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召使い ユーディットが「時間を進める」を選択しました。
ああ、負けたら、取られちまうしな。
[静かに、頷く。
特に自分やこの少女のような特異な力を持つ者は、生きながらも自身の未来はない、という状態を強いられるのは目に見えているから]
……確かに、ずるいな。
自分の都合で、人に痛い思いさせて。
それで、未来まで取ろうとする。
とんでもねぇ欲張りだ。
……ま、だからこそ。
大人しくいう事聞いたり、負けるわけには行かないんだよ。
[口調は、静かで。
そこに込められるのは、自身の決意でもあり]
[睨みは意に介した様子も無く。
むしろ笑みを湛えていて]
いつでもどうぞ?
けど”今は”殺さないだけ。
アナタは『遊戯』に負けた。
どの道死ぬ運命にあるのよ。
[それがこの『遊戯』だから。
殺さないとは言っても、進んでユーディットの手当てなどしようとはしない。
そのうち『遊技場』のスタッフが回収しに来ることを知っているから]
/*
>>エーリッヒメモ
むしろ、身代わりしたいが為にアーベル負けてくれないかなと思っている中の人がいます(酷
妖狐で身代わりしないだなんて、勿体無い。
というか、このキャラのあんな設定を出せるのは身代わりだけ。
/中/
ええと、動かなくてごめんなさい、エーリッヒなKさん(ぉ
最初からそのつもりだったらリーチェと僕が戦うべきだったんだろうけれど、避ける方向で動いていたので(汗
明日は可能なら動くべきなんだろうな…ナタ様が動くのは今のままだと難しそうだし。他の身代わりとは少し違うからやってみたかったのだけれど、狼も続けてだともんにょりしそうだし、流れによっては諦めるべきですよねぇ。
というか、メモからして。
ナタ様も裏人格ありですかいと!(苦笑)
さーて、明日どうなってくるんだろうかしらー。らー!
ボク、死ぬのかぁ。
まぁ、仕方ないよねぇ、悪いコトいっぱいしたし。
[自分の意思で動かせない重い体のまま、ルージュを見上げて]
ねぇ、キミ最初イレーネさんだったよねぇ。
イレーネさんなの?
[てぃるの説明に納得の表情で頷き。
その後には、ふるふると首を横に。
詳細を隠すために、首ふりだけで済ませたのではなく
単に話さないことが多いから、その癖だったのだが。]
………強制制御強化
[少女は操作盤に向き直り
球体を4つ操作二関わらせ、
ユリアンの現在地を…モニターに映る場所の
位置特定にかかる]
気安いって、あ、ええと。
なれなれしいとかそういうことじゃなくて…うーん、無理だ。
俺、あったま悪いからさぁ…。
[語彙のない自分をさらしながら小さく肩を竦めた。
隣人の言葉にも、ただ曖昧な顔してうーん、と唸るだけ。
けれど、青少年の頭ではシリアスがそんなに長続きするはずがなかった]
[静かにこくりと頷くと]
私、まだみらいが分かんない。
だから――先に他の人に取られるの、嫌。
分かっても、取られるのは嫌。
欲張りさんは、懲らしめてあげなくちゃ。
取られたみらい、取り返してあげなくちゃ。
[そうだよね、と同意を求めるようにふわ――と翼が一呼吸]
いや、俺はいいからそこにいて自分を守んなさい。
おにーさんとの約束!
どうしてもっていうなら藍苺守って。いい?
[だーめ、と小さく転がして]
あっと。
ユリアンさん、李雪の面倒、ちゃんと見て下さいね?
[釘を刺すのは忘れない。
気安い、云々の話題に対しての理解は諦めたようで。]
きっと、李雪にとっては、
……すっごく、大切なんだから。
この『遊戯』で未来があるのは勝ち残った者だけよ。
弱者にはそれなりの未来が待ってるわ。
[問われた言葉には少し考え込んでから]
さぁ、どうなのかしらね?
誰かがそうだと言えば、その人にとってはそれが事実となる。
アナタはアタシがイレーネだと思うのかしらぁ?
特に、行き先を決めていた訳でも無いですけど
――気になさらず。
[頭を下げる少女に、ゆると首を振って。
考え込む知人を見やれば、くつりと喉を鳴らした。
僅かに首を傾ぐと、さらりと金が揺れて]
あまり考え込まないほうが、良いよ。フェイ。
慣れない事すると、知恵熱出すかもよ?
[冗談交じりに、くつりと喉を鳴らす。]
へ?あ、ああ、うん。
[どこかいくという言葉に既に気持ちは半分ぐらい彼女を見送っていたのだが、それが急に釘をさす言葉に変わればそれこそ鳩が豆鉄砲食らったようなぽかんとしたような顔のあと、首をかしげつつ、うんと頷いた。
この場を平和におさめるなら、それが一番だと判断したからだ]
[静かに二人の会話に耳を傾けていたが。
負けたら全てを奪われる。それは避けようもないだろう事実。
だから、奪われないためには……奪うしかなく……]
[軽く返された否定の仕草に小さく溜息を吐く。
だが元よりそれほどの期待をしていたわけでもない。とりあえず黒猫は研究者そのものではないのだと脳裏に置いて。
後は少女の操作とその結果を黙って見つめていた]
(奪うこと、終わらせることこそがうちにとっての至上の悦び。
それが、うちの基本骨子。持って生まれたうちの使命なわけや。)
知恵熱って、ちょ、お前ひどい!!
[流石に馬鹿にされたのはわかっていて、カチンときたのかそれこそ猫が毛並み逆立て威嚇するのを思わせる勢いで日碧をにらんだけれど、それが効果があったのかどうかは一切の謎であり]
そーいうこというヤツは、ふらふらしてて瓦礫の下敷きになっても助けてやんないんだからな!!
ん、そーだな。
[人の事まで手が回せるかはわからないし、そこまで入れ込める相手が多数いるわけでもないのだが。
それは言わずに、頷いて。
ぶつかり合う気配が静まったのを感じれば、まだゆらゆらと舞う糸に、意識を向ける]
Halten Sie einen Faden an….
[紡ぐのは、糸を鎮める言葉。
力を失したそれを右手に確りと巻きつける]
さて、どーやら一つ終わったようだし……俺、ちょっと見てくる。
[早口に告げるのと、銀の羽が舞うのは、どちらが先か。
銀翼が開き、屋上を蹴る音が周囲に響く]
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