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やれやれ、ユリアンは、疾風の子の割に、考え方が頑ですねえ、短い人生、少しは冒険もしなければ、少々面白味に欠けますよ?
[紅茶を置くユリアンの姿に、肩をすくめる]
[オバサン、と出かかった単語に、思わず包み隠さぬ殺気。
クレメンスが入れたというあたりが非常に胡散臭かったが]
レモンと蜂蜜。
[我儘言いすぎだ]
『これは失礼いたしました、レイディ』
[心の声は恭しく]
『ですが、面白いものは面白いので』
[ころりとすぐに調子は変わる。変転する心のままに]
壁に耳在り、障子に目在りと申します。
万象に充つる精霊たちの口へ戸は立てられませんから。
[少し目を伏せた。失敗したかも知れない]
――…――…――…!!!
[あまりにもあまりな豪速球に、麒麟が五音の不協和音が響く。
流石に人の仔の耳にはコエとして意味を成さなかったもよう]
…ったく、こんな時ばっかり年上面かよ。
あーあー、やだねぇ。
[ぷりぷり不機嫌面でチョコレートをつまみ。
しばしもぐもぐしていたが]
別に、するつもりは今も今後もない。
自分よりもお前達がどうくっつくかを見ているほうが楽しいからな。
ちび影のドレス姿は、なかなか可愛いだろうしなぁ。
[矛先再び向け返して]
[空になったティーカップを片手に、すいと椅子から立ち上がり、ティーポットのあるテーブルに向かう途中で、聖獣の横を通り過ぎる]
『オトフリートには、あなたが必要だと思いますよ』
[他には聞こえぬように、心の魔の声で囁いた]
…面白がるのは勝手だが、垂れ流しにするな。
不愉快極まりない。
[かといってむっつり楽しまれてもそれはそれでムカつくのだが]
[なにやら、精霊周りは大変な事になっているなあ、とか他人事のよに思いつつ。
改めて、広間の中を見回す。
ただでさえ均衡の乱れているこの空間において、強すぎる力が危険なのは確かな事。
奇しくもセレスが零れ落ちた事、心魔がいる事で機鋼との均衡は保てている訳だが。
もう一方の強すぎる力……時空はと言うと。
現状、凄まじく過多なのは確かな訳で。
ここで、押さえを発揮できる天聖を外すのが危険なのもわかるのだが]
…………。
[……心情的な葛藤はあるようです。色々と]
俺は大丈夫、って言っても……無理だろうなあ。
『……当然でしょうに』
……はっきり言わんでくれ、相方。
『言える根拠がありますので』
[葛藤の陰では、魂魄レベルでこんなやり取りもあったりする]
[ヘルガの紅茶をいれつつ、クレメンスに苦い顔をし]
ただでさえ、短い人間の人生、クレメンスさんのせいで、
更に短くされちゃ、たまったものじゃないね。
[と、ぞくぞくぞくっと鈍いユリアンでも
はっきりわかる殺気に、思わず風のコントロールが
狂いそうになるのをなんとか堪えた]
蜂蜜はないから、砂糖で我慢してくれ。
怒るなら用意しなかった館の主人に怒ってくれ。
[砂糖と紅茶のカップをヘルガの前にそろり降ろそうとして]
――うわっ!!
[思わずユリアンは両手で自分の耳を押さえ、
風のコントロールを失ったカップはガチャンと乱暴な音を立てた。
カップが割れず、ぎりぎり紅茶もこぼれなかったのは物凄く幸運]
[この青年を送り返したなら、苗床は安堵するだろうか?それとも、寂しがりでもするだろうか?以前の苗床の記憶とまだ育ち切らぬ自分の心の間を揺れる事もあるかもしれない…そんな考えが浮かぶ]
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