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[語れば語るほど、言葉は毒に塗れていく。]
…歳喰うとロクなことにならんな。
なぁ、姐さん?
[今は感じる事の出来ない、命竜王に向けて呟いた。]
―東殿・命竜の自室―
独りでいても複数でいても、悩みは尽きないという事ね。
[少しだけ肩を竦める]
氷破が特注製のですからね。安眠快適間違いなし。
[冗談交じりの話は、そこで終えて。
若焔に関する部分には、こくりと頷き]
……確かに。
現状では伏せておいたほうがいいのかも、知れません。
私も、必要に迫られるまでは他言しませんから。安心してください?
[どこか困ったように、少しだけ微笑んだ]
―東殿・命竜の自室―
[そして、一度だけ軽く伸びをして]
長く居座ってしまってごめんなさいね。
それと……ありがとう、かしら。
[薄く、穏やかな笑みを浮かべて命竜へと告げる]
また何かあったら、お邪魔するわね。
それと逆に、何か役に立てそうなことがあればいつでも呼んで。
それじゃあ……おやすみなさい。
[そして氷竜は、ドアを閉じ、部屋を出て行った]
[そして直ぐにまた、命竜の部屋のドアが開かれて]
……部屋までのエスコート、お願いしても?
[命竜を見上げ。困ったような微笑みで、*呟いた*]
―東殿・自室―
別に好きにしていいさ。
氷竜殿が信じようとする竜に言うのも、言い切れなくて黙っとくのもな。
ちうのも。そもそも俺が言い出すと胡散臭いって話だからな…。
[まぁ自分の事は色々理解してます。]
寝る前のお話にゃ満足してくれたかね?ならよかったわ。
こちらこそ、どういたしましてと。
[へらり笑って、閉まるドアを見送りかけて。]
―東殿・自室―
[再び空いたドアに、一瞬疑問符が浮かんだが。
見上げ伺うような言葉には、何時もの変わらない、軽い笑みを湛え。]
どうぞ、氷竜殿。
[そう返し。ブリジットを部屋まで送り届けた。]
―東殿・自室―
[さてブリジットは気づいただろうか。
あの時、彼女の周囲には、彼女の中から漏れるように琥珀色の光は零れ出ていたのに。
クレメンス自身にはまったくその兆候が見られず、光はただ周囲を舞うばかりだったというとに。
氷竜を送り届けた後は、自身は真っ直ぐ部屋に戻り、ベットにぼすりと倒れこむ。
それから眠り落ちるまでに、大して時間は*かからなかった。*]
まぁ、俺がダーヴィットが揺れているとか。
ほかに言うつもりは無いんだけどな。
[即ち二竜目を探すつもりは今の所、ない。]
あとは…そう、アーベルか、オティーリエを…
[呟きは途中で疲労に紛れて消えていく。
嘘つきの仮面は、*深く顔に収まっている。*]
/*
……ぅぉぃ、きみら。
ほんとにもー。
ちゃんと休んでらっしゃるならよかですが。
そして、やあ、これは楽しい展開になってきましたよwwwww
うーん、呪殺、おきるかなあ。
この設定だと、呪殺はPL視点=占確定・PC視点=狼疑惑になるるんで、色んな意味で難易度高いのよね。
だから勇者と言ったのだが。
ところで、これで霊対抗まで出たらかおすの加速が素晴らしいんだがw
さてさて。
つうか、例によって投票どないすべなぁ……。
無差別の犠牲者になって、場が動きそうなとこ……って。
むむう。
/*
ちなみに、投票でふぉは。
氷破です。
だから、ここはダメだってばwwwwww
個別に情報持ってんだからwwwwww
まあ、例によってぎりぎりまで考えよう、うん。
― 螢火の丘近辺 ―
――…還れや。
[ 黒き布を掴んだ手を引く。軋みの音と、鈍い手応え。
些か手に力を籠めすぎたか、布に覆われたそれはくぐもった悲鳴をあげ、直後、躯は崩れ黒い靄に成り果てて散り失せる。影にも似た姿に、眉間に皺を寄せた。]
不快な。
[ 平時より長く伸びた布を手繰り寄せ、肩掛けへと編み直す。
足許に先程の「鳥」の残した羽根が見えた。
やはり、かの王の翼を彷彿とさせる。]
[ 捻りを加えられ、羽根は黒に還り霧散する。
案ずるより、憤りが先立った。]
全く、彼奴め。
[ 剣の所在を想う。
何処にあれど、見つければ為す事は一つだが。
しかし今一時は、無用に浪費した力を回復させる為、*影を還し眠りにつく*]
―上空・蒼天の座近辺―
[翼で気流を捉えつつ、上へ、上へ。
天翔は本来心地よいものだが、しかし、今は]
……やっぱ、落ち着いてねぇ……やべぇな。
[風の流れの微妙な乱れは、不安感を煽り。それは、蒼天の座に近づいた時、より顕著なものとなる]
んげっ……マジかよ、これ。
[空中庭園を常より包む乱気流。
それを飛び越える事は、全ての風竜が最初に体験する『試練』とかいう話はさておき]
兄貴が封じられた影響か……ったく、めんどーだなっ!
[苛立ちを込めて呟きながら、突破を仕掛ける。
風に動きを阻まれた事など生まれてこの方一度も――否、一度あったきりで。
その時の記憶を振り払うよに、大きく翼を羽ばたかせる]
―蒼天の座―
[激しさを増した乱気流の壁を抜け、草原へと降り立ち、竜から人へ姿を変える。
見回した蒼天の座は、一見すると代わり映えなどはないようにも見えるのだが]
ねーさんたちは……。
[呟きに答えるかの如く、風が運ぶ声。
見やればこちらへ駆けてくる金髪の女性――姉の姿と]
ねーさん! 無事で……って、でええっ!?
ねーさん、早くこっち……つか、それ、触ったらやべっ……。
[遅かった。
姉も純血種の風竜、好奇心は強いんです。
血は争えません、さすが姉弟]
……だああああっ!
まーたーかーよおっ!
[絶叫しつつも、銀のロッドを握る手にためらいはなく。
混沌のカケラの変化した巨大な蠍との戦いが*始まる訳です*]
―竜皇殿―
種ですか。
[ユーディットの話す内容を聞き、そして呟く。
問うたのはブリジット、答えたユーディットは手段を持たぬという。
どこか騒がしい集団に目を向けたけれど、結局問うこともなかった。]
[疾風の竜が飛び立ってゆく。
そしてまた問いと、答え。
幾つも繰り返されるそれを聞き、自分はここに残ると東殿へ向かった。]
わかりました。
後ほど、試してみます。
[結界を見て、それから目を閉じる。
続く言葉に、小さく笑った。]
はい。誰かをつれてゆくなど、考えておりませんでしたけれど。
[クレメンスの疲れは、感じることはできた。
ただ、心配の声はなげなかった。]
[自分もまた疲れを覚えている]
――力は、剣。
[奪わねばと、心の奥で蠢く望み。]
―東殿:客室―
[重い頭をあげると、散らばった紅い髪が集まる。
また暫くの間眠っていたようで、溜息と共にベッドから降りる。ずるりどさりと、重いものが落ちるような音がした。]
…種。
[ユーディットが言っていた言葉を、呟いてみる。
窓から外を見ると、ふよふよと浮かぶ「混沌の欠片」がちらほらと視界に収まり、眉を顰めた。
そのまま視線を上に向けると、分厚い雲が遥か東方に見える。
窓を開き、ピィと指笛を吹くと即座に薄紫色の毛に覆われ前足の根元に翼を蓄えた獣がパリパリとした音と共に現れた。]
そう、落雷が。
有難う御座います、引き続き何かありそうなら知らせてもらえると。
後浮いている黒い「混沌のかけら」には触れぬよう、伝えておいて下さい。
[獣は大きく円らな瞳で彼女を見上げて頷くと、再び光の板のような形になって東の方へと、消えた。]
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