情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[頁の最初の方は、殆ど勉学の内容のメモ帳。特別な出来事があっても、ただ、事実の羅列ばかりで、短文だった。日々の記録としては正しいものであれど、其処には感情は見えなかった]
[しかし、此処に来る事が――
母に、久々に会える事が決まった日には、少し量が増え]
[この村に来た初日には、一転して。
今日は何があって、どのように行動して、自分はどう思ったのかなど、普通の少年らしい日記になっていた]
[おかげで書く本人としては、少々疲れを感じていたが]
[その中にちらほらと見えるのは、……“妖精”という単語。
妖精祭り。美しくも、幻想的な光景。舞いの儀式。
存在を信じていないのに変わりは無かったが、此処では、不思議な物事が多かった]
[あの幻聴は、なんだったのだろうか。
消えた自衛団長は、見付かったのだろうか]
[疑問が、脳裏を掠める]
[しかし。気にする事でもないかと、思い直した。
……彼には、無関係な事なのだから]
[優しいメロディーに合わせ、ふわふわの髪が揺れる。
湯上りに三つ編みしたまま、乾かしてしまった長い髪は、見事なまでに波打っていて。
後ろで纏め上げる事を諦めざるを得なかった栗色の髪は、うなじより高めの位置にリボンで一つに結われ、背中をふわふわと覆っていた。]
[仄かに赤くなりつつ手籠を、軽く持ち上げて。]
…はい。
買い物に…行って来ようかと…。
[そうして、少し迷いつつ口を開き]
ご主人様も…ご一緒しませんか…?
[目の前を、柔らかなウェーブのかかった髪が通り過ぎ――ようとして、慌てたように、止まった。ぺこん、と頭が下がる]
買い物。一緒に?
[不機嫌でも何でもなかったのだが、問い返す声に、僅かばかり怪訝そうな響きは含まれてしまっただろうか]
/中/
中会話無しでいっちゃおうかと思ったんですが、せっかく相談できるんだから、ちょっと使わせてもらいます。
現状、妖精COはされていない状況なのですが、私としては少しずつ狂COを始めています。ですので、間接的に(特にユリアンさんが)逃亡妖精だというのは、バレやすい事態を招いていると思います。
少し、押さえて欲しいとか、予定が狂いそうとか、何かあれば教えてくださいね。
………。
[不機嫌そう(に聞こえた)声に、余計な事を言ってしまった…と、きゅ、と軽く唇を噛んで口を噤み。
やや不自然な、沈黙。]
……いえ、あの…なんでも…ない、です。
失礼します…!
[くるり、踵を返し。ぱたたたた、と玄関へ。]
/中/
了解です。
基本的に、妖精COはハデにやるつもりでいるので。
今の所、特に問題はないですよ。
なんとなく、占われているような気もしてますので(>>163辺り)。
[黙り込んだ様子に、些か首を斜めに傾けて。
口を開いたかと思えば、ぱたぱたと逃げるように駆けていくユーディット]
ユーディット。
[それに、声を投げかけ]
一度口にしておいて、何でもなくはないだろう。
別段用事がある訳ではないし、外には出ようと思っていたところだ。
僕も行こう。
普段、僕に付き合わせてばかりだしな。
[母に挨拶と、外套を取ってくるから、暫し待てと付け加えて]
[――ぱたり。
投げかけられた主の声に、反射的に足を止めて。少し困ったような顔で、おずおずと振り返る。
けれど。
次いで、かけられた言葉は、叱責などではなくて。]
…は、はい…。
[なんだか夢のような(と言うには大げさだが)展開に、焦げ茶色の瞳を丸くして。
素直にこくこく頷いて、ちょこんと、待機。]
[仕えている主に意見したりするなんて、屋敷しもべ妖精がするべき事ではなくて――。
優しくされる事に、だんだんと慣れてきてしまっていたのかな、と唇を噛んで反省する。
彼女にとっては、叱責されて当然の事、だから。]
[――けれど、かけられた言葉は想像に反したもので。
彼にとってはなんでもなくとも…彼女にとっては稀有な事。目頭がほんのり熱を持つ。]
[母に出掛ける事を伝えれば、何時ものようににこにこ微笑まれ。
しかし、ついと一度視線を逸らし、少し不安げな表情で、「気を付けてね」と付け足されて。彼は、眉を寄せる]
母上?
……心配なさらずとも、大丈夫ですよ。
[ここ数日は、よくあることなのだから。
彼がそう言うと、母はそうね、と頷いて。紳士が淑女にするように、跪いて手の甲に口付けると、部屋を後にして。自室に立ち寄ってオーバーコートを手に取り、玄関へ]
[…結局、とてもじゃないが他の人の体の線など見る気にはなれず、皆が上がったのを見て、こっそりと上がって…集まっている様子は見れず、珈琲牛乳だけ貰って帰ってきていた]
…
[そして、店へと戻り…ベッドの中で寝ていたら。
…また、あの夢を見た]
…
[…寝起きで跳ねた髪。そして寝ぼけ眼は虚空を捉え…ポツリと呟いた]
…ハッキリしないなぁ…
――テツダッテヨォ…
――オウサマノ、メイレイ…ダモン…
『…』
[その声は以前と違って弱々しく。口調も何となく棘がない]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新