人狼物語 ─幻夢─


21 Himmel welt

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学生 エリカ

[さくり。
 月が沈み、陽が昇って、幾許かの時。
 この数日で、よく足を運ぶようになった樹へと、昨晩とは異なる、緩やかな足取りで向かう。
 森は未だ穏やかに思えたが、見えぬ危機を感じているのか、生きものたちの声は遠い。
 抜ける風は千草を揺らして、照らす光は万物を見つめていた]

(519) 2008/03/22(Sat) 09:56:42

学生 エリカ

[川は湖へと繋がり、
 森は包み込むように開ける。
 島の中央に生える樹は違わず其処にあり――
 岸辺に寄るにつれて、結界樹の懐、人影を認め、視線を注いだ]

(520) 2008/03/22(Sat) 10:08:28

学生 エリカ、腕を組み、ほほに手のひらを当て、暫し、思考。

2008/03/22(Sat) 10:11:30

学生 エリカ

[水面に張り出した木の根に辿り着くには、人の足では届かない。
 視線をひと巡りさせたのち、溜め息、ひとつ。
 肩に手を添えて、翼胞に押し込めていた異形の銀を解放する。気を遣っても、音は幾らか立つが。
 数歩下がって緑の絨毯を蹴り、ほとんど羽ばたきもせず、飛ぶというよりは跳ぶ延長で、根へと辿り着く。

 不安定な足場、バランスを崩さぬようにしながら、
 少し身を屈め、膝に眠る男を覗き込んだ]


……、寝ている、だけ?

(521) 2008/03/22(Sat) 10:20:35

学生 エリカ、頬に触れようかと手は伸びかけ、やはり、止まり。

2008/03/22(Sat) 10:24:40

学生 エリカ、メモを貼った。

2008/03/22(Sat) 10:33:36

学生 エリカ

[引いた手は、胸元へ。
 別段、怪我をしている様子もないのなら、
 無理に起こす事もあるまいと。
 姿勢を真っ直ぐにして、結界樹を見上げる]

結界樹、か。
虚を捕え、清めるもの。
もし、捕らわれていたのなら……
そうしていたのなら、違っていた、のかな。

[指先は一枚の羽根に触れる。

 水面が、揺れた]

(522) 2008/03/22(Sat) 11:13:11

少年 ネロ

あは、よく寝た。明るくなってる〜あはは
ここはどこかな?かな

[起き上がりたてから陽気に、きょろきょろ
昨夜は暗闇の中で歩いていたからどこかはわかっていない
木の根元で寝ていたということしか覚えていないからだ]

(523) 2008/03/22(Sat) 11:24:56

少年 ネロ

[木がある。石がある。川の音もする。
確認して思ったのはそれだけで、どの位置かは深くこだわらなかったが]

あは、今日も元気なのかな?

[問いかけるのは、いつからいたのか。ふわふわ浮かぶ、発光している球体
近寄ってくるのにそっと手を伸ばし触れる]

(524) 2008/03/22(Sat) 11:34:20

傭兵 カルロス

―回想―
[オーフェンが一人で飛び立つのは、止めず、また飛べぬ自身では止められず]

…一人になるのは構わんが、リディちゃんを泣かせるような結果だけは起こすなよ?

[釘を刺し、次いで羽根を広げたロザリーを見た。
ラスがロザリーと共に行くならそれでも良いのだが、眼の保養の為……もとい先程の低いラスの声が気になり、その発案はせず、]

うん、さすがに女の子に運ばれるのは、面子がね…。
姫抱きは無し?そりゃあ残念。

[共に歩む事を選び、途中疲れた様子のロザリーに謝罪を述べつつ、全ての荷物を受け持とうと。
その夕食の時間を過ごせば、屋敷へと戻り、深夜、紺碧の羽根を広げケイジの部屋の*前へ*]

(525) 2008/03/22(Sat) 11:47:20

傭兵 カルロス、メモを貼った。

2008/03/22(Sat) 11:48:44

執事 ジョエル

[近くにある気配に、薄く目を開ける。意識はまだ夢の内。ぼやけた視界に捉えた少女。その背の銀は淡い月光に、奇型の翼は、ほの白いオブジェに映る]

綺麗だな……

[こぼれた言葉、淡い笑み…*目覚めた時には、忘れているかもしれなかった*]

(526) 2008/03/22(Sat) 12:06:16

少年 ネロ

あは、うん。またね

[指でなぞるように触れて、すっと離せば、虚ろにぼやけて、球体は消えていく]

あはは。端っこにいこ〜。端っこ〜端っこ〜

[と、気の向くままに足を向けて島の端へと行く]

(527) 2008/03/22(Sat) 12:16:33

学生 エリカ、メモを貼った。

2008/03/22(Sat) 12:25:35

孤児 オーフェン

― 結界樹 ―

[空を行くと結界樹を視界に捉え、上空からふわり、天辺近くの太い枝へと降り立つ。枝に腰かけたまま、婆様がいなくなってからの世界を思い起こす。
人に出会って、もらったもの。
食べ物に、お薬と林檎に、賞賛、威嚇、決意、親切、温かさと、そして、楽しい]

……巫女を、救う……?
堕天尸を、見つけ……見つけたら、清める……?

[枝に腰かけ、葉の隙間から覗く銀の月を見上げながら、思い出すのは、子守唄代わりに聞いた、堕天尸たちの物語。悲哀に満ちた婆様の、今際の言葉]

(528) 2008/03/22(Sat) 12:26:37

執事 ジョエル、メモを貼った。

2008/03/22(Sat) 12:29:12

孤児 オーフェン

[どのくらいの時が過ぎただろうか]

婆様……ごめん、ね
僕、人の世界を……
……あの巫女の……いる、世界を……見たい、んだ

[目の前に生る実を無造作にもぐと、葉が一斉に揺れる]

そのために、僕にも、何か……できること、あるのなら

[実を齧り、音を立てて咀嚼し、嚥下]

……はあ……眠い……や

[薬のせいもあるのだろうか、体にいまだ残るだるさに耐えかね、そのまま目を閉じる。白い羽毛がふわりと一枚、樹上から地上へ舞い落ちていった]

(529) 2008/03/22(Sat) 12:29:29

孤児 オーフェン、メモを貼った。

2008/03/22(Sat) 12:33:18

【墓】 占星術師 クローディア

─結界樹・内部─

[ここがどこであるのか、はすぐにわかった。
けれど、どうしてここにいるのか、はすぐにはわからなかった]

……私……は?

[聖殿を抜け出し、長老に会って。

それから。

誰かに会ったかも知れないが、思い出せない。
記憶は、酷く曖昧だった]

……よく、思い出せませんが……。
封印するべきものに、封印されてしまった……という事のようですね。
これでは、兄様やおじ様に叱られてしまいます……。

[困ったように言いつつ立ち上がり、翼を広げる]

(+0) 2008/03/22(Sat) 12:33:25

【墓】 占星術師 クローディア

[樹の内部は、実際の太さ以上の空間が広がっている。
空間の在り処が違うのだと、先代の巫女である母は言っていた。
複雑に絡み合う樹の枝は壁のようなものを作り、個室のような区切りを作っている。
その一画には、様々な木の実や果物が無作為に実る場所もあった。
水が湧き出し、溜まっている所も数箇所、ある]

……外の様子は、わからないのでしょうか……。

[小さく呟いて、周囲を見回す。
ふと、目に留まった水溜りの一つ。
他よりも大きなそれはどうやら、外の様子を映す力があるようだった]

(+1) 2008/03/22(Sat) 12:33:31

【墓】 占星術師 クローディア

あららぁ……。
やはり、心配をかけてしまいましたね……。

[零れ落ちるのは、ため息。
それからふと、視線を上に上げると張り出した台のようなものが見えた。
興味を引かれ、そちらへと舞い上がり]

これは……祈りの座?

[そこにあったのは、聖殿にあったのと同じ祈りの座。
ふわりと舞い降り、座に落ち着くと、強い天凰の力が感じられた]

……ああ。
ここで祈りを捧げて、清めを行うのですね……。

[小さく呟き、ごく自然に祈りの姿勢をとる。
意識は強く、祈りに集中され。

例え誰かが声をかけても、気づく事はないだろう]

(+2) 2008/03/22(Sat) 12:33:46

少年 ネロ

[岩が転がってる。緑少ない地より島の外側を島の端、ぎりぎりまで足を近づけて眺めて]

あわわ。あは、あははは

[落ちそうになる不安定なバランスを楽しむようにして
上よりも、下のほうを見る
そこは、上の穏やかさとは対照的にな、激しい風と不吉な光源に重苦しい雲]

あはは〜。変わらないね。かわらなーいかわらなーい

(530) 2008/03/22(Sat) 12:46:01

くの一 アヤメ、メモを貼った。

2008/03/22(Sat) 12:49:15

烏賊 ラス

―回想―

[騒々しくも楽しい夕食を終え、自宅に戻って父親の様子を見る。「虚」のせいだろうか、酷く不安がっているようで少し熱が出ていた。
 母親は最近疲れていたから、自身が寝ずに看病をする。
 
 眠る父親の横、低い椅子に足を広げて座ったまま、手を組み窓の外を見て。ぽつり、呟く。]


……疲れたなぁ。


[呟きは闇色の中、霧散した。
 いつもと変わらぬ朝は、平然とした顔でやってくる。]


―→現在―

(531) 2008/03/22(Sat) 12:56:53

烏賊 ラス、メモを貼った。

2008/03/22(Sat) 12:59:03

烏賊 ラス

[朝はいつもと同じように家仕事をし、今日は頼まれ物の配達に飛ぶ。
 飛びつつ、アヤメが荷運びを言ってたな、等と思い出しつつ、高い木の上に止まって弁当のチーズを食べた。
 何か居ないか探すように、下を見る。
 背では、薄金の大きな羽根が揺れた。]

(532) 2008/03/22(Sat) 13:06:04

かぶき者 ケイジ

―回想―


[家人に出会い、狐はゆるりと笑んだ。戻ったばかりの狐の姿に、嫌悪にも似た顔をむけている。]

あァ、アレは後で戻るだろう。
咎める必要もない。


[サディストと言われたのを思い出してか、狐はおかしそうにわらった。
己の気質を、よく理解したわらい方だった。]

(533) 2008/03/22(Sat) 13:08:13

くの一 アヤメ

─回想─

[家へと帰り着くまでの間、何か言葉は交わしたか。
結界樹の側で口走った事──護りの陣の事について問われたなら、曖昧にぼやかしてしまうだろうけれど]

……ああ、そうそう。
後で、なんか作って届けるからね。いなかったら、いつもみたいに適当に置いとくから。

[自宅に無事帰り着き、戻ろうとするスティーヴの背には、こんな言葉を投げかけて。
エリカが部屋に戻るのを確認すると、自分も部屋に戻って寝台に倒れ伏す]

……守護天将……か。

[零れ落ちたのは、小さな呟き]

父上……アタシは、血筋に従うべき……か?

[問いに、答える者はなく]

(534) 2008/03/22(Sat) 13:16:40

少年 ネロ、メモを貼った。

2008/03/22(Sat) 13:19:11

かぶき者 ケイジ

[夜も更ける頃、額に手をやる。狐の面は、今はない。
ぴしりと亀裂が走ったようなあと、やみが潜む場所。
脈を打つように――、指先に絡まるそのいろ。

これのゆく先を、視た。
やみの色の眼で、姿を捉えた。

幻覚のような眼が、ただの傷あとだと認識するのは、部屋の外に男の気配がやってきたから。
入れと促しの声を上げた。]

(535) 2008/03/22(Sat) 13:19:21

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