人狼物語 ─幻夢─


21 Himmel welt

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孤児 オーフェン

あ……そうだ

[道中、寄り道して、野生の林檎を2つ手に入れ。ふらつきながら施療院へ向かう]

……えっと……多分、ここ、だよね?

[扉を叩き、応対があれば中へと入る]
― →施療院 ―

(548) 2008/03/22(Sat) 14:05:39

少女 カレン

―回想・深夜―

[リディアの家を出れば、翼を広げ、地をけり、飛び立つ。
月の明るい、しずかな夜だった。銀の月に近づこうとするかのように、翼を鳴らして上昇する。島を一望できる高度まであがれば、黒々とした結界樹が見えて]

……行くか。

[翼を傾ければその身体は下降を始める。びゅう、と風が耳元で鳴った]

(549) 2008/03/22(Sat) 14:06:19

烏賊 ラス

まぁな。
しかも、俺の幼馴染二人はどうしてこうも似て揃って自分を責めるしなぁ。
本当、気の休まる暇が無いぜ。
それで俺が「虚」に捕らわれたらどうしてくれるんだ。

[更に軽い口調で、片手を自分の腰紐に引っ掛けながら悪戯っぽく笑顔を見せた。]

(550) 2008/03/22(Sat) 14:08:12

少女 カレン

―施療院―

[ノックの音に扉を開いたのは、老婆。しわに埋もれた目をさらに細めて少年を見つめる]

『……見ない顔だねえ。まあ、お入りよ』

[人好きのする様子で、少年を迎え入れた。]

(551) 2008/03/22(Sat) 14:11:49

くの一 アヤメ

……う。

[軽い口調の指摘。言葉が詰まる]

……ごめん。
でも、やっぱり……さ。
止められたはずなのに、って、そう思うと……悔しくて、ね。

[心持ち目を伏せ、視線を逸らしつつ。ぽつり、と小さく呟いて]

(552) 2008/03/22(Sat) 14:16:54

孤児 オーフェン

[開かれる扉の向こう、初めて会う老婆に、顔には緊張の色が浮かぶ]

うん……

[戸惑いながらも促されるまま、施療院の中へと歩を進め、物珍しそうに院内に視線を巡らす]

(553) 2008/03/22(Sat) 14:18:12

烏賊 ラス

まぁ、悔しい気持ちを持つのはいいけどさ。
とりあえずこれから何が出来るか、だよなぁ。

[しつこかったらすまん、と小さく口の中で呟きながらラウルを撫でる指は止めずに。]

無差別に封じるわけにもいかないし。
長老に従うしかないのかな。

(554) 2008/03/22(Sat) 14:25:35

少女 カレン

―深夜・結界樹―

[下降を緩やかにすれば、水の上に張り出した、結界樹の根の一つに降り立つ。森の中は、静寂。結界樹の緩やかな葉擦れの無数の音が、ひそやかに聞こえる。
つまずいたり落ちたりしないように、翼でバランスを取りながらゆっくりと根を伝い、木の根元へと近寄る。幹に、そっと手を触れさせた。ざらつく木の幹はどこか温かみを感じさせる]

……クローディア。見舞いに来たよ。

(555) 2008/03/22(Sat) 14:30:17

孤児 オーフェン、くの一 アヤメに話の続きを促した。

2008/03/22(Sat) 14:30:40

少女 カレン

―施療院―

[ものめずらしげに院内を見回す少年を、しばらく眺めていたが]

薬師の道具が珍しいのか。
で、どうしたんだい。こんな朝っぱらから。誰か、急病かい。

(556) 2008/03/22(Sat) 14:35:30

くの一 アヤメ

……アタシが負けず嫌いなのは、アンタも知ってるだろ?

[冗談めかした口調で言って、小さく息を吐く]

これからできる事……か。
確かに、無差別に封じるのも危険さね。
今ある均衡が大きく揺らげば、ローディも結界の維持は難しいだろうし。

……気脈を読める力があるなら、『虚』を抱く者を見出して的確に封じる事もできるだろうが……。
その力を持つ者がいると知れれば、『堕天尸』もそこを狙うはず。出てくるにも、覚悟がいるだろうね。

(557) 2008/03/22(Sat) 14:35:51

孤児 オーフェン

うん。初めて、見る。

ううん。急病、じゃない……僕、ちょっとふらふら、するから。
……カレンさんが、診てもらうといい、って……言ってた。

[目の前の老婆と目が合えば、少しだけ婆様のことを思い出す]

(558) 2008/03/22(Sat) 14:39:39

烏賊 ラス

あぁ、いやって程知ってるよ、この身に染みてね。

[アヤメの言葉には肩を竦めて両手のひらを空へ向けた。]

巫女さん封じられた状態で、護りの陣とかって大丈夫なのかね。

――気脈、か。
…体力勝負で術系はさっぱりな俺には良く分からないが…カレンとか治癒出来るなら読めたりしないのかね?

[先日治療されたばかりの、絆創膏の張られた自らの腕を見下ろして、独り言のように呟く。]

(559) 2008/03/22(Sat) 14:41:38

孤児 オーフェン、老婆をじっと見つめたまま、瞳を細めた。

2008/03/22(Sat) 14:42:07

少女 カレン、メモを貼った。

2008/03/22(Sat) 14:42:51

くの一 アヤメ

だろ?

[手を空へとむける様子に、微かに笑む。
話しているうちに、気持ちの張り詰めた部分は、多少は緩んだようで]

……あの子の精神力次第……かな。
いずれにしろ、長くは保てないはず。
聖殿に残ってる力を結界まで広げるとか、多少の無茶すれば少しは持つだろうけどね。

[あの場に張られている護りの陣の力。
四翼解放した状態であれば、それに干渉できるであろう事はわかっていたから、軽くこう言って]

……治癒の力で、かぁ。
どうだろうね、それは。『虚』の作用は心に響くもの。
身体の傷に関わる力では、難しいかも知れないねぇ……。

アタシの母上は、気脈を読み、その歪みを見出す力を持ってはいたが。
……生憎と、そっちの力は引き継げなかったからねぇ……。

(560) 2008/03/22(Sat) 14:53:02

烏賊 ラス

母上?
アヤメの母さんか。
そいや、そういう話ってあんまり聞かねぇな。
そっちの力、って事は、親父さんの力は引き継いだって事か?

[きょと、と目を瞬いてアヤメの顔を見て、再びラウルの首筋を指で撫でる。]

何か出来る「力」があるって、良いな。
俺も何かあれば――親父もお袋ももうちょっと楽出来たのかねぇ。

[指に嬉しそうにするだろうラウルを目を細めて見るが、その目線の先はどこか遠く。]

(561) 2008/03/22(Sat) 14:57:59

【赤】 烏賊 ラス

「力」――

…全て壊してしまう、力。
今は、それを、望んで引き込んだ――

(*45) 2008/03/22(Sat) 14:58:49

少女 カレン

―深夜・結界樹―
[見舞いに来た、と言ってすぐにぺしり、と木の幹を叩いた]

面倒ごとと心配を、ずいぶん残して行ったものだ。今日のアヤメやジョエルの嘆き方、知らないだろう。正直、こんな落ち着かないのは好きじゃない。何とかはしたいところだけれど・・・。

[声が蘇る。ジョエルの言った、守護の将の力の事]

……私には、その力はない。

[樹上を振り仰いだ。改めて捥いで見るまでもなく、知っていた。幼い頃、6枚の羽に憧れ、結界樹の実に触れたことがあったから。実は崩れ、手には何も残らなかった]

……虚に力があるのならば、染まれば、望むものも手に入るのだろうか。……なんて、な。

[清浄な空間にぽつりと呟きを落とし、銀の翼を伸ばせば、空へと舞い上がった]

(562) 2008/03/22(Sat) 15:01:07

くの一 アヤメ

ああ……ま、アタシの親の話はね。
しても、面白いモンでもないしさ。

[父は生まれて間もなく、母も五つになるかならないかの頃には病に倒れた事もあり。
特に父の事はスティーヴから聞いた程度の事しか知らぬため、話題に乗せる事は余りなかった]

……ああ、母上の話では、ね。
アタシは、そっちの血筋を強く受け継いでるらしい。

……「力」だけあっても、使えなきゃなんの意味もないさ。
それに、アンタはそんな力なんかなくても、十分色々できてるじゃないのさ。

[どこか遠くを見るよな目に。
ラウルは円らな瞳をきょとり、とさせた後、案ずるようにくるる、と鳴いて]

(563) 2008/03/22(Sat) 15:07:30

猟師 スティーヴ、メモを貼った。

2008/03/22(Sat) 15:14:04

少女 カレン

―診療所―

[じっと見つめてくるオーフェンの視線に、にやりと笑う]

急用でなく人を訪ねる時間ではないね。あの子の知り合いかい。あの子は今、水汲みに行ってる。これから朝ご飯にするところだったからね。あんたも何ならここで、食べていくか?

では、まあ診せてごらん。ふらふらはいつから始まったんだい。

[器具を用意すれば、診察に取り掛かる]

(564) 2008/03/22(Sat) 15:14:59

執事 ジョエル、メモを貼った。

2008/03/22(Sat) 15:19:13

烏賊 ラス

[遠くに焦点をあわせた目は、一瞬仄暗く彷徨ったが、ラウルの円らな目と声にはっと意識は戻り。
 ふる、と頭を振った。]

すまん、愚痴っぽかったな俺。

でも無いよりはいいんじゃないか?どんな「力」でもさ。
俺は、色々なんて出来てやしねぇよ。
毎日に必死だ。

[苦笑を零した後、再びからりと笑って頭を掻いた]


あぁ、また愚痴っぽかった、すまん。

(565) 2008/03/22(Sat) 15:21:53

猟師 スティーヴ

−岩場の上−
[ささくれ立つ翼と感情。
 両方を整える為、いつもの場所で羽の手入れをする。
 雲海を臨む岩場は近づくものなく、独り呟くのに向いていた。]

 ………まったく。情けないものだ。

[思い起こすのは、広場での出来事。]

(566) 2008/03/22(Sat) 15:26:13

孤児 オーフェン

うん。知り合い……かな。
そっか、いないんだ。

[老婆の言葉に小さく頷いて、朝ご飯と聞けばお腹が鳴る。診療が始まれば、大人しく一つずつ指折り数え、首を傾げる]

んと……みっか、よっかくらい……
ううん、もっと前、だったのかも。

(567) 2008/03/22(Sat) 15:27:06

猟師 スティーヴ、メモを貼った。

2008/03/22(Sat) 15:27:52

くの一 アヤメ

謝りなさんな、って。

アンタは普段、人の愚痴とかはよく聞いてるけどさ。
自分のは滅多に吐かないんだから、出せる時には出しとくのがいいんだよ。

[笑いながらの言葉に追従するよに、ラウルもぴいぱた、羽ばたいて]

ないよりマシ……か。そうかもね。
問題なのは今、それをどう使えばいいのか、アタシ自身が迷ってる事だけどさ。

……毎日必死、か。
でも、そうやって打ち込めるもの、入れ込めるものがあるのは、いい事だと思うよ……?

[最後の部分は、ぽつり、と小さく]

(568) 2008/03/22(Sat) 15:28:43

孤児 オーフェン、メモを貼った。

2008/03/22(Sat) 15:28:56

烏賊 ラス

や、長男の俺が愚痴ってる場合じゃないからなー。

力をどう使うか、か。
んー、俺にはそれは…無責任だが、なんともアドバイスしてやれないなぁ。アヤメがやりたいようにやるしか…無いんじゃないか?
大丈夫、誰も文句言わないよ。

[人懐こく目を糸にして笑みながら、ラウルを撫でていた指を少し落としてポンとその肩を叩き]

打ち込める事…つか、俺の場合生活だからなぁ。
何か打ち込んで忘れたい事でもあるのか?…あの軽い男の事とか。

[最後の言葉は勤めて明るく]

(569) 2008/03/22(Sat) 15:36:42

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