人狼物語 ─幻夢─


28 Rainbow stone

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次の日の朝、自衛団長 ギュンター が無残な姿で発見された。


そして、消え行くもの。
運命の輪が回りだす。

紡がれるのは、如何なる結末への道筋か……。


現在の生存者は、音楽家 エーリッヒ、画家の卵 ミリィ、少年 ティル、娼婦 イレーネ、召使い ユーディット、詩人 ハインリヒ、工房徒弟 ユリアン、医師 オトフリート、小説家 ブリジット、新妻 ノーラ、青年 アーベル の 11 名。


青年 アーベル

< 少年の挨拶に尾をピンと立てていた白猫は、
 耳をぴくりと動かして、トン、地に下り駆け出した >

(0) 2008/08/06(Wed) 00:04:35

画家の卵 ミリィ

良かった。

[イレーネの言葉に、ゆっくりとミリィが微笑んだ]

うん。私は人間よ。貴方のような力は何も持ってないけどね。

……だけど、これで見分ける力を使う対象が1人減らせる。

イレーネ。信用できる人は最後まで信用する覚悟で。
少しでも信じられなくなった人は、疑って。
見分けようとするなら……それが一番大事だと思う。

誰が人狼で、誰が人間か。
それは、私にも分からないから、すごい怖いんだけどね。

(1) 2008/08/06(Wed) 00:05:12

音楽家 エーリッヒ、メモを貼った。

2008/08/06(Wed) 00:07:50

召使い ユーディット

ありがと。まあ今は、そうやってお喋りする相手もそんなにいないから……ああ、違うか。
ティルがいたね。

[微笑む。呟きには、んー、と高い空を見上げ。
ふっと顔を戻し、首を振った。]

それはない。大丈夫。
昨日、イレーネさんが、人狼を見つける力がある、って言ってたでしょう。それに、私たちだって何もできないわけじゃない。誰が狼なのか人間なのか、一生懸命考えることはできる。戦うことはできる。

……この村には、人狼の御伽噺があるんだってね。
でも、それって、御伽噺を語り教える人間がいないと、私たちが知ることもできなかったはずでしょう。
つまり。人狼が出てきても、人間はちゃんと生き残って、そのお話を後に伝えられたってこと。
だから、大丈夫。

[ティルの頭に手を置き、撫でる。]

きっと元通りの、いつもの村になるから。

[言い終えたところで、膝から猫が飛び降り、駆け出した。
それを、何気なく見送る。]

(2) 2008/08/06(Wed) 00:08:04

青年 アーベル、メモを貼った。

2008/08/06(Wed) 00:08:10

画家の卵 ミリィ、メモを貼った。

2008/08/06(Wed) 00:11:22

召使い ユーディット、メモを貼った。

2008/08/06(Wed) 00:12:53

小説家 ブリジット

[広場の入り口までくると立ち止まり、空いている方の手をひらひらと振ってまばらな――ごくまばらな人影が存在する広場を一望し]

やあ、諸君。今日は、調子はどうだい。
地に穴が開いてはいないかね。
蓋が解れてはいないかい。いないなら、それは僥倖。

[大きな声で挨拶をする足元を猫が駆け抜ける。それを視線で追い――ぴたりと。自身の足の横、猫が通り去った後のそこを見つめて、停止した。数秒、微塵も動かずに]

(3) 2008/08/06(Wed) 00:13:00

音楽家 エーリッヒ

[特に、行く宛もなく適当に道を選んで進む。
それは、音のイメージを固めるときの癖で。

気づけば、どこをどう通ったのか、村の門の近くまで来ていた]

……っと。
こっちに来ても、意味、ないだろうに。

[今は出れないんだから、と独りごち。
閉ざされた門を睨むように見てから、踵を返そうとして──]

……?

[ふ、と。
感じたのは微かな違和感]

(4) 2008/08/06(Wed) 00:13:36

医師 オトフリート

―診療所―

[アーベルの言葉には何も答えられなかった。
ただ、その言葉の重さだけを受け止めて翠を翳らせた]

探さなければいけないのは。
私だって分かっていますよ。

[椅子には座らず、床に座り込むようにして壁に背を預ける]

でも、どうしても疑いたくない相手だって。
いるじゃないですか…。

[喉元に手を当てて、目を瞑る]

(5) 2008/08/06(Wed) 00:14:27

青年 アーベル

< 白猫はそのまま通り過ぎようとして、
 止まった女性に気付くと、
 幾分か離れたところで同じ様に脚を留め振り返る。

 静止、数秒 >

(6) 2008/08/06(Wed) 00:15:01

医師 オトフリート、メモを貼った。

2008/08/06(Wed) 00:15:13

召使い ユーディット

[猫を見送った視線の先に、なにやら大声で挨拶をしたブリジットが立ち尽くしているのを見て取る。]

こんにちは、ブリジットさん。
……大丈夫?

[「大丈夫?」には昨日の血が滲んでいた手の具合だとか、そもそも体調だとか、固まっているけど動物嫌いなのかな、とか、色んなことが含まれていたが。]

(7) 2008/08/06(Wed) 00:18:53

音楽家 エーリッヒ

……なん、だ?

[空気が、どこか、違う。
感じたのは、それ。
感覚的にどうの、というのではなく。それはわりと、物理的な違和感で]

……血の臭い……か?

[口にしてから、後悔した。
言葉にしたら、現実になる、というのはどこか異国の信仰だったか、などと考えつつ。

それでも、足はそれを感じる方へと、向いて]

(8) 2008/08/06(Wed) 00:19:28

娼婦 イレーネ

信用できる人は最後まで信じて、信じられなくなったら疑う…。

[ミリィの言葉に、一つ一つゆっくりと頷いてゆく。]

…うん、私も、怖い。

[両手を胸の上に乗せて、微かに肩を震わせた。
手の中には二つの蛋白石が握られたまま。]

(9) 2008/08/06(Wed) 00:20:02

娼婦 イレーネ

そういえば、ハインリヒさんが女子供は先に調べた方がとか、言ってたんだっけ…。

調べた方が、皆が安心するから?
安心する為に占ってもいいのかな…。

[それは先ほどのミリィの言葉とは少し矛盾しており。
うぅんと、難しい、困ったような顔をした。]

(10) 2008/08/06(Wed) 00:20:10

少年 ティル

…ごめんね…ありがとう、姉ちゃん。

[頭に乗せられた手がうれしくて。思わずそっと手を伸ばす]

そうだね。姉ちゃんの言うとおりだよね。
イレーネ姉ちゃんが狼みつけたり、俺たちが考えたり。できることはあったよな。

俺も気弱になってたのかな…
[ちょっと苦笑いをして、いつものように笑顔を作ろうとする。]
ありがと、ユーディ姉ちゃん。話聞いてもらえて、少し落ち着いた。
一緒に、がんばろう。

[そういってひょこりと立ち上がれば、かけていく白猫と、その先にいたブリジットの姿が目に入る]

(11) 2008/08/06(Wed) 00:22:03

少年 ティル、メモを貼った。

2008/08/06(Wed) 00:25:16

音楽家 エーリッヒ

[しばし歩き、足を止める。
感じた臭いは、だいぶきつくなり、それが嫌な予感を助長していた]

…………。

[無意識、右手が左の腕を掴む。
村の門と、近くの民家の間の空間。
子供がかくれんぼに使うような、そんな物陰。

見るなという思いと、確かめなくては、という思いの攻防を経て、覗き込んだ先には]

…………爺さま?

[見知った者のの、見知らぬ姿]

(12) 2008/08/06(Wed) 00:25:27

小説家 ブリジット

……っ、……

[短く、詰まったような声。正面、猫がいる方とは逆に向き直る。僅かに見開いたような双眸。次の瞬間、空いている手と荷物を持った手、両方でそれぞれ耳を押さえて俯き]

――あああ!!

[広場に響き渡るような叫び声をあげた]

(13) 2008/08/06(Wed) 00:26:00

小説家 ブリジット、メモを貼った。

2008/08/06(Wed) 00:27:04

青年 アーベル

< 叫び声があがる前か、後か。
 ともかく、白猫は再び駆け出す。
 今度は止まる事もなく >

(14) 2008/08/06(Wed) 00:27:38

青年 アーベル

[未だ、齎された死も広場での出来事も、遠い場所。
暫くの後、呼ばれたように遣って来た白猫を肩上に迎える。
白い毛並みを撫ぜて、青の眼を眇めた。

*やがて緩やかに歩み出した先に見るものは、何か*]

(15) 2008/08/06(Wed) 00:29:47

音楽家 エーリッヒ

[瞬き、一つ。

首と、腹部と。
紅を零すのは、その二箇所。

首は噛み痕、腹部には爪痕。

腹部は荒らされているようにも見え]

……これ……は……。

[人の仕業じゃない。
直感が告げ、そして──]

冗談……じゃ。
冗談じゃねぇよ!

[自然、声が上がった。
風に乗って、声はどこまで響くか]

(16) 2008/08/06(Wed) 00:30:41

画家の卵 ミリィ

[イレーネの言葉に、はっとしたようにミリィが首を振った]

ううん。
安心の為に力を使うのは良くない。
基本的に、安全策と思うことは大体悪手になるわ。

安心するから、じゃなく、信じられないから、で力を使うの。
そう。とっても、これは怖いこと。
当たっていたとしても、外れたとしても、その人のことを名指しで疑うんだから。色んな人の悪意を背負わなければいけないのだから。

[真剣な顔つきで、イレーネを見据える]

だけど。
貴方は、私を信じてくれるって言ってくれた。
だから、その重い荷物。私も一緒に持ってあげる。
大丈夫よ。貴方は、一人じゃないんだから。ちゃんと最後まで一緒にいてあげるわ。

もし、死が二人を別つとしてもね。

[ウィンクしながら、イレーネの体を優しく抱きしめた]

(17) 2008/08/06(Wed) 00:31:11

青年 アーベル、メモを貼った。

2008/08/06(Wed) 00:31:44

召使い ユーディット

[笑顔をつくろうとする少年の様子に、痛ましいものを覚える。
今さっき口にしたことは、ただ希望論に過ぎない。
イレーネは狼を見つけるかもしれないが、そのイレーネは偽なのかもしれない。
自分たちは考えることはできるが、答えに辿り着けるとは限らない。
語り伝えられた御伽噺はあるが、語り伝えることのできなかった御伽噺もまた、あるだろう。
けれど。]

うん、一緒にがんばろう。

[微笑み返す。
ひょっとしたらこの少年が人狼かもしれない、そんな可能性もある。
そう諌める頭の中の声は、ひとまず無視することにした。]

きっと皆、不安に思ってる。
だけど……不安に負けて、諦めたらおしまいだから。

(18) 2008/08/06(Wed) 00:32:43

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生存者 (5)

エーリッヒ
182回 残7089pt
ティル
33回 残12071pt
イレーネ
131回 残8378pt
ハインリヒ
53回 残11613pt
ブリジット
19回 残12875pt

犠牲者 (3)

ギュンター(2d)
0回 残13500pt
ノーラ(3d)
16回 残13050pt
アーベル(4d)
160回 残7657pt

処刑者 (4)

ミリィ(3d)
132回 残9175pt
オトフリート(4d)
291回 残2806pt
ユーディット(5d)
152回 残8125pt
ユリアン(6d)
250回 残5714pt

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