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こっちにだって。
平和な学園生活を守る権利ぐらいあってもいいでしょ、と!
[ガツン、と受け止められた踵。
離れるためにもう一度蹴ろうとした瞬間、棍は硬度を失い鎖へと]
おわっ!?
[バランスを崩した。マズイと本能が叫ぶ。
だから反射的に]
似金行為塵嵐!
[切り札を切った。予め練ってあった力を解放して、細かな金属片の嵐をタマキへと吹き付ける。
それそのものでは大したダメージを与えられないものの、反動に近いものを得て後転。鎖に絡まれるのだけは逃れようと。
成功しても地面に倒れるのまでは避けられないかもしれなかったが]
神社、ねぇ。
まあ、見ての通り、紅鴛のじゃないな。
[言葉を肯定するよに、紅鴛はくるる、と鳴いて翼を広げて見せる。
自身のそれである、とは、言う気はないらしい]
/*
中身は本編進行中、できるだけ使わないつもりでしたが。
…どう避ければいいかわからずにあんなのを使っちゃったので。
空気読めてなさ過ぎたらごめんなさい!
そして、うん、バトル練習村に居た人には中身COだ!(爆
どうせこの時点で多くの人にバレてるだろうし。いいもん。
向こうでついウッカリ使ってしまったんですよね。すぐに使う予定だったのになにやってるんだか。
更には実家なのでお風呂退席挟まるとかごめんなさい。
鳩駆使してどうにかするつもりが。母親絡みで出来なくなってorz
そして中身は再び沈もう…(ぶくぶく
[何と言うか、自分も降りかかる火の粉は払う性質なために、その気持ちは分かるのだが。宿る力が二人とは質が異なるためにかなりもどかしい気分だったり]
泣くよりそのうち雷でも落ちそうだけどね。
[むしろ麒麟から落ちそうではあるが]
…お前、そこらへんて。
[何だこのテキトーなのは。
ハーフってどいつもこいつもこうなのかとか内面押し問答しつつ]
…じゃあ、神社までは乗せてってやる。
それより遠くに行くなら、歩けよ自分で。
[自分はさっさと自転車に乗っかってしまうと、さっさとしろとばかりに後ろを示して]
ふーん?
赤い羽根募金でもないよな。
縁起いいもんだったりすんのかね。
[ じぃ、と羽根を見つめること、暫し。
窺うようにミツクニを一瞥した後、
まあいいかと呟いて、再度、仕舞った ]
さて。
急がないにしても、俺がいるとやりにくいことのようですし。
そろそろ、失礼しますかね。
[己の気が、葉の刃が、最初は徐々にそして悉く。地を猛るように暴れる龍に飲み込まれ。押されていくのが肌で感じられる]
ちっ!
[気を練り対抗しようとするも。刻一刻と食い破られるのは感じられていく]
…ま、しゃあねえか
[勝ってそれで解決することはないというのはわかっていた。迷いがないといえば嘘であって、これが迷いがないものとの差か。それとも単なる実力差か。
蒼龍は霧散し、ただ戟で致命傷だけは避けようと構え、耐え切れるはずもなく弾き飛ばされる。
己が身は宙を舞ったかと思えば、次には地面に強く身体を打ち付けられる。
幸貴の訓練(?)の最たるものである受身も碌にとれない辺り明らかなる敗北とどこか己の冷静な思考が思いながら]
いっつ…ついでに地面暑い…
[力ない声でありながら普段通りぼやいた]
[一息も着かず神社へと到着するや、休む暇もなく一気に境内へと飛び込む。
急激な運動で心臓は激しく動悸し、足の筋肉もガクガクと震えているのを自覚する。
しかし、そんな個人的な部分に嘆くよりも、キョウヤの安否が一番心配だった]
キョウ……!
[名を叫ぼうとした。
しかし、境内に足を踏み入れた瞬間、キョウヤの一撃が放たれるや、視界が木の葉によって塞がれ手仕舞う]
――!
[両腕で顔を護るために、視界がふさがった]
[水を得た魚というか、とりあえず復活したらしいのでそのまま自電車をこぎ始める。
人一人分思くなっているはずなのに、スピードがそれほど変わらないのはチャリンコ暴走族であるがゆえに。
その間は、話しかけられてもリアクションはひどく薄かったに違いない。
程なくして神社まで到着すれば、自電車を止めて]
さっさと降りろ。
[とりあえず桂を下ろすと石段の脇に自転車を止めて]
さようで。
[ ――吉であることを、祈っときますかね。
微塵も思っていない口調で言い、フードを被り直す。
日陰から出ると、陽射しの強さが一層感じられたが、
来たときよりは大分マシになっているように思えた ]
平和な学園生活を望んでいる割に、
――随分と人に対して、物騒な手段を使いますね。
[溜息混じりに言葉を返して。
――と、凛と響く声と共に、僅かな衝撃。絡めようとした鎖から、すり抜ける。
強い風と共に、細かく日差しを反射して何かが煌いた。
そのきらめきが金属片だと脳が理解すると同時に、
ぴ、と薄く紅の線が頬へ、腕へと走る。――僅かに目を細めた。]
…。金に、金の力ををぶつけた所で――
相乗するのみで、自分に返る可能性ぐらいご存知でしょう。“白虎”。
――“引”。
[相手の属ぐらい、把握しておくべきです。
低く、響く声。 その口許には薄く笑みが浮かび。
しゅるりと、球体へ戻った漆黒を翳す。
合図と共に磁力を宿した其れに、空を舞う金の欠片が吸い寄せられた。
緩く浮かぶ弧が、金属片へと映る]
…行け。
[金の比和――、同じ気を重ね、更に鋭さを増した金属片が、
言の葉と同時、相手へと襲い掛かる。]
吉凶なんて、紙一重。
最後に決めるのは、己の精神力……そんなもんだ。
[屋上を後にする背に向けて。
聞こえるかどうかは構わず、こんな言葉を投げかける。
その気配が遠のいたなら、はー……っと、息を一つ吐いて]
……にしても……どいつもこいつも。
[素で愚痴が出た]
[ぶつかり合う二つの力。離れた場所に居るとは言え、余波は多少流れてくるか。しかしそれも捨て置いたまま、事の成り行きを静観する]
……こんなことしてる場合じゃないってのに。
バランスが崩れたらどうしてくれる。
[小さな呟きは技のぶつかり合う音によって掻き消されたか。ぶつかり合った結果、吹き飛ばされたのは恭也の方で。相侮でも起きたか、と瞳を細めた。決着がついてから、座っていた状態から立ち上がり、足やハーフパンツについた土を払う]
…嵐ですか。
――家の備えが確実じゃないので、
ちょっと避けていただきたいのですが。
[問題はそこじゃない。
そもそも、つまりは泣かせなければ良いのだが]
…雷、ですか。
僕の属だと、恐らく比和になるので、あまり有り難くないのですが。
[物理的だった場合。
麒麟から落ちた場合は――その限りでは、無いような。]
[風を切って走る自転車の後ろで、速い速いとキャッキャ騒いでるうちに神社に到着。
ぴょんと飛び下り、きょろきょろと周りを見ていたが]
……ココかな。
…………なんとなーくヤな予感。
[そう呟くと、石段横に自転車止めてるヒビキ置いて階段を駆け上がる。]
……いや、問題違うだろっ!
[素で突っ込み一丁。
ちなみに、麒麟からの雷は精神ダメージ大きいです。
大きすぎます。
……余談ながら麒麟がまだ、意識の接触を開いていないのは幸いなのか違うのか]
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