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……何でもない。
ただ……
そう、ただ。騒がしい。それだけだ。
そして更なる変容は訪れた。
祈らねばならない。
探さねばならない。
黒き影から逃れる為には。
[オトフリートの声に耳から手を離しながらそちらを見。どこかぼんやりとしながらも応え、周囲の人物らを一望した]
震えることはありません。
私も居る。エウリノもいる。
[ゆるりと微笑む瞳の翠はどこか濁った色へと変じている]
宴はまだ始まったばかり。
さあ、貴女も楽しみましょう、ゲイト。
[ユーディットにはもう一度頷き返して]
騒がしい…。
[自らの手は後ろに回しつつ、ブリジットを見る。
そのまま少し考え込むように首を傾け]
ブリジット。
貴女はなにか「聴こえて」いるのですか?
[半信半疑、悩むような声で尋ねる]
はい…ロスト様。
[主から向けられた笑みと言葉に、従順な犬のように伏し従う。
父から伝えられた口伝と、脈々と伝わった血統が、骨の髄までイレーネを従順な獣の使徒へと変えていた。
ただエウリノの名を聞いたときにだけ、冷たくなった心に微かな熱が灯ったろうか。]
主様の喜びこそが私の喜び。
どうか、その心が渇きが満たされるまで。
狂乱の宴を。
[オトフリートの問いに、少しく間を置いてから]
――ああ。
聞こえている。ざわめきが。
意思が。呼び声が。
聞こえし者とは、呼ばれたる者。
御伽に伝えられるその者は……
私、だ。
[視線は落としがちに答え]
意志に呼ばれている?
御伽に伝えられる者。
[記憶の中を手繰る。最前の会話と欠落のある記憶と、そこから導き出されるのは二つの答え]
貴女のそれは天からの啓示ですか。
…信じても良いのですか。
[そう言うものの、首を振って]
私にはその真偽を断じることが出来ない。
ただ、希望となってくれればいい、と思います。
[担架が運ばれてくる。こちらを睨む自衛団員に首を縦に振る]
希望が打ち砕かれた時、訪れるのは絶望。
宴を彩るものの一つ。
[紅弧が動き、甘やかに囁く]
ええ、満たされるまで。
欲するままに求めましょう。
求めるままに食らいましょう。
[喰らう前の熱とは違う、どこか凝ったそれと共に]
[あたりの声もあまりに遠く感じて。
視界が暗くなっていくのが判る。]
ぁ。
[揺らいだ肩を支えた手に、引き戻されるように瞬いて。]
…ごめんなさい。
そうね、戻った方がいいよね。
[彼も、そうかもしれない。
そういう思考が無かった訳ではない。
けれど今は、その手が支えてくれなくては崩れ落ちてしまいそうで。
…本当は、この役目は彼のものでは無いはずなのに。]
[小さく頷いて、大人しく帰路へと。]
[抱き合うミリィの温かさは、とても嬉しかったけれども。
彼女を殺せと命じられれば、恐らくその手にかけるのは簡単だろう。
もっとも、それを命じる可能性があるのはエウリノくらいなものだろうか。
ちらとロストを伺う。
もう一人の主は、まだ乾きは十分満たされていないようだったが、宴に酔いしれているようだった。]
/*
ふと思いついたので。
ミリィを食べたいのは変わりないのですが、物語としてエウリノに襲撃される→駆けつけて食らいながら完全に狂気に囚われる、とかでもいいかなとか(ぇ
天からの啓示。どうだろうか。
地からの罪責かも知れない。
信じたい者は信じればよい。
信じたくない者は信じなければよい。
ただ、新たな声が増えし時には。
私はその結果を皆に伝えよう。
[普段よりも静かに、整然と伝え。担架や自衛団員達の動向を眺める。そしてそのうちに場を*離れ*]
[支えられるように寄り添って歩きながら、自分の腕をぎゅっと抱き締めて。]
…わたしには、特別な力なんか無いわ。
御伽噺みたいに、悪い奴を見つける力も…ましてや誰かの危機を救う力なんか持ってない。
けれどね、ひとつだけ…わたしにもできることがあると思うの。
ほら、わたし…酒場で働いて、いろんな人と話す機会が多いでしょ?
だから…
みんなの話を聞いて…変わってしまった人や、隠し事をしている人。
そういう人たちの違和感を、探せないかな…って。
あの、団長さん。
話し合いを…って言ってたよね。
団長さんはきっと、そうやって見つけてほしかったんじゃないかしら。
見つけられれば、他の人は助けられる。
だから…全員処刑して終わらせるなんて簡単な手段を選ばなかったんだと思うの。
[沈黙が怖くて、埋めるように言葉を紡ぐ。]
/*
そろそろ意識が危うく。
ミリィを美味しく食べちゃうんですね(こr
やるならエウリノが表に出てかつミリィが生きててロスト様も生きてるという、中盤〜終盤あたりになりそうですかね。
[向けられた意識に、こちらからも意識を向ける。
その奥に感じるのは一人の少女の気配。
艶めいた弧はゆるりと解け、楔が冷たく内に潜る]
…もう一人も見つけたようです。
[ゲイトと共にある少女に意識を向けたまま、熱の篭らぬ囁きを零す]
信じるも信じぬも己次第ですか。
貴女の言葉は含みが多くて…迷う。
[去ってゆくブリジットの背を見つめていると、自衛団の一人に強く手首を掴まれた]
っつ、逃げたりはしませんから。
手が使えなくなってはそれこそ仕事にも差し支えるのですよ。
[離された場所を眉を寄せて擦りながら]
分かり易いのもいいですが。
これは気分の良いものではありませんね。
[呟いた言葉は誰に*届いたか*]
「死せるものの声を聴く者。」
…ああ、だからあの人は。
違う世界を見ていたから。
[あんな風だったんだと理解した。]
生けるものを視る者、
死せるものの声を聴く者。
獣の牙に対抗し得る護り手。
宴の主賓が皆揃いましたね。
[どこか嬉しそうに呟いた。]
ねぇ、エーリィ。
…あなたは誰がそうだと思う?
難しかったら、そうじゃないって思う人でもいい。
[並んで歩き、視線は合わせぬまま。]
エーリィは変わらないねって、そう思ったの。
なんかさ、こうして気を使ってくれるのって…いつもどおりみたいって。
そんなだから、いいひとでおわっちゃうのかもね。
[宿の前、不安そうに立っている姉。]
ただいま、姉さん。
…ギュンターさんが……
[表情になにかを読み取ったのか、皆まで言わぬ前に姉は手を差し伸べてくれて。
宿の中へと連れ込まれたところで、ぺたんと膝が抜けてしまって。]
…姉さん。
怖かった、怖かったの…!
[しがみつき、堰を切ったように泣きじゃくる。
本当は、姉さんよりもあの人に泣きつきたかったけれど。
幼子にするように頭を撫でる姉の手。
小さな頃から姉の手首にある青い星型の痣が、加護を受けた印だとは知らされていなかった。]
ええ、揃いましたね。
[返す囁きはどこか虚ろ。
エウリノの聲が聞こえればようやく少女から意識を離し]
ああ、はい。
役者が揃えば、あとは盛り上げるだけです。
そうですよね?
[薄く薄く*弧が戻った*]
[遠くから届いたエウリノの声。
虚ろに、笑うロストの声。
それらを嬉しそうに聞きながら。
何故だか無性に、ユリアンに*会いたかった。*]
[次第に広がる、漣のようなざわめきの源へと足を向け、辿り着いた先に在ったのは死の臭い。
声こそ出さなかったものの、口には手を当てて僅かばかり眉を寄せた。滅多な事では動じないとは言え、慣れた光景ではない。
途中、姉と、それを支える、彼女の幼馴染みの姿が見えた]
ノーラ姉――
……、エーリ兄、ごめん、よろしく。
[自分にはその役目はないのだと、踏み出しかけた歩が止まる。それは、エーリッヒの役目でもないけれど。
幾許かの距離を空け、背中に向けて呟いた台詞は、姉に届く事はなかったようだった]
[入れ違いの形で、民家の隙間のような場所に立ち塞がる自衛団員のもとに辿り着く。男の制止の声は相手が“容疑者”であったが故に途切れ、静かではあれど、よく通る女性の声が聞こえた]
信じたい者は、か。
流石――フレーゲ先生。
解っていらっしゃる。
[肩に乗った猫の鳴き声は、同意か。
男の横をすり抜け、中心へと向かう。“原因”は既に覆われて直に見ることは出来なかったが、染める赤は見て取れた]
[視線を周囲に巡らせると、医師の男の姿があった。自衛団員が、彼の手を捕らえる。一連のやり取りを眺め、団員が距離を取ってから近付くと、丁度、落とされた呟きが耳に入った]
そりゃ、気持ち良かったら、
まともな人間とは言えないでしょう。
[そう返すアーベルは何方に感じているのか、傍目には読み取り難い。
何があったのかを問い、返る答えを、腕を組んで聞く]
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