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家でゴタゴタがあって昨夜は覗けなかったのですが――
…はて。
話の流れがさっぱり見えなくなりましt(
…今日は休みですし、頑張って読みますか…λ...
―夜:東殿・客室―
[部屋の中は暗い。
灯りの一つもつけず、窓の縁に腰を下ろしていた。]
力ある剣
混沌の欠片
揺らすもの
[細い声が紡ぐ、いくつかの単語。
微かな音を立てて、窓が開く。]
[西の方を見て、しばらくはそのままでいた。]
[宵は眠りを導く。
暗闇の中、微かに踏まれた土が抗議するように音を立てた。
特別に何か気にすることもなく、向かう先は、]
―→西殿―
[張られた結界。
闇の中だからか、いつもよりも暗い翠の双眸は、中を透かすように見た。
勿論、なんら変化は生じていないのだが。]
[闇がその手にまとわりつく。
しかしそれは何一つすることなく、離れた。]
[近くに、混沌の欠片がある。
触れはしない。]
――王。
[呼びかけようとも、答えもない。
表情はそっと闇に隠れた。]
[苦い表情で、中を見透かす。
今は其処には入らないけれど、どうやらギュンターが暴れているようだった。]
[結界は壊れない。]
[剣のありかはわからねど、表情だけは笑みを刻んだ。]
[それから、しばらく後。
そっと離れ、東殿へと戻る。]
[部屋の中にも空気は入り込み、変わりに外でカーテンがひらひらと揺れていた。]
[どうせこの時間、誰も起きていまい。
室中に体とカーテンをしまいこみ、替えの服を持つと浴室へ。]
[闇の中、微かに零れる*水の音*]
[一旦眠りに落ち、再び目が覚めても疲労は完全には取れていなかった。
だが寝台からは起きだし。ゆらり、転移し向かう先は。
首の後ろ、刻印が薄く光る。温かみは感じたが、痛みはなかった。]
[老兵が結界の中で混沌のカケラを退治したのと、クレメンスがそこに現れたのはほぼ同時。
ギュンターは現れた一応は顔見知りの竜に顔をしかめた。]
よぅギュン爺。景気はどうだい?
[いいはずあるわけないが。]
[老竜はいくらか怪我をおい疲れていたようだった。
クレメンスと口をきくのも億劫だといわんばかりにぐったりと壁を背にし、座り込む。無理に腕をぐいと取ると、直ぐさま振り払われた。
まぁまぁと言いながら、肩を叩く。二度三度。
それも直ぐさま振り払われたが、触れた所から粒子―すなわち癒しは流れ込み、ギュンターの傷を治した。
傷が癒えても、老兵は俯いたまま、立ち上がることはしなかったが。]
とりあえず大事な事だけ言ってとくわ。
その辺ふよふよしてる黒いやつには触んない方がいいぜ。触らなければ、モンスター化して襲ってくるこたぁない。
ま、早めに結界は解くようにするから…大人しく待ってろ。
あんまし暴れるようなら、大事な卵姫にもちと痛い目見てもらう事になるぜ?
[そうへらり軽薄に笑いながら言った後のギュンターの顔は――滲み出る怒りを隠そうとはしなかった。]
[ちなみに。
何度も本人が言っていたが、他人を傷つける事はできない。
ギュンターがあまり暴れないようの配慮もあったが、なにより
怒れる老竜はエルザを傷つけるなと声を荒げ。
何より強い憎しみをこちら側に向けた。
へらり、笑みは、相手をより煽る。]
…まぁ大人しくしてな。
俺の願いが叶ったら…全部解放してやるさ。
[言い方を変えた物言いは、さも自分が原因と言わんばかりで。
じゃぁなと再び消える時まで、笑みは絶やさず道化のまま。
ギュンターの怒れる表情は、消える直前まで見つめていた。
心話に落ちない会話は、夜の合間に静かに始まり、*終わった。*]
―東殿―
[暫し、雷光の残滓が目に焼きついてチカチカとする。
そのまま窓を開けて、長い時間外の空気を愉しんでいた。
闇夜を切り裂く鋭い光とは対照的な柔らかい朝の光が照らしだす頃、身支度を整えて中庭へと出た。
ゆったりと、老婆がそうするようにベンチに座って空を見る――見た目はせいぜい20手前の少女なのだけれど。
張り詰めた空気の中、上空にふよふよと浮く混沌の欠片を見上げて溜息をついたりしつつ、それなりに色々思案を巡らせては飛沫のように弾けさせ、独りの時間をすごしていた。]
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