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あははははー! 大丈夫だよ! ジョエルんは真面目で堅物で頑固だけど、誠意は感じてくれるからね!
出不精で、ちょっとツンデレなロザリんと一緒だもん! 大丈夫だよ!
[と、言うに事欠いて、勝手な属性が付属された]
[ラスの呼びかけに、ふる、と首を振って]
……そうだな。あの護衛の人の慌てぶり。クローディア、何も言わずに姿を消したんだろう。
心配させたくない、反対されそうな何かをやるために。つまり、何か危険なこと。
[その後の結論は、言わず]
……何……?
[上空から地面に降り立つ狐の姿に目を見開いた。
ネロとの会話を聞きながら、いろんな人がいるんだな、と困惑気味にしている]
[一対目の翼を広げて、
目を閉じたままに意識を巡らせる。
聳える樹木の、地に行き渡る根の如く]
恐らく、結界樹の――……内部。
誰かの存在……、捕らわれている、
よくは視えない……聴こえないけれど……
感じられるものは、虚とは、遠い。
いえ、真逆とも言える――
巫女が消えたとなれば、やはり、天凰の、ちから?
[途切れ途切れに、思考をそのままに零す。
開かれた瞳は焦点が合わず、金糸雀色が揺らめく]
[ 名前の知らない男から何かしらの視線を感じる。
一瞬そちらに目を向けるも、興味なさそうにすぐ逸らす。]
何で…と言われると。
巫女姫殿のことを長老がご存知なのだろうことぐらいしか。
でも、カルロス殿の仰る通りですね。
探しに行くなら時間を決めてのほうがいいでしょうね。
[ リディアの不思議そうな反応に首を捻った。]
忘れない為に努力、ね。簡単に覚える方法としてオススメなのは、俺が此処で唇を奪うとか言う方法だけど、如何?
お嬢様の命令とあらば、そのように。
[酷な言葉を、低く笑い流して]
発狂して、自殺、ね。命じられる側としては最低だな。
…ま、下にそういったのを感じ取らせないことも命じる側の器量というか、責務というか。
ホント、権力を持つ側って……、面倒だよねぇ。
好きねェ
[周りのことも考えず、くつりと哂って狐はネロを見る。]
濡れているようだな。
泳いでいたのか?
[と、驚いたようなオーフェンへと狐は目を向ける。
なんら変わりもない声で、尋ねた。]
どうかしたか?
[アヤメの父の陣の話も、
オーフェンの巫女の言葉も耳に届いてはいた。
どちらも気にかかるが、今一番重要なのは巫女の消息。
脳裏に刻むにとどめる。]
[いきなり狐に問われれば]
……う、ううん?
どうも、しない。
[小さく首を横に振ったが、不思議そうに狐の顔をじっと見つめる]
誠意は確かに感じるだろうけどねぇ。
真面目で堅物で頑固、なら、もしリディちゃんが消えた時の悩み方も相当なものになるんじゃないかな?
ま…俺なら消えても、あの人は興味なさそうな気もするけど。
[緩慢に肩を竦める]
結界樹の内部に、天凰のちから……。
[その状況が意味するものは、容易に察せた]
……ローディが、あの中に……いる?
[掠れた呟きの後、深紫が大きく羽ばたいた。
その身は軽く、樹の側へ。
幹にそう、と手を触れてみても、自身には気配は感じ取れず]
……なにやってんだい……ほんとに、もう!
[苛立ちを帯びた声は、果たしてどこへと*向いていたのか*]
[ 首を捻るが、それは勘違いだったのか。]
ツ…ツンデレ……?
何ですか…?それは…。
あまり、いい意味の言葉ではない気がしますが。
リディア、何か余計なこと言ったのでは?
[ 大きく溜め息をついた。
それは、また別のところにもかかり。]
成程、ケイジ様の仰った通りの方ですわね。
私よりもリディアを口説くのではなかったのですか?
ま、ジョエル殿に関しては深くは知りませんので。
どちらかと言えば、責任を感じて…のタイプでしょうけど。
[ そう言って権力という言葉にまた溜め息を。]
[荷物扱いされたことに対する感想に気づくことはなく、カルロスには]
そうだな。あそこに居れば、安全だったのに。
[リディアとロザリーの会話を聞けば]
長老か……どうせ大事になっているならば、この場に少しばかりいなくても、知れることではあるだろうし、私も、探しに行きたいところだけれど。
ん〜でも、あの人はクロちゃん命〜! な部分も多いから、私が居なくなってもさらりと終わっちゃう気がするかな!
[と、カルロスの言葉を笑って否定した]
うん。泳いでた〜。上から飛び込んだんだよ〜
今日も水は冷たかったよ。昨日も冷たかったけど明日はどうなのかな〜
[水一つとってもまた楽しそうにしていて
そして、エリカの言葉が聞こえて、先程登っていた結界樹へと目を向けて]
清めるなのかな〜クローディア。清めたらどうなるのかな〜
[ロザリーがツンデレの意味を知らないという発言をしたため、本日何度目かの悪魔の笑みを浮かべて]
え〜? ロザリん知らないの? おっくれてる〜♪
[と、わざと煽ってみたり……。本当に危機感がない娘である]
探すなら俺も行くが…じっとしてたほうがいいのかね?
[カレンに呟きながら、周りを見渡して、ふぅ、と息をついた。
かりかり、と首の後ろを掻きながら天を仰ぎつつ、リディアの幼馴染に対する言葉には苦笑してしまった。]
[少女の言葉は巫女の神託にも似ていた。
途切れ途切れに零れる声に眉間の皺を深くしながらも、口を挟む事なく耳を傾ける。]
………結界樹に、巫女がいると言うのだな?
[焦点の合わない金糸雀色の瞳を鋭く見つめる。
何故それを知るのかを、今は追求する事なく。]
カレリン! カレリンなら私に賛成してくれると思った〜!
[と、思わず抱きしめる]
でも、あの普段は奥座敷であんまり動かない長老が来るって言うのなら、多分大きなナニカがあったんだと思う。探しに行きたいけど、今は我慢しておこう?
[本の配達にいって、いつも良い扱いを受けなかった...でさえ、今回長老が動いた事に強い違和感を感じていた]
上から?
あれから飛び込んだのか?
[結界樹を見る。
そしてそれに封じられたと――巫女の消息が届いて、おやと小さく声をあげた。
が、それよりもネロに向け、]
怪我をしたのならなおしてやろうか?
[気が向いたのか、そう言った。]
……巫女は清浄なる存在という、
なれば、清められても、変わりはないと思うけれど、
生憎と、私は、結界樹については聡くないから。
[大きく伸ばしていた銀の翼を、緩める。
数度の瞬きののちに、眼の焦点は、目の前の男に。
鋭い眼差しに臆することはなく、小さく、頷いた]
断定は出来ない、
けれど、状況から言えば、可能性はかなり高い。
[前屈みの姿勢から、座り直す]
…アイツが……、俺の事を話してた?
………。
[ロザリーの言葉に眉を顰め、強く不快感を示した。
けれど、すぐに息を吐き、普段の調子に戻る]
リディちゃんも可愛いけどね。なかなかつれなくて。
それに俺は気が強い美人なタイプが好みだったりするから。
そんな風に溜息を吐かれると、なんとか励ましてあげたくなるなあ。
[へらりと笑う]
[カレンの言葉に一つ頷く]
ああ、間違いなく安全だっただろうね。
だからこそ、ローディちゃんは、それが許せなかった。
…とか。有り得そうで、おにーさんは涙が出そうですよ。
あの護衛役サンには…ローディちゃんが、守られるだけの存在じゃないこと、見えてなさそうだしな。
そだよそだよ〜狐さん大当たり〜♪
実を採ったんだけど、すぐに腐っちゃったんだよ〜
[ぱちぱちと手を叩いて言い]
だってあがったら、後は落ちるだけだものね
[と、怪我についてはふるふると首を横に振り]
大丈夫〜。なんでだろうね〜。でも大丈夫〜
[ぴょこぴょこ平気そうに動いている]
…あんまり、ジョエルの事悪く言うと俺小突くからな?
[ひょいと振り向いて、カルロスに軽く拳を握って見せる。
口説く様子には口出しするつもりは全く無いが]
[地面に突いていた手を、胸の前に。
両の手のひらで、包むように、器をつくる]
AIRANAC, ...et'odom.
im usyao.
[その中に現れる、ひかり。
俯いて、それに口づけるようにして、囁く。
祈りにも呪にも唄にも似た響きに、明滅を返して。
ひかりは還り、一枚の羽根へと戻る]
[ リディアの言葉には不満そうに咳払いをした。]
とにかく。
探しに行かれるのでしたら止めませんが。
騒がしくなってきましたし、
もう其処まで来られているのでしょう。
[ カルロスの言葉には一瞬沈黙する。]
――――――…。
気の強い美人ですか。
私の知り合いにいるかどうか探してみますが。
エリカ殿なんか、気が強そうですよ。
それからアヤメ殿なんかも確か。
[ ケイジの名前は出さぬほうがいいか、と判断した。]
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