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[イレーネの微笑みに、まだどこか苦笑めいてはいたものの、笑みを返して]
ありがとな。
ま、頑張ってみる。今は、先の事より、目の前の課題だし。
[部屋に置いた、紫水晶を思い出しつつ、一つ、息を吐いて]
……まあ、確かにすっげー出来のランプだけど……。
頭ふらふらって、大丈夫か?
実は気づいてないだけで、熱とかあるんじゃ……。
[ミリィの返事に、結構真顔で心配してみたり。
肩の相棒の様子は以下略]
……………
[ユーディットの視線に気付いて、ぴくと眉を]
……余計な事、考えていないか?
[増えていく人々に、彼とは対照的に御機嫌そうな母を、視界の端に入れつつ。イザベラはのんびりとその傍に控えている]
[ベアトリーチェが示す先に、やはり見覚えのある面々が揃っていて。
一度其方に会釈してから少女に向き直る]
…私が共に行っていいのだろうか?
皆は村の者だが…私はそうではないだろう?
[困ったような表情を向けている]
[イレーナがキープを考えているなど露知らず。
もしもその時まであるようなら自分が買って帰ろうかなどと]
[ミリィの様子には何事だろうとか思った]
…あたしが…
[一番、年不相応な身体をしてるんじゃないだろうか。
居る面子を見て、そう思ったり思わなかったり…]
…イメージって、いきなり湧いてくる物だし…
あんまり、気負わなくても…良い、と思う…
[息を吐くユリアンにもそもそと言うと、ミリィの様子にはやはり、瞬き一つ]
…みんなは、行くの…?
[どうしようか迷った末、小さな声でもそもそと]
いえ、あの、大丈夫です!
わ、わたし、ちょっと頭を冷やしてきますっ!
[心配そうなユリアンの様子に、いよいよいたたまれなくなって、少女は逃げる様に身を翻した]
もちろんです。
僕は、みんな一緒にいきたいです。
[にこにこと笑って、ダーヴィッドに子供は言った]
村の人とか、関係ないのです。
[器用に片眉を上げ、投げられた視線に心臓が鳴る。]
いっ…いいえっ!
[やたら勘のいい主の言葉に、ふるるるると千切れんばかりに首を振って否定する。
……必死過ぎて、逆にバレバレとかは気付かない。]
……えっと、その…全員入れるかな…とか……。
[幾人かは混浴に行かないと、入りきれないよな予感。]
ん、そうする。
まあ、ヒントらしきものは掴めたし。
[にぱ、といつもの笑みを取り戻して頷いて。
それから、唐突に身を翻したミリィにきょとん、と]
って、おいおい!
いきなり走って、大丈夫なのかって!
[さすがにちょっと、焦ったらしい]
『……フェーン』
な、なんだよっ!?
『……どこまで本気?』
……な、何がっ!?
『…………』
[相棒、だめだこりゃ、と言わんばかりに嘆息した]
どうしようか、な…
[と、ぼんやり呟いたところでミリィが身を翻して。
…何故か知らないが何となく察した]
[ベアトリーチェの言葉に更に考え込んでから]
…では、ご一緒させてもらおうかな。
[関係ないという言葉に少し嬉しそうに]
ダーヴィッドさんもカモンカモンっ!
折角観光に来たんだから、名物の温泉も入っていかないと損しますよっ!
って、わ、ミリィ!温泉行かないのっ!?
[ミリィは踵を返したのを見れば、え?と
思わずその腕を捕まえようと手を伸ばすも
届かずに少女の後姿を見送って]
[いつもの表情になったユリアンに、心の中で安堵して…駆け去っていくミリィにユリアンの方を見て…]
…何かしたの?
[軽く首を傾げる。
…ベアトリーチェが何だか悲しそうな表情をしているのを見ると、行かないとは言えなくて…少し、複雑な心境]
……そんなに、狭いのか?
[彼の感覚では、十人も入れない風呂等狭い――ようで。
こういう時に限って、彼女の感じている予感には気付かない]
ともかく。
行くのなら行く、行かないのなら行かないで、はっきりすべきだろう。
いつまでも、ここでぐだぐだと言っていても仕方無い。
[後半の言葉は、わいわいと騒いでいる皆に投げかけ。
ずっと外にいては身体が冷えやしないかと、母に対する心配から来るものだったが]
[急に身を翻した少女を、小首を傾げて見送る。
少女に慌てた声を掛けている青年は、昨日の勝者で。]
…邪魔したら…馬さんに蹴られちゃいますね…。
[なんとなく察して、小さな笑み。
昨日の活躍の様子なら、人込みくらい軽くすり抜けて捕まえるに違いないと、傍観決定。
――馬が怖い訳ではない。決して。]
って、別になにんもしてねーよっ!
[単にボケただけで、と誰か突っ込みそうな答えをイレーネに返し]
あーっと……。
[しばし、どうしたものかと悩んだものの。
やっぱりほっとくと心配だな、と思った矢先]
……だから、言わんこっちゃないっ!
[こけたミリィに気づいて、そちらへ走る]
ああ、お邪魔させてもらうことにし……
[リディに答えていたところに、ミリィが転ぶのが目に映って]
………
[どうしたものかと、沈黙。
それでも動かないのは彼に任せようと思ったからか]
/中/
気づけば、最多消費街道まっしぐら……(´▽`)
赤がほとんど減ってませんよ、この狼チーム。
しかし、真面目な話。
初回占はどこにあたったんですかと小一時間。
あいた…
[もともと足が早いわけでもなく、そんなに大した勢いでこけたわけではなかったが、さすがに、おもいっきりこけたので、鼻の頭は地面としっかりランデブーを果たしていた]
ああ、もう私の馬鹿…
…ホントに?
[少し尋常じゃないと思うけどなぁ。
とミリィに駆けていくユリアンの背中を見て…
自分は周りの出店の人に声をかける]
…あたし、温泉、行ってきますので…
出店の方、お願いします…
[明るい声が返ってくると、頭を下げて…出店の中から出ると、大きく伸びをした]
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