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[握り締めすぎて蒼白な指先は、痺れたように上手く動かず。
肩を叩かれてようやく、その動きを止めた。
諭す言葉に項垂れると白金の蓬髪が頬を隠すよに肩を滑り落ちる]
[とりあえずコエの聞こえる方向へ、走るように飛ぶと、
そこにナタ・リェがいた。が、彼女だけではなかった。
オトフリートがその手首を掴み、それをうるんだ目で見上げる
ナタ・リェ。あら、まあ、お二人さん。なんていい感じ]
[と思ったけど、声にもコエにも出さず。
緊迫しているから、そういう冗談をいってはいけないのは
流石にユリアンでもわかる]
何ゆえ、
初対面の君達にまで言われないといけないかな……
[声が小さくなるのは多少なりとも自覚があるからか]
弁えてはいる、 心算だ。
ともあれ、入り口に突っ立っていても仕方無いだろう。
向こう側って…何処なのですか?
落ちたとは、怪我は――…!
[ころん、なら怪我はないであろうかと半ば思いながらも。
問う言葉は止まらずに零れ落ちる]
[項垂れる様子に、ぽんぽん、と肩を叩いて。
そのまま、支えるようにその傍らに立ち]
揺らぎの向こうに……。
向こう側……本来あるべき場所に、落ちた……って事か?
というか、君も落ち着きなさい、若竜。
[説明になりきらない説明から、言葉を拾い集めて状況を分析する。
ついでに、こちらもだいぶ動揺しているらしい様子に、突っ込み入れた]
─広間─
[白き貴婦人に連れられ戻った広間は、先ほどまでいた場所と同じで、違う場所。
保護者の姿はなく、あるのは、どこか疲れたような影輝の王の姿]
「……まったく……やらかしてくれたな、機鋼のチビさん」
[姿を見るなり投げかけられた言葉に、思わず首をすくめる。
その様子に影輝王は苦笑しつつ、先ほど起きた事を問いかけてきた。
請われるまま、自分が成した事、それから、そこから零れ落ちたような、そんな感触を受けた事などを一通り話す]
さっきも体調悪そうだったから。
[アーベルに返して、笑う。]
そうだね。中に入らないといけない。
何がどうなっているのかも、ちゃんと聞いたほうがいいね。
[そうして、再び館の中へ――*]
[くしゃくしゃと前髪かきあげて]
怪我とかは…多分無いと思うけど…、
えぇと、アッチがほんとで、コッチは間違って出来ちゃったとこ…なんだっけ?
[うろ覚え程度にしか理解できてないけど、感知しちゃったものはしちゃったわけでして。]
ですから、何もしていませんよ?
[リックには、くすくすと笑みを零して]
ああ、そうですね、とにかく中に。ここにいてもどうにもなりませんし。
[アーベルの言葉に頷くと、広間へと向かう]
[あ、ダーヴィッドさんがやってきた。
空気読めよとか思わないでもないけど、
その抽象的な説明に首を捻る。意味がわからん]
[それでも根気よく話を盗み聞きすれば、
どうやらこの屋敷というか、この空間にセレスくんとやらは
すでに居ないっぽい話なのかなとは悟ったけど、
そうでなくてもとりあえずこっちは人手が一杯いるから、
問題なさそうと判断して。*他の場所を探すことにした*]
[客観的感想など当の本人にはあずかり知らぬ事。
伝えられたならば、この空間から消えたいと願ったに違いなく]
[コエなくば、いつの間にか側にいる事すら気付く余裕もない]
ああ、今俺たちがいる所は、セレスの力が生み出した『複製』の館。
ふむ……何かの弾みで向こうに落ちた……っていうか、戻った、って事なら、セレスは安全ではあるな。
[影輝王たちもいるんだし、と呟いて]
……にしても、何だってそれがわかったんですかと、君は。
[気配をゆっくりと読もうとする。
近しい対なる陽光、大きく動いた機鋼と時空、そしてもう一つ]
うーん…。
[暫く辿ろうとして、近付いてくる気配にピクとなった]
…出た。
[誰を指しているのかは、まぁご想像の通り]
[話を聞いた影輝の王は、思案顔で立ち上がり。
それから、天井を見上げてふむ、と声をもらす。
その様子を不安げに見つめていると、温かいカップが差し出された。
それを両手で受け取り、天井を見上げる影輝王をじぃぃ、と見つめ]
えと……。
みんな、大丈夫、だよ、ね?
[投げかけるのは、恐る恐るの問いかけ]
/*
「…出た。」
て、ぶりじったん。
[くろねこ、ふくかとおもた]
ところで、このタイミングのオトさんだと、えーと。
どこまでやって大丈夫なんだ?(何をだ
や、まぁ…
そういうの最近、学習中でさ。
オトさん知ってるっしょ?俺の本業。
[人間界の「封印管理官」。結界内に封じられた危険物の安全確認が任務な訳で。
まぁ、今は休職中の身だけれど。]
封鎖とか空間の亀裂とか、そういうのを探すのとか勉強中な訳。
…まだまだ苦手だけど。
[対ならざる対の様子に、手首を掴んでいた手を離し、そ、と宥めるように髪を撫で]
ああ……なるほど、あの役割のための修行、か。
その成果で、セレスが向こう側に落ちた……つまり、時空の裂け目が生じた事を感知できた、って訳か。
[若竜の説明に、なるほど、と呟く]
……取りあえず、ここで突っ立ってても仕方ない、な。
広間に集まってるだろうし、事情の説明はしておきますか。
[――こちらが複製で、あちらが本当。
そしてセレスは本当の世界に戻っただけ。
焔竜と時の竜の言葉に耳を傾けて、愛し仔の置かれた状況を知ろうと努める。
だんだんと理解したなれば、冷静さを失った頭も冷えてきて。
心落ち着けるべく、薄く唇を開けて静かに息を吐いた]
は、はじめまして?
[まずはミハエルの忠告に従ってみた。色々間違えているが。
クレメンスに向かった視線は、じとっと]
『何かやったんですかぁ』
[唇が微かに、そう動いたように見えた。だが声は無く]
/*
んー、悩んだけれどやっぱりやってみる。
まだオープンにする気なかったのだったらごめんなさいですー!
狂人よりは楽なんだろうけれど。
やっぱり難しいな、狂信者(苦笑
「ああ。ま、何とかなるだろう」
[お前がここに戻れたという事は、空間に干渉する術がある、という事だから、と。
不安げな声に、影輝の王は笑って言った]
……時空竜も、ナタ・リェも、火炎の若兄ちゃんも、みんな、平気?
[重ねての問いに返されるのは、ああ、という頷き。
それに安堵した途端、力の使いすぎの影響か、唐突に空腹を感じ取り、カップに口をつける。
蜂蜜入りのホットミルクの甘さに、また気が安らいだ]
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