこんな声。
弔いの際に移った鈍い赤い色や泥を洗い落とし、身体を確りと温める]

…………。

[湯から上がり、着替えて。
蒼の髪を拭きつつ、ふと、壁の鏡を見る。

舞い降りる、奇妙な沈黙]

(581) 2008/01/08(Tue) 18:03:16

【赤】 青年 アーベル

……変わって、ない。

[ぽつり、零れる、掠れたコエ]

見た目は……全然、変わってないのにな……俺。

[なのに、その本質は。
既に、それまでとは違うモノで。

それが自らの選択の果てと、理解はしているが]

(*116) 2008/01/08(Tue) 18:04:58

青年 アーベル、唇を噛んで。鏡の横の壁を一つ、殴りつける。

2008/01/08(Tue) 18:05:30

青年 アーベル

……諦めねぇ。

[零れ落ちる、掠れた声]

例え……戻る事が、できなくても……。
俺は……絶対にっ……。

[低く、呟く。
その表情は長く伸ばした前髪に隠され、はっきりとはわからない]

(582) 2008/01/08(Tue) 18:08:14

青年 アーベル、小さく息を吐きつつ、壁から手を離し。

2008/01/08(Tue) 18:10:27

青年 アーベル

……行くか。

[小さく呟いて、風呂場を後にする。
広間に向かい、置き去りのままの本を今度こそ確保して。

……壁を殴った音の事を問われたら、多分笑って*誤魔化すけれど*]

(583) 2008/01/08(Tue) 18:12:48

青年 アーベル、メモを貼った。

2008/01/08(Tue) 18:15:27

研究生 エーリッヒ

[傷の疼きは多少収まり、テーブルの上で銃の手入れをする。
右手によく馴染む、無骨な拳銃。
殺すためだけに作られた、鉄の塊。]

やりたくない…って訳にゃいかないもんな…。

[武器をとり、殺さねば…次はわが身。
幾度もそう言われ、そう生きて来たとはいえ、
躊躇わず出来るほどは強くない。

銃口は空に向けられたまま。]

(584) 2008/01/08(Tue) 18:36:49

探偵 ハインリヒ

[夕日が森の向こうに沈む頃、男は大鍋の中のポトフに塩と胡椒を振り入れて最後の味付けを終えた。マスタードとピクルスの瓶詰めも見つけて、薬味用にとテーブルに出しておく。バケットは切らずに籠に置くだけにした。まだ食欲の無い者も多そうだ]

ちょっとさみーかね。

[味見しながら目分量の調理だったので、あまり腹は減っていなかった。暖炉に薪をくべて火力を調節し、ついでに外に積んである薪を取って来ておこうと勝手口から建物の裏手へと向かう]

(585) 2008/01/08(Tue) 19:37:38

探偵 ハインリヒ

[細い縄で縛った薪の束を肩に抱え上げ、男は紫紺の宵闇に染まりつつある空を見上げる。寒々と頼りなげにまたたく星と、昨夜より僅かにいびつに見える青白い月の面が見えた]

今夜は何も起こらねえといいがな。

[呟いた白い息が闇に溶ける。それは、その言葉の空しさを示してでもいるようだった]

(586) 2008/01/08(Tue) 19:42:32

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302回 残5722pt
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77回 残11333pt
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219回 残5748pt

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