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< 少女が抱き上げ、視線が交わったその時に、
透明な輝きを持った猫の眸は色を変える。
何も無い白から澄んだ青へ、
其処に淡い黄が加えられ、
次第に朱を帯びて橙に。
異なる色は混ざり合い、
夕暮れの如く深い藍と紅になる。
そのまま紫へ、
やがては黒に至るかと思えば、
不意に――ほんの一瞬、緑に染まった。
少女の記憶に残る空を映し出したかの如く >
< ――うなぁ。
白猫が、眸を細め、鳴き声をあげる。
その眼が再び開かれた時、
先程の色彩は泡沫の夢のように失せていた。
* 白金の眸は変わらず、少女を見詰めている *>
ええ、恐ろしいものですね。
[続かなかった言葉に口端が上がる。
けれどそれは呼ばれたことによってスッと消え]
イレーネ、来てはいけません。
見て楽しいものではありませんからね。
[諭すように返して、アーベルの言葉に頷く。
イレーネが白猫を抱き上げるのに目を細め、立ち上がりながらアーベルに一歩近寄り極々小さく囁いた]
/*
ひょっこり。
これはゲイト占われたっぽいかな。
妥当なところだとは思うけど。
NPC襲撃の件は早めにした方が良いかと。
ちなみに技師も食らう予定w
/*
早めに告知は賛成だけど私にその余裕はないでs
すいませんそっち宜しくお願いします。
[布の中から、堪えながらも途切れがちな甘い声が漏れ聞こえてくる。
時折満たされたような、囁かな笑い声に変わりながら。]
いつも食べられてるのでささやかに反撃(待
/*
ゲイト占われたようですね。
そして自分も占って下さいといわんばかりの動きになったなこれはと、笑いたくなる今日この頃。
了解致しました、エウリノ、ゲイト。
表を動き終わったら書いてまいりますよ。
[見ザル聞カザル]
/*
昼休憩ー。
万歳私占い。予定通り前に出たから盾になれましたと。
うちはどうしようかな…女将さんと姉さん食べられたら動くのは楽だけど色々ばればれな予感も。
ああみんな食べちゃえばいいのか?
宴の開幕にぴったりだし(ちょ
[淡々とした声は、青年にのみ届くかどうか。
懐から取り出した布で手に付いたままの赤を拭った。
白猫の鳴き声に更に目を細め、アーベルの隣から離れる]
当事者に話さないわけにもいかないでしょう。
貴方達が話すよりは穏便に済みます。
[落ち着いた声で自衛団員に言うと、イレーネの方へと歩み寄る。白猫を一瞬注視してから、少女の視線に合わせてかがみ]
気をしっかりと持ってくださいね。
…犠牲者が出てしまったのです。
ですから、この先はより一層気をつけていかなければなりません。
[じっとその目を見て、事実だけを端的に話す]
貴女には見分ける目があるという。
それはより狙われやすくなるということでもあるのです。
ですから、出来るだけ一人にはならないように。
何よりも自分の身は自分でもしっかりと守れるように。
…分かりますね?
[患者に説明する時のように、ゆっくりと諭すように]
/*
更新したら反撃がーΣ
中発言で何しとるか我ら、と自分でツッコミつつ。
ロストすまんが頼む。
鳩でも書き込みは出来るが、文字化けしないとも限らないし(´・ω・)
[漏れ聞こえる声に愛おしげに名を呼ぶ。
口元に笑みは浮かんでいたが、それが分かるのは傍にいるゲイトのみ]
真っ昼間だから軽くにしておこう(ぁ
[軽くイレーネの肩を叩いて姿勢を戻す。
目を上げればまた一人こちらに来る所で]
ユーディット。
ティルは戻りましたか?
[翠に浮かんでいるのは、少年を案じる色]
/*
書いてきましたよ。
タイミング的に私だとバレバレですけれどね(笑
他にも補足するべきだったら追記しますのでお願いします。
/*
あ、隔離されてるミリィの両親は食べませんから(爆
娼館の人々は必要なら全員食べてしまえば良いのでないでしょうか。それこそ狒々爺が呼び寄せる口実にも?(ぇ
[カインと目があって、何時ものように喉をかこうと空いていた手を伸ばして−気付く、違和感。
その瞳、ゆるりと光に煌めく宝石のようなそれは、さながらホワイトオパールのようで。
見とれるように見つめていれば、最後は見覚えのある色に変わった。
緑、いつかみた幸せの色。
うなぁと、猫の声にはっとした時には、もういつものカインのままだった。
幻にも見えたそれに、困惑しているようにカインを、そしてアーベルを見た。
少しだけ、喉が渇いた気がした。]
[囁きは、数秒の変化の間。
耳許に添えていた手を下ろす。
口唇が柔く、弧を描いた]
さあ。
僕は何時でも本気の心算ですが。
何を以て、本気とするのやら。
[離れていく男へと告げる声は普段通りの温度]
――試してみたいんですかね。
[心中に抱いた想いは、言葉にはしない。
嗚呼。己も大概、“まとも”ではないと思った。
何を言うでもなく、他者に声をかけるオトフリートを見やる。
*青に隠れた石は、何色を宿すか*]
視るモノ…。
[決して表で出すことのない、忌ま忌ましげな声が落ちる。
自分が何をされたかわかって。
これは主の敵だと、はっきり、アーベルを睨んだ。]
/*
さっきの発言落とした直後に圏外になったとk
>ロスト
NPC襲撃は今日だけ?
今後も何かあればやっても良いかなと思ってるんだけど。
進行ページの書き方だと今日だけって感じだな。
犠牲…誰が?
あの、まさか…
[怯えた顔で、同じ高さに合わせてくれた視線の人を見返して、もう一人、今日はまだ会ってなかった大切な人の顔を思い浮かべ尋ねた。
否定の言葉が返ってくれば、心底ほっとしたような、そんな顔をみせるだろう。
その後で、そう思ってしまったこと−死者に優劣をつけつしまったこと−を恥じるように俯くか。]
[諭すように告げられた言葉を、噛み締めるように、俯きはさらに深くなる。]
わかり、ました。
なるべく誰かの側にいます。
[とはいえ誰の側にいればいいのか。
娼館にもどればあそこはなまじ隔離された場所で、誰と過ごすことも今は出来ず。
何より容疑者の一人である自分と一緒に居てくれる人など−−同じ容疑者からしか思い浮かばない。
二人を信じている。けれども。
強く、腕の中にあるものの存在を忘れてたように体を抱きしめたら、カインはむっとした様子で逃げ出したようだった。**]
/*
流し読みのせいでどこが直ったか分からないけど(滅/ごめん)、あれなら良いと思う。
早く帰りたいと思った大馬鹿者は飯食ってきまノシ
ん。
[アーベルの声には、こちらも短い挨拶で返し。
アーベルとイレーネ、ああ、この二人がいるのか、と改めて意識する。何気なくイレーネの方を見遣り――
彼女が抱いたカインの瞳が刹那、万華鏡のように瞬いたように見えて。]
え。
[ぱちんとまばたきひとつ。
目を開けたときには、カインはいつもと同じ瞳の色に。
オトフリートに声をかけられることで、我に返る。]
あ、ええ。たぶん、大丈夫だと思います。
[ティルを残してきた背後をちらと気にしながら答える。]
あの、ブリジットさんはどうしたんでしょう。
さっき広場で急に叫び始めて――。
遠ざけてくださって、ありがとうございました。
一端の働きをしておりますが、あの子はまだ幼い。
それに、お父上を失ってからもまだ時が浅い。
癒えぬ傷に塩を塗るような真似はしたくありませんでしたから。
[背後を気にするユーディットにそちらへ視線を向けて。
少し声を潜めながら小さく息を吐いた]
…何かが『聴こえる』のだそうです。
それが何であるのかまでは教えていただけなかった、いや、私では理解できませんでしたが。
いえ。
そうですね……まだ子供なのに。
こんなことに巻き込まれてるだけでも災難なのに。
できるだけ、そういうものは見せたくないものですね。
[端的な単語は口には出さず。
潜められた声に、首を傾げた。]
聴こえる。
それは、いつもの……塔が何とか、というのとは違うんでしょうか。
それとも本当に何か聴こえて……?
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