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…! あ…
[凝縮された闇が一寸解き放たれる様に仔の腕へと絡みつく。
己へと届く直前に、欠片はその形を変えて引き下がるが――
此処までこれば幼子の眼にも、それが異常だと感じ取ることは既に容易い。
怯えるように一歩、その小さな足は下がる。
姿を変えたそれは瞬きの間に肥大し、幼子の遥か幾倍の大きさへと変貌した。]
……っ!
[振り下ろされる触手の撃を防ぐは突如現れた一陣の風。
とっさの事に何事か判らず、幼子は眼を見開いた。]
ところで
勝手に風の魔法を前に展開させたんですが。
……実はオトを守るための陣だったら、どうしよう。とか
今更ながら思い当たった…しまった。大丈夫かな。orz
逃げて!
[ティルに指導を受けて良かったと思ったかどうか。
発動した魔法は、子を守るのに確かに成功した。]
[闇の少ない朝方だ。戦うには不利。
しかしせねばならないときもあるのだ。]
[まったく、本当に時折荒事に絡んでよかったと、子を守るために、わずか引いたそれとの間に身を滑らせた。
唱えた呪文は、成立。]
切れ!
[入り込む風は刃となり、触手を切りつける。力は人とたいして変わらなく、弱いが。]
確か……此処を曲がって……あそこを直進して……。
[全速力で走りながら、いまだあまり覚えてない東殿のMAPを思い浮かべる]
「―――」
[後ろからは、それに追いつけずも、引き離されずにずっと混沌のカケラが追いすがってくる]
……しつっこいわねぃ!
で・も!後は、そこの角を曲がって……!
[速度を緩めずに、十字路を曲がる。
―――と、そこにオトフリートとベアトリーチェの姿が見えた]
―――お仲間さん!?
って、あああ、そんなに荒事に強そうなメンバーじゃないかしらぁ……。
―――ああもう!なんか、他にもいるし!
[その仲間を発見したと同時に、もう一つの混沌のカケラも発見]
「…! 闇竜殿!」
[欠片との間に立ち塞がる人物に、私は声を上げた。
しかしその通り、力を持たぬ仔が傍に居ては、妨害にしかならぬ。]
「ベアトリーチェ様、お逃げ下さい。
この場は貴方様には危険過ぎます故!」
[仔には逃げろとの言葉に従えと促せど、足が竦んだか一向に動く気配を見せぬ。
一、二歩と更に下がりはすれど、ただ声も上げず怯えるのみ]
[子が逃げ出せぬ様子を感じとり、攻撃のために開いた口を変える。
守るための陣ならばと、昔使った言葉を重ねた。]
――界!
[簡易の防御壁。
子を守るために、風はそのまわりを廻るはずだが、発動を目でみれはしなかった。]
[子の方をむいた為、敵は背後というせいもあったが。
見えてしまったアレが、呪文より声をあげさせたせいだ。]
だから服を着――!
[叫ぶ言葉は、向こう側のかけらに気づいたからか、
それとも、背後からの攻撃を背に受けるせいか]
……オトフリート!?
えっと。ああ、もう!ごめん、もうちょっと待っててねぃ!
[攻撃を受けたオトフリートへと声は上げたが、速度はゆるめず、そのままオトフリートとベアトリーチェの横をすり抜け、そばにある扉を開けて飛び込んだ]
―――。
[ざぷん。
大きな波音を上げて、ナターリエが浴槽へと飛び込む。
体の隅々まで染み渡る、水の心地よさ。
その冷たさは寝起きの頭に丁度よく、神経が針の先程鋭くなる感覚。
速やかに―――覚醒していく。
少しだけ恍惚の表情を浮かべると、薄い笑いを浮かべて、水を体にまとわりつかせる]
―――さあて……。
反撃の始まりかしらぁ?
[水を体中にまとわりつかせた姿―――少しだけ濁っているので、体の各所は隠された―――で、浴室から静かに回廊へと移動した]
/中/
……今気づいたが。
なんかギャグキャラになっているような気がする……。
全裸キャラは最初から考えていたので自分的に無問題だけど。
─回想─
[粗方の情報交換が終わり、各竜共各々の行動を取り始める。それを見やると、己もその背に砂で作られた翼を展開し、宙へと舞う。目指す先は我らが竜王の身体たる、果てなき境界──]
[中に戻ろうとした途端だった。
走る足音と扉が叩きつけられるような音が聞こえた]
まさか。
[嫌な予感がして、その音が聞こえた方へと走る]
― →東殿・回廊―
─明け方・果てなき境界─
[ザムエルは休むことなく飛び続ける。目的地の果てなき境界は竜郷全体を囲う峻険。中心部にある竜都から目指すとなると、かなりの距離がある。現状を考えると休む気にはなれず、一刻も早く辿り着くよう急ぎ空を駆けた。
空が白む頃、ようやく果てへと到達する。地竜王の身体たる険峻、それを目の当たりにして顕著に感じる変化]
大地が揺れておる……。
これもまた地竜王様が封ぜられし影響か。
[断続的な揺れ。今は微弱なものではあるが、その回数は尋常ではなく。また、封印が長く続けばその揺れは日に日に大きくなっていくことだろう。
その様子に顔を顰めながら、地竜王留守の際に果てなき境界へと配置される留守居の者達を探す。宙を飛んだまま、探し回り、ややあって聞こえてくる喧噪]
……まさかとは思うが。
[嫌な予感と言うのは当たるものです]
「ええい、何じゃこいつらはっ!」
[喧噪の先では案の定、逃げ回っている腐れ縁の爺と数人の若き地竜。その後ろには、広い範囲で地面を覆う黒いものが彼らを追いかけている。良く見ればそれは無数の小さな虫。そりゃもううじゃうじゃと。
若き地竜達が技を繰り出し進行を止めようとするが、如何せん一個体ではないために、何匹かが潰されても周りの虫が合間をぬって更に進み出てくる。何度やってもキリがない]
なーにをしとるかお主らはっ!
[逃げる腐れ縁他の横を並走するように飛び、怒鳴り付けた。収拾をつけられぬ不甲斐無さと、彼らが混沌のかけらに触れていた情けなさが言葉に乗る。エルザが発した警告は間に合わなかったようだ]
「おー! ザムエル良いところに!
こいつら蹴散らすの手伝えぃ!」
何だってお主らあれに触っとるんじゃ!
「話は後じゃ!
あれやるぞあれ!!」
えーい、仕方のない!
[話している場合でないことは確か。「あれ」と言われてザムエルは簡易な印を組む。それに呼応するように周囲の砂が大きなうねりとなって鎌首を擡げた]
砂塵縛!
[うねる砂は行く手を阻むように黒い集団を囲い込み、凝縮するように一か所へと集めて行く。
ザムエルが黒い集団を食い止めている間に、腐れ縁の爺も印を組み、砂塵の上空に巨大な岩石を組み上げていた]
「よぉーし、行くぞーぃ!
ギ ガ ン テ ッ ク プ レ ェ ス ! ! 」
[掛け声と共に、組み上げた巨岩を砂塵へと勢い良く落とす。逃げ場を無くした黒い集団はなすすべなく巨岩に押し潰された。大きな衝突音を響かせた後、辺りは静寂に包まれる]
……お主、相変わらずネーミングセンスが無いのぅ。
「何おぅ、カッコ良かろうて」
[静寂の後になされたやり取りは、何とも間抜けなものだった]
[事態が落ち着いてから、先程の追いかけられていたモノも説明をし、郷の状況を教えてもらい。情報交換の後に再び砂の羽を広げる]
他の者達への伝達を忘れぬようにな。
あれは触らずやり過ごせば厄介なことにはならんはずじゃ。
「おぅ、承知した。
こっちのことは任せておけぃ。
おんしこそヘマするでないぞ」
だーれに言うておる!
貴様よりは上手くやっとるわい。
「何おぅ!」
[相変わらずのやり取りをして、いがみ合いの後にようやく竜都へと飛び立った。
様子を眺めていた若き地竜達は、”喧嘩するほど仲が良い”と認識していたり]
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