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[漸く追い付きはしたものの。
風の音とは異なるそれは、彼の耳には届いたのか、否か――
視線を僅かに、動かしただけで。考える間もなく、]
[ざっぱあああぁぁぁぁんっ]
[なんだか物凄い音が、全てを掻き消した]
[人混みの向こうで何が起きたか。
少女二人を支えるのに集中するしかなかった男にはよく解らず]
[それでも何かが起きたことだけは……]
[そして全てを切り裂くように、盛大に上がった水の音]
………何事だ…?
[気遣う主の声にも気付かないまま、空間に”響いた”声に、目を見開く。]
――まさ、か。 [――声もなく、呟き]
[しかし、彼女の想いも虚しく、”王”の力は風となって
――誰かを飲み込んで。]
逃がさない…って……
[…誰を、と。
彼女の疑問に応えはないまま、気配は拡散し消えた。]
…………。これだよね?
言ってたことって。
『…………そうだ』
……結界先に、何か波動は感じるけど…。
これって、ギュンターおじーちゃん、だよね?
『………………らしいな』
あのおじーちゃん、悪い事した"妖精"なの?
…誰かは…知らない、けど…今は…お祭…
[微かに眉をひそめ、マフラーの下で小さく呟くと頭を振り…]
物騒なこと、言わないで…
[その言葉には棘があり。少し不機嫌なのは、もし、この声が皆に聞こえていたならば…すぐに分かっただろう。
顔を上げれば、着地しているユリアン…
そして。何故か源泉の中に入っていて、頭の上に花輪を乗せるエーリッヒ]
…は?
[人並みをかきわけ見えるのは…]
[”何か”が、違うエーリッヒ
…がエーリッヒに戻ったのか源泉に落ちる瞬間で]
[抱えてるリディもなにかしら訝しげで、
先頭でエーリッヒを追いかけたユリアンも訝しげで]
…………ユリアン…一体何が…?
て、言うかだなぁ……。
……何をどーすれば、俺と団長のおっさんを見間違えられんのかと……。
やっぱ…………どーしよーもねー、昼行灯……。
[ため息しかでない現状が、凄まじく虚しい。
いや、それどころではないのだろうけど]
[少女は、不思議な面持ちで、辺りを見回した。力あるものの声…それは、どこか遠いところから響いてきたように感じられる。そして、あの風は…?]
[風と共に金色の光が、自衛団長を包み込んだようにも見えて…
バシャン!!
]
…ぬぅぁ!
[背中から源泉におっこち、びしょ濡れで身を起こす。
あたまふるふる。]
[なんとなく、ユリアンのぼやきが聞こえてしまい。少女はなんともいえない顔で、問い返す]
「あの…やっぱり、妖精王なんですか?それで、人違い…?」
[なんかもう、いろいろイメージが崩れそうな気がしていた]
[状況が上手く掴めず、呆然としていたところに、アーベルに声をかけられ、はっと我に返り]
いや……俺にも、何がなんだか……。
ていうか、おーい、エーリッヒ!
無事か、生きてるかーっ!!
[どこかぽかん、としつつ答えた後、ふと気がついて呼びかけた]
[今思えば如何して“声”だと思ったのか]
[似ていたから、だろうか?]
[我には返ったが、源泉に突っ込んだ青年の心配までは未だ頭が回らない。
…冷たくはないだろうけど]
[とりあえず、子供は問題を先送りすることにした。
忘れるかもしれないけれど、それはそれ。
落ちたからか、少し落ち着いたのだろう。]
ええと、
ダーヴィッドさん、ミリィさん……
助けてくれて、ありがとうございました。
[お礼の言葉を告げる。
だんだんと収まってゆく騒ぎに、ほっとする。
籠の中は死守したようだ。]
何をやっているのだか……
[呟くその声は、事態を理解していないようで]
[微かに聞こえたユーディットの声に、振り向いて。
僅かばかり眉をひそめ、顔には疑問符を浮かべている]
召使い ユーディットが「時間を進める」を選択しました。
投票を委任します。
召使い ユーディットは、貴族 ミハエル に投票を委任しました。
………そうなのか…
[ユリアンの返答に困惑したまま
ユリアンの後を追おうとした時に気づく]
………ギュンター団長が…消てる?
[源泉の所で待ち構えているはずのその人の姿がない。
クライマックスに席を外す…理由が見えず
かと言って今いないのは事実で]
[聞こえてきたミリィの疑問に、はあ、とため息。
一部の者には青銀と見える瞳には、何とも言えない、虚ろすぎる表情が]
……ああ、認めたくねぇけど、間違いない……。
今の、妖精王…………俺の、親父……。
[その一言を。
口にしたくないのは。
多分、心からなのではなかろうか]
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